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globe KEIKOさん くも膜下出血のリハビリ続ける 発症から予後を解説

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2016年11月27日(日)くも膜下出血でリハビリ中のglobeのKEIKOさんが、自身のTwitterに夫である小室哲也さんとの2ショットを載せたことが話題となっております。

KEIKOさんがくも膜下出血を発症してから5年ほど経っておりますが、予後はどのようなことに注意すればよいのでしょうか。

今回はくも膜下出血の発症から退院までの流れから、生存率、後遺症などを医師に解説していただきました。

くも膜下出血における発症~退院まで

発症

頭をハンマーで殴られたような、強烈な頭痛が特徴といわれています。

救急搬送~緊急手術

発症したらすぐに緊急手術が行われ、動脈瘤の根元をチタンでできたクリップで挟むクリッピング術や、動脈瘤の膨らんだ部分にコイルを詰めるコイル塞栓術などが行われます。

同時に止血剤や降圧剤、痛み止めなどによる治療も行います。

入院時の治療内容

手術から2週間は、血の塊を溶かす薬を点滴することなどを行います。落ち着けば、後遺症がある場合はリハビリなども行われます。

退院

最も軽いくも膜下出血であれば、最短で2週間くらいの入院で済むこともありますが、重いくも膜下出血であれば治療がうまく運んでも数カ月は入院を要することが多いと考えられます。

術後、脳血管攣縮や水頭症などのリスクがあるので、そういった合併症のリスクも見極めつつ退院の時期を決めていくことになります。

くも膜下出血の生存率


くも膜下出血の生存率は重症度によって大きく異なります。いくつかの分類法がありますがHunt&Hess分類によれば軽症から最も重症なものまで、症状が軽い順にグレード1~グレード5に分類されます。

グレード1

症状がないか、非常にわずかな頭痛、および軽い後部硬直があります。

グレード2

中~強度の頭痛、後部硬直がありますが、神経学的失調は脳神経麻痺のみです。

グレード3

傾眠や錯乱、あるいは軽い巣症状(そうしょうじょう)を示します。

グレード4

昏迷状態で、中等度以上の片麻痺があり、早期除脳硬直および自律神経障害があることもあります。

グレード5

深い昏睡状態で除脳硬直を示し、瀕死の状態にあります。

グレード3以下であれば、治療が早期に適切に行われれば助かる場合が多いとされていますが、グレード4になると手術も行うことが難しく、最重症のグレード5になるとほぼ助からないと考えられています。

くも膜下出血の再出血

くも膜下出血にかかった方には再出血の可能性があり、具体的には発症後4週間以内に約50%もの方が再出血するとされています。特に、発症後24時間以内は要注意です。

くも膜下出血の後遺症

片麻痺

左右どちらか半分の身体が麻痺してしまいます。

失語症

人の話が理解できなくなる(感覚性失語)や、自分の考えを言葉で表現できない(運動性失語)などのことです。

構音障害

うまく言葉を話すことができない、ろれつが回らない、つっかえてしまう症状があらわれます。

しびれや痛み

特に左右どちらか半分の感覚が鈍くなったり、痛みやしびれが起こります。

排泄の問題

頻尿や尿失禁などを引き起こします。

性格的な変化

注意力が落ちたり、無気力、あるいは怒りっぽくなったり感情のコントロールがつかなくなるなどの変化が出ます。

くも膜下出血になりやすい条件

気候や時期

気候の変化、例えば低血圧が来るときや急な冷え込みなどがあるときには発症しやすいともいわれています。

運動

適度な運動をすることは、くも膜下出血の原因となる高血圧の予防効果があるといわれます。

反対にまったく身体を動かす習慣がないのは、高血圧はじめ生活習慣病の原因になることがあります。

生活習慣

喫煙者、大量飲酒する、高血圧の方は要注意です。

性格

性格、といえるかはわかりませんが、ストレスはくも膜下出血の発症にも影響する可能性があるといわれています。

くも膜下出血の予防法


突然発症するため、予防はなかなか難しいのですが、高血圧や喫煙を避けること、動脈瘤があれば大きさや形状によってはあらかじめ治療を行っておくほうが良い場合もあります。

最後に医師から一言

くも膜下出血は恐ろしい病気ですが、医療の進歩によってずいぶん治療も可能な病気になりました。

今まであまり経験がないような強い頭痛があったら、放置せずすぐに脳神経外科を受診しましょう。

(監修:Doctors Me 医師)

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