『12月8日はなんの日?』ジョン・レノンの命日、悲しみのなかチャートを駆け上がった最後の全米No.1ソング

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『12月8日はなんの日?』ジョン・レノンの命日、悲しみのなかチャートを駆け上がった最後の全米No.1ソング

 12月8日はジョン・レノンの命日である。今から36年前の1980年12月8日、ニューヨークの自宅アパート・ダコタハウスの前でジョン・レノンが射殺されたというショッキングなニュースが世界中を駆けめぐった。ジョンは当時40歳、妻のオノ・ヨーコとともにスタジオから帰宅したときの出来事だった。

 ジョン・レノンといえばビートルズ時代にポール・マッカートニーとのコンビ、レノン=マッカートニーとして史上もっとも多くの全米ビルボードNo.1ソングを生み出しているが、意外にもソロとしての全米No.1ソングは2曲のみ。ジョンにとって記念すべき初の全米ビルボードNo.1ソングは、1974年『心の壁、愛の橋』からのシングル「真夜中を突っ走れ」。1971年にアルバム『イマジン』が全米ビルボードNo.1アルバムとなったものの、今も“愛と平和のテーマ”として世界中の人々に愛されている同名シングルの最高位は3位。意外にもソロとして全米No.1ソングを生み出したのは、ビートルズの元メンバー4人のなかで一番最後だった。

 そして、もう1つの全米ビルボードNo.1ソングは、約5年の主夫生活を送っていたジョンの復帰作となったヨーコとの共作『ダブル・ファンタジー』(1980年)からのシングル「スターティング・オーヴァー」。同曲は11月のアルバムのリリースからわずか3週間後、ジョンの突然の訃報を受けてチャートを一気に駆け上がり、その後5週にわたり首位を獲得。皮肉にもこれがジョンのソロ・キャリアにおいて最大のヒット曲となっている。

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