体験を伝える―『ガジェット通信』の考え方

面白いものを探しにいこう 本物を体験し体感しよう 会いたい人に会いに行こう 見たことのないものを見に行こう そしてそれをやわらかくみんなに伝えよう [→ガジェ通についてもっと詳しく] [→ガジェット通信フロアについて]

カカ、がんばるよ! 第二子つわりで抱っこもご飯の支度もできない私に、1歳娘の言葉

f:id:akasuguedi:20160830220716p:plain

初めての子が1歳8ヶ月の時、二人目の妊娠が発覚。

喜びの絶頂だったのもつかの間、すぐに悪阻がひどくなり、気がつけば何も食べれなく水も飲めずに体重が6キロ減。妊娠悪阻になった。

上の子の時はケロッとしてバリバリ働いていたのに、急に寝たきり点滴生活。

トイレに這っていく自分の姿に、誰のせいでもないのに何だか不甲斐なく感じた。

胃液しか出ないのに吐き気だけはあって、でも空腹もあって…。でも食べたら吐き気がきて。その繰り返し。 関連記事:水分はノンアルコールビール限定だったことも…。3人産んで3回ともつわりが違う!

上の子のお世話が何もできなくて、ご飯が全てレトルトになった。

娘が食べている姿ですら吐き気がきた。

もちろん抱っこなんてできるわけもなく、一緒に遊ぶこともできなくて、

「カカ(お母さん)、抱っこしてよ!!あそぶ?あそぶ?」

甘えたい盛りの娘の言葉に涙が毎日こぼれた。おしゃべりが人より早い娘の成長が逆に辛かった。

やっと少し体調が戻ったかと思った矢先、今度は座骨神経痛とヘルニアで歩けなくなった。

人生で初めての車椅子生活。

「なんで、私ばかりこんな目に?」

「まだ二人目は早かったのでは?上の子が3歳くらいになるまで待てなかったのか?」

「親失格?というか、このまま2人目生まれたらどうなるの?」

2人目が生まれた後の事まで不安になった。

ダメだとわかっていても這ってトイレで吐くたびに、娘の「抱っこ!!抱っこして!いや!いや!」の声を聞くたびに、そう思った。

そう思うたびに今度はお腹の中の子に申し訳なかった。私が望んで妊娠したのに。

今日もそんなことを考えながらベッドで涙を流していたら娘が来た。

また抱っこをせがみに来たのかな?そう思ったら私のお腹に抱きついて

「カカ、どしたの?」

「エンエン(泣いてる)の?だいじょーぶ?」

「がんばる?」と声をかけてくれた。

嬉しくて涙が出た。カカ、がんばるよ。

その日から私がベッドに横になるたびに声をかけてくれた。

もう抱っこをせがまなくなった。

その代わりに「ぎゅーして?」と言いながら自分から抱きしめてくれるようになった。

そして車椅子に乗ると押す真似をしてくれたり、ドアを開けてくれた。 関連記事:つわりに人見知りで、上の子と引きこもり生活…自分を責める私に、娘が差し出したもの

ああ、娘はなんて優しい子に育ってくれたのだろう。そして、私の感情をなんて敏感に感じとってくれたんだろう。

子供は本当に空気を敏感に感じとって成長する。

親のことをよく見ている。

言葉だけでなく、いつの間にか心もしっかり成長してくれていた。

1 2次のページ
赤すぐnet みんなの体験記の記事一覧をみる
  • 誤字を発見した方はこちらからご連絡ください。
  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちらから
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。
GetNews girl / GetNews boy

オスカー2018年晴れ着撮影会