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Yuki Saito監督、初の長編映画に込めた思い

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Yuki Saito監督、初の長編映画に込めた思い
J-WAVEで放送中の番組「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」(ナビゲーター:別所哲也)のワンコーナー「MORNING INSIGHT」。11月30日(水)のオンエアでは、12月3日(土)より公開される映画『古都』を手掛けたYuki Saito監督をお迎えしました。

Saito監督は、高校卒業後、渡米。ハリウッドで8年間映画を学び、2015年には短編映画『ゴッサム ジャンブル パフェ』でショートショートフィルムフェスティバル&アジア史上初となる4度目の「観客賞」を受賞し、世界各国20以上の映画祭で上映されました。またCM監督としても、カンヌ国際広告祭で2012年から3年連続の受賞など国内外で高い評価を受けています。

千葉県成田市で生まれたSaito監督。シネコンがない環境の中、テレビで映画を観て育ち、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』で劇中のアメリカの古き良き時代の世界観に魅せられたのが、映画監督を志したきっかけだといいます。そしてハリウッドで映画の演出論などを学びますが、当時を「イマジネーションが強すぎて理想と現実のギャップに直面した8年間」と回想し、文化や言葉の壁にもがきながらも自らを発信していかないと誰も相手にしてくれないアメリカでの自己表現の重要性を痛感したそうです。 

そんなSaito監督の商業長編デビュー作となる映画『古都』は、川端康成の小説『古都』のその後を、現代版にアレンジした作品。かつて中村登監督や市川崑監督のような偉大な先達が撮った題材を撮影するというプレッシャーはあったそうですが、一方で「時はきた」と思ったそうです。

「アメリカにいた時に、自分が日本人であること、ルーツというものをすごい求めて、“日本を撮る”ということを目標に帰ってきました。それで和食や銭湯やアニメだったり、色々注目して来たんですけど、ようやく面と向うものが現れて、『これは逃げちゃいけない』と日本文化と直面する機会だと思いました」

京都とパリで、1ヶ月に渡り撮影したという本作。原作で生き別れになった双子姉妹の娘たちの物語で、主演の松雪泰子さんが一人二役を演じています。数あるシーンの中で監督が最も印象的だったのが、映画で初めてカメラが入ったという岩屋山志明院での撮影。鴨川最初の1滴を祀るところで、神秘性、日本人の精神性を感じ、原作にはないけれど「ここで撮りたい」と思ったそうです。

最後にSaito監督は次のように本作に込めた思いを次のように語ってくれました。

「エンディングテーマ『糸』の歌詞の一字一句のイメージが凄くあって、“縦の糸と横の糸”が“母と娘”であったり“京都とパリ”だったり、折り重なって点と点が線や面になって最後壮大な世界観になるんですけど、結局言いたかったのは、母から娘へ伝統を継承しながら、お互いがお互いを、母は娘に『産まれてくれてありがとう』、娘は母に『産んでくれてありがとう』と思い合っている家族の映画で、なので親子でぜひ観てもらいたいですね」

松雪泰子さんを主演に、橋本愛さん、成海璃子さん、伊原剛志さん、奥田瑛二さんなど実力派俳優の出演も話題の映画『古都』は、12月3日(土)から全国公開されます。

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【番組情報】
番組名:「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」
放送日時:月・火・水・木曜 6時−9時
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/tmr/

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