【クリスマス豆知識】フランス生まれの「クリスマス・チーズ」が気になる!
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チーズの種類の多さでは、世界一と言われるフランス。野菜や果物と同じように、チーズからも季節の移ろいを感じることができます。そのひとつが「Graisse de Noël(グラス・ド・ノエル)」という、クリスマスシーズンに登場するチーズです。
「グラス・ド・ノエル」とは?
(C)sweetsholicクリスマスのチーズというからには、【レシピ】贅沢なのに簡単すぎる、デキる男のための「ホットワイン」で紹介したクリスマスの定番ドリンクであるホットワインのようにスパイスが効いているのでは? と想像が膨らみそうですが、至って普通のチーズです。
チーズ作りが古くから盛んに行われている、山々に囲まれたフランス中南部のオーヴェルニュ地方。フランスで最も古いチーズのひとつ「Cantal(カンタル)」で有名な地域です。カンタルは熟成期間によって味が異なり、クリスマスのチーズは熟成期間がとても短いものだそうです。
さて、グラス・ド・ノエル作りは秋にスタート! この時期の牛乳は脂肪分がたっぷりです。このため、グラス・ド・ノエルは、セミ・ハードタイプのチーズながらクリーミーで柔らかな口当たり。熟成の進んだリッチでコクのあるカンタル(Cantal Vieux)とは、だいぶ異なる味わいと食感が楽しめます。
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クリスマスのスープに欠かせません!
加熱してもおいしくいただける、グラス・ド・ノエル。あめ色になるまで炒めた玉ねぎをチキンストックで煮込み、グラス・ド・ノエルをのせたパンを浮かべた、オーヴェルニュ地方のクリスマスのスープ「La soupe de Noël」に欠かせないチーズだそうですよ。寒い日に飲めば、体の芯から温まりそう! ※みなさんもご存知のオニオングラタンスープのようなイメージです。
小ネタ:カレーにもよく合います
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チーズが好きな方はもちろん、チーズ初心者の方でも食べやすいと思います。クセがなく、食材とも合わせやすいので、加熱して楽しむ際はカレーにトッピングしてもおいしいですよ! シャルドネやヴィオニエなど、まろやかな口当たりの白ワインと一緒にどうぞ。
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11月〜1月にフランスを訪れた際には、マルシェやチーズ専門店でグラス・ド・ノエルを探してみてくださいね。
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