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選ぶならどの「あったかインナー」?冬の強い味方は、素材を知って賢く選ぶ

生活・趣味

冬の通勤の強い味方! 選ぶならどの「あったかインナー」? 素材を知って賢く選ぼう
今や冬の定番「あったかインナー」、いろいろな種類がありますね。何が違うのでしょう。素材? 効果? 長時間直接肌に触れるものだから、より暖かくて肌に良い物を着たいですね。「あったかインナー」についてお伝えします。

なぜ暖かいの?

なぜ暖かいかというと、暖かくなるように工夫された素材が使われているからです。代表的な素材が吸湿発熱素材。文字通り湿気(空気中の水分:気体の水)を吸収して発熱する素材です。

お菓子などに入っている乾燥剤が湿気を吸って熱くなることがありますね。あれと同じ原理です。私たちの体から出る汗が吸収されると発熱して暖かく感じます。汗をたくさん吸収すればたくさん発熱するのでより暖かいし、吸収された水分が早く蒸発して空気中に出ていけば、繊維はまた水分を吸収して発熱します。

インナーのイメージ
一方で水分は蒸発する時に熱を奪います。濡れた手をそのままにすると涼しく感じる、暑い夏に道路に水を撒くと涼しくなるのはこのためです。より暖かいと感じ、さらにその暖かさを維持するためには、できるだけ多くの水分を吸収してたくさん発熱し、発熱によって温まった空気を長く肌の上に留まらせる必要があります。綿、羊毛などは湿気を吸収しやすく、天然の吸湿発熱繊維と言えます。

あったかインナーの多くは、天然繊維よりもさらに湿気を吸収しやすいように、そして温まった空気を長く留まらせるように加工された合成繊維を、単独あるいは綿などと混ぜて作られています。混ぜる割合や加工方法の違いが、着た時に感じる暖かさの違いになるのでしょう。

インナーのイメージ

効果はどのくらい?

『財団法人 カケンテストセンター』(繊維製品等さまざまな製品を公正な第三者の立場でテストする機関)の実験結果を引用させて頂きます。

吸湿発熱品と対照品を20℃の環境で、低湿度(40%)から高湿度(90%)に急変させると、吸湿発熱品、対照品ともに約5分後に最高温度に達します。到達温度は吸湿発熱品が22.8℃、対照品が22.0℃です。吸湿発熱品が0.8℃高いです。つまりこの差の分だけ吸湿発熱品の方が発熱しているということです。その後両方とも温度が下がり、約15分後に温度差はほぼなくなります。

インナーのイメージ
商品名は明らかにされていません。吸湿発熱品には多種類あるので、1つの例としてお考え下さい。

また実験は吸湿発熱品、対照品ともに単独で行われており、実際にインナーとして着用する場合のように、ほかの衣服を重ね着する状況を再現しているわけではないので、この結果がそのまま着た時の体感温度になるわけではありません。重ね着をすれば当然温まった空気は逃げにくいので、より暖かく感じます。

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