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首がすわらない、言葉がでない、ハイハイしない…何かおかしいと思った矢先にわかった「発達障害」

生活・趣味
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私の息子は、自閉症スペクトラムです。

息子は、出産予定日から2週間早く産まれました。産まれたばかりの息子を抱きかかえ、出産の痛みや産まれてきてくれた感動などが入り混じり、分娩台の上で号泣したのを今でも鮮明に覚えています。

私が始めて息子に「あれ?」と感じたのは、出産後、自宅に帰ってきてからのことです。入院中も昼は寝て夜になるとよく泣いていましたが、単に昼と夜が逆転していると思っていました。ですが自宅に帰ってきてからは、昼も夜もお構いなしに延々と泣くのです。

おむつを替えても、ミルクをあげてもご機嫌になることはなく、ずっと泣きっぱなしでした。私は、家事はもちろんトイレに行くことも食事を取ることもできず、まだ首のすわらない息子を心身ともに疲れ果てながら一日中抱っこして過ごしていました。

そんな矢先、また新たな疑問が浮かびます。

市の4ヶ月検診が1週間後にせまってきても、まだ首が全くすわっていなかったことです。検診時、理学療法士さんに「丁寧に扱われすぎて、いろんな刺激に対して反応が弱いのかも」と言われました。

結局首が完全にすわったのは、6ヶ月になろうとした頃のことでした。 関連記事:もしかして自閉症?目線が合わず言葉の出ない息子を発達相談に連れて行くと…

離乳食はよく食べ、苦労することなく進みました。でも、1歳に近づくにつれて、息子の変わった動作が目立つようになります。

普通なら言葉が出始めるこの時期、息子は全く言葉は出ず、その代わりに、指差しをするようになりました。離乳食を何品か用意すると、なんと次に食べたいものを息子が指差しするのです。

試しに違うものを口に運ぼうとすると、首を振り口を開けようとしませんでした。

運動面でも、どんどん動き回るであろうこの時期、息子は全くハイハイをしませんでした。腹ばいにしても動こうともせず、ハイハイの代わりなのか、仰向けになり足で床を蹴り、頭をすりながら進んだりしていました。

変わった行動や動作の続く息子に不安を抱きながらの1歳6ヶ月検診。

「発達障害」という言葉を聞いたのは、この時が初めてです。

その数ヵ月後、発達審査をすることになりました。

実年齢1歳8ヶ月でしたが、その時点で1歳前後ほどの発達だということがわかりました。私はこの結果を聞いた時、「8ヶ月程遅れているだけ」とそんなに深刻に考えていませんでした。その後2年近くもこの状態が続くなんて、この頃の私にはわからなかったのです。

しかし、その捉え方が幸いしたのか、必要以上に焦らずに見守ることができたのは良かったかもしれません。

自閉症スペクトラムは治るものではありませんが、改善することは可能です。日進月歩、息子と一緒に歩んでいきたいと考えています。 関連記事:あれ?もうみんなそんなことができるの…?1歳半検診で目の当りにした発達の差 by モンズースー

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