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聴き心地は抜群!音楽性の高い密度の濃い、ジョン・レジェンド『ダークネス・アンド・ライト』(Album Review)

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聴き心地は抜群!音楽性の高い密度の濃い、ジョン・レジェンド『ダークネス・アンド・ライト』(Album Review)

 R&Bシンガー、ジョン・レジェンドの3年ぶり、通算5作目となるアルバム『ダークネス・アンド・ライト』が、海外で2016年12月2日、日本では12月7日にリリースされた。

 自宅リビングから生配信するという、異例のプロモーションを行った先行シングル「ラヴ・ミー・ナウ」は、カルヴィン・ハリスの「マイ・ウェイ」や、コールドプレイの「アドヴェンチャー・オブ・ア・ライフタイム」など、どこか英国ポップっぽさを感じさせるアップ・テンポのナンバーで、これまでとは違う、新しいジョン・レジェンドが堪能できる。

 2ndシングルとしてリリースされた、「ペントハウス・フロア」は、チャンス・ザ・ラッパーをゲストに迎えた“これぞソウル”と聴き手を唸らせるナンバーで、後半で盛り上がりをみせるゴスペル調のコーラスと、ジョン・レジェンドのボーカルに、ただ聴き入ってしまう。チャンス・ザ・ラッパーの他にも、R&Bシンガーのミゲルや、アラバマ・シェイクスのブリタニー・ハワードなど、ゲスト陣も実力派揃い。

 ロック調の「ホワット・ユー・ドゥ・トゥ・ミー」や、ジョン・レジェンドらしいスタンダード・ナンバー「テンポラリリー・ペインレス」、自身初の全米No.1をマークした「オール・オブ・ミー」(2013年)を彷彿させるバラード曲「アイ・ノウ・ベター」など、幅広いジャンルの楽曲が並ぶ。どういった楽曲も、自分色に染め上げてしまう、ジョン・レジェンドの歌い手としての力量は、今さら何をといったところだが、しいていえば、これまで以上に包容力が増したように思える。今年5月に生まれたばかりの長女の存在が、歌に反映しているのかもしれない。

 制作、プロデュース共にジョン・レジェンド自身が担当し、共作プロデューサーとして、アラバマ・シェイクスの『サウンド&カラー』(2015年)や、ジム・ジェームスの『エターナリー・イーブン』(2016年)などを手掛けた、新鋭プロデューサー/シンガーの、ブレイク・ミルズが参加している。

 前作『ラブ・イン・ザ・フューチャー』(2013年)の大ヒットを受けて、次作は思い切り“売れ線”を狙うのかと思いきや、アーティストとしての意地を見せた、様々なジャンルが混在した、音楽性の高い密度の濃いアルバムに仕上がっている。とはいえ、聴き心地は非常に良く、リラックスしながら聴くにも最適。ジョン・レジェンドは、やはり才能溢れるアーティストだと、改めて実感した。

Text: 本家 一成

◎リリース情報
『ダークネス・アンド・ライト』
ジョン・レジェンド
2016/12/07 RELEASE
2,592円(tax incl.)

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