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天月-あまつき-、集大成ともいえるワンマンライブ「今夜、君が待つあの丘へ」開催

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天月-あまつき-、集大成ともいえるワンマンライブ「今夜、君が待つあの丘へ」開催

天月-あまつき-が、ワンマンライブ「箱庭ドラマチックTOUR 2016 〜今夜、君が待つあの丘へ〜」を11月20日に東京・豊洲PIT、12月3日に兵庫・神戸国際会館こくさいホールで行った。

今年の初夏から「箱庭ドラマチックTOUR 2016」の名のもと、アコースティックライブで構成された「僕らの夏色音日記」からバンドスタイルでの「looking for a shooting star」と2つのツアーを経て、今回の「今夜、君が待つあの丘へ」は集大成ともいえるライブで豊洲PITと、神戸国際会館こくさいホールの2か所で開催。天月-あまつき-が半年以上をかけて得た経験がすべて詰まったものとなった。

今回は豊洲PITで行われたライブを中心にレポートをお届けする。

先だって今回の「今夜、君が待つあの丘へ」のために、シンガーソングライターの奥華子による書下ろし提供のテーマソング「君が待つあの丘へ」の歌唱動画が動画共有サイトにアップされ、今回のライブの世界観を捉えたものとされているため、その壮大な世界観にファンの期待感も高まっていた。

天月-あまつき-のワンマンライブは「物語」があり、それに沿って構成されるため、優しい曲も、激しい曲も、かわいい曲も、ストレートに伝わってくることに定評がある。今回はステージ背面の巨大なスクリーンで様々な情景を映しながら、心をキュンとさせるような朗読を組み合わせ、より明確に天月-あまつき-が表現したいストーリーが伝わりやすい演出となっている。

今回は夏のツアーでも登場した天月-あまつき-自身が扮するストーリーテラーが古めかしい図書館に登場。7月にリリースしたメジャー2ndアルバム「箱庭ドラマチック」よりリード曲「流れ星」からスタート。真っ赤なペンライトが一気に客席を埋めつくすと同時に大きな歓声があがった。

急速に会場の熱が上がった後、映画のオープニングテーマのように映像を用いて朗読とともにスクリーンで物語のプロローグが展開されていく。会場中が静かに映像に魅入り、気づかないうちに天月-あまつき-が用意した世界に完全に入り込んでいる。

その静けさを打ち破るように天月-あまつき-は白いロングカーディガンに薄い水色の裾の長いシャツとゆったりとしたカジュアルな装いに変わり、疾走感あふれるロックナンバー「White Line」を披露、「会場へお越しのみなさん!こんばんは!天月-あまつき-です!」と弾ける笑みを見せ、天月-あまつき-のライブでは定番の会場と一緒に声出しタイム。

「女子ー!」の呼びかけに大きな声援が返る。「男子ー!」の声に男性ファンも負けじと声を上げる。世界観に浸らせながらも変わらない天月-あまつき-のパーソナリティにハッピーな雰囲気に転じる客席に、親友でもあるシンガーソングライター・佐香智久による「気まぐれメリーゴーランド」のフリを教えてからパフォーマンスへ。

続く「お邪魔チックLover」もコミカルな雰囲気で客席を満たした。歌詞に合わせてくるくる回るファンのペンライトのそれぞれが小さな「メリーゴーランド」のようで美しい。その後スクリーン上ではスマートホンでの男子と女子の会話のやり取り風の映像に。その会話の男子は天月-あまつき-による音読。客席の女性ファンから「かわいい〜」の声が。

そして12月にリリースするメジャー2ndシングル「DiVE!!」の衣裳でもある黒字に大きく星のプリントされたロングコートでかなりロック色の強い装いに変わった天月-あまつき-は続けて「Starduster」「1/6-out of the gravity-」を披露した後、「今日初めてやる曲を」と告げ、客席からの大きな歓声のなか、テレビアニメ「デジモンユニバース アプリモンスターズ」のオープニング主題歌となった「DiVE!!」を披露。ステージ狭しと走り、曲の終盤には膝をつくほどの激しいパフォーマンスとなった。

ロックナンバー「シューティングスター」「コスモノート」と続き、会場が一体となった後、「愛鍵」からピアノバージョンでの「Dear Moon」とバラードで心をぎゅっとつかむような切ない歌声を聞かせる天月-あまつき-に、どちらかと少年のような声と爽やかで実直なキャラクターからかわいらしいイメージで見られることの多い彼だが、男らしい部分と、その真逆の少し弱い部分を同時に見せられたような衝撃的なゾーンとなった。

再びここに至るストーリーか映像とともに語られたあと、天月-あまつき-はアコースティックギターを持って登場。この日のためにCD制作やライブイベントの忙しい日々の中で練習したというギターで「Dear」「ツナゲル」を披露。

「ツナゲル」とその後披露された「LIFE!!」は天月-あまつき-としてほかの曲とはまた違う特別な思いを込めて作った曲。「LIFE!!」は東日本大震災で被災され未来へと復興の道を歩む方々へ向けた楽曲、「ツナゲル」は熊本を中心とした大地震の後、被害にあわれた方々へ、そして東日本大震災の被災者の方々へ想いを寄せて作られたナンバーだ。

イメージカラーの赤色に埋め尽くされていたペンライトが、一気に虹を描くように様々な色に輝きに変わり、曲に込められた思いがその色の変化に乗るようにして、風がそっと背中を押すようにやさしく会場を包み込んだ。

実は虹のようにペンライトが変化するこの演出は天月-あまつき-とスタッフからのサプライズ。天月-あまつき-は顔をくしゃくしゃにしてスクリーンに映る会場の様子を指さしながら「ほら、みんなの光がきれいに映ってるよ!!」と喜びをみせた。

「みんな行くよー!!」というハツラツとした天月-あまつき-の声にライブの定番曲となる「ネバー・エンドランド」で再び赤いペンライトの海が大きくうねる。

そして、続くMONGOL800のカバー「小さな恋のうた」は、10代のファンも多いため、リアルタイムに聞いてはいなかったファンも多いかもしれないが、まるで昔から知っている曲のように会場のファンもともに歌った。この曲は夏から動画共有サイトに公開されているが、1000万回を優に超える再生数となっており、色あせない曲のパワーと天月-あまつき-の声の親和性を見せつけた。

さらにこれを聴かずしてはライブが終えられないと思うファンが多いであろう「ホシアイ」を朗々と響かせ、涙を浮かべるファンも。「ホシアイ」の最後の一音が名残惜しそうに消えたあと、天月-あまつき-は「それでは次が最後の曲となります」と静かに告げ、今回のライブ「今夜、君が待つあの丘へ」のテーマソング「君が待つあの丘へ」を歌唱。

ドラマチックに展開されていった今回のライブの「物語」を忠実に凝縮したこの曲を大事に大事に歌い、今年の半分以上を使って語られてきた物語は終幕となった。

魔法の図書館にはストーリーテラーの言葉が響く。ストーリーテラーは「もう当館は次の予約が入っておりますが、もしも皆さんがもう少し歌をお聞きになりたいのなら、、」と意味深に告げる。会場から笑いが沸き起こった後、盛大な「アンコール」の声が。

それに導かれて登場した天月-あまつき-は心からのリスペクトと愛をこめてデジモンアドベンチャーの和田光司「Butter-Fly」を熱唱。テレビにかじりついてみた少年の時の心そのままに歌い、今自分が「デジモンユニバース アプリモンスターズ」のオープニング主題歌を歌うこととなった奇跡をかみしめるようだった。

最後はファンの方々全員に贈るメッセージ曲でもある「Hello, My story」。天月-あまつき-の事を知ってくれた人、応援してくれる人みんなに、人生を変えてもらったという心からの想いをすべて出し切って歌う天月-あまつき-の声に、会場のファンの歌声が重なる。いつまでもこの光景が続くようにと願わずにはいられない、あまりにもピースフルで美しい光景が会場中にあふれる音楽とともに記憶に焼き付くようなライブとなった。

Photo by 古石洋平(12月3日 神戸国際会館こくさいホールより)

関連リンク

天月-あまつき- Official Websitehttp://amatsuki.jp/
天月-あまつき- Twitter@_amatsuki_ 
天月-あまつき- ブログhttp://ameblo.jp/amatsuki2525/
天月-あまつき- YouTubeオフィシャルチャンネルhttps://www.youtube.com/user/amatsuki2525official

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