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亀田誠治「ジャコと出会ってベースは僕の声になった」

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亀田誠治「ジャコと出会ってベースは僕の声になった」
J-WAVEで放送中の番組「BEAT PLANET」のワンコーナー「BEHIND THE MELODY〜FM KAMEDA」(ナビゲーター:亀田誠治)。12月1日(木)のオンエアは、恒例企画「亀田ロードショー」。3日(土)に公開される、ジャコ・パストリアスのドキュメンタリー映画「JACO」の魅力に迫りました。

多くのベーシストがリスペクトしてやまない孤高のベーシスト、ジャコ・パストリアス。日本でも11月11日「ベースの日」に、ジャコの曲をカバーするトリビュート・イベントが行われました。その彼の生涯を描いた同映画は、一足早く公開されたアメリカで、すでに数々の映画祭で賞を受賞しています。

今もなお世界中の音楽ファンから愛され続けているジャコ・パストリアスは、1970年代にジャズ・フュージョン界で頭角を現し、わずか35歳で生涯を閉じました。彼の異名は「ベース界の革命児」。1976年に発売された1stソロアルバム「ジャコ・パストリアスの肖像」が、それまで目立たない存在だったベースの概念を大きく変えました。「ベースはリズム楽器の役割だけでなくソロ楽器としての可能性を秘めている」ということを証明した作品でした。

アルバムの発売と共に、ジャコはジャズ・フュージョン・グループ「ウェザー・リポート」に加入。キーボードのジョー・ザヴィヌル、サックスのウェイン・ショーターの奏でるリード楽器に戦いを挑むようなジャコの豪快なベースが印象的で、作曲の才能もあったジャコの加入は、バンドそのものの方向性を変えてしまうほど大きな影響を与えました。

1982年に「ウェザー・リポート」を脱退したジャコは、その頃から、アルコールやドラッグに溺れるようになり、更正施設への入退院を繰り返しながらも音楽活動は継続。そして1987年9月にクラブのガードマンと乱闘の末、昏睡状態になりそのまま35歳の生涯を閉じました。

そんなジャコの軌跡をたどる同映画は、およそ4年の歳月をかけて制作され、劇中ではジョニ・ミッチェルやレッド・ホッド・チリ・ペッパーズのフリー、スティング、カルロス・サンタナなどのアーティストが出演しジャコの魅力について語っています。

亀田がジャコ・パストリアスのとっておきの1曲として選んだのは、「ジャコ・パストリアスの肖像」に収録されている「ドナ・リー」。この曲について亀田は「チャーリー・パーカーがサックスで吹いたメロディをベースで弾くという創造力と弾ききるテクニック、表現力。本当に素晴らしいベーシストだと思います」とコメントしました。

亀田は「今のベーシストでジャコの影響を受けていない人はいない。万が一、あなたがジャコを知らなくても、もしアンチ・ジャコだとしても、その影響を受けているんです。なぜなら彼がエレキベースの表現の可能性を広げた第一人者だからです」と、その偉大さについて熱く語りました。

そして最後に亀田は、ジャコ・パストリアスが亀田自身に与えてくれたことを、改めて思い出したと語り、以下のように締めくくりました。

「正直…ベーシストである僕はジャコのように速くも、そして正確にも表情豊かにもプレイすることはできません。人一倍不器用な僕はベースという楽器に一音一音、感情を込めるということをジャコのプレイから教わりました。僕はベースで歌うことをジャコから教わったのです。ジャコと出会ってからベースは僕の声になりました。

この映画から伝わってくることは、ジャコ・パストリアスというマイアミ生まれの少年が、わずか10年余りのキャリアの中でベースという楽器の可能性を広げ、音楽そのもののすそ野を広げ、たくさんのミュージシャンに夢を与えたこと。そんな僕も、ジャコに夢を与えてもらった1人です、そして純粋で魂のこもった音楽は、アーティストが亡くなったとしても永遠に生き続けるということを、この映画を観て改めて気づいたのです」

※PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。

【番組情報】
番組名:「BEHIND THE MELODY〜FM KAMEDA」
放送日時:月・火・水・木曜 13時25分−13時35分
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/blog/fmkameda/

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