体験を伝える―『ガジェット通信』の考え方

面白いものを探しにいこう 本物を体験し体感しよう 会いたい人に会いに行こう 見たことのないものを見に行こう そしてそれをやわらかくみんなに伝えよう [→ガジェ通についてもっと詳しく] [→ガジェット通信フロアについて]

【ACL 2016イベントレポート Weekend 2- DAY 3】マムフォード・アンド・サンズ/ハイム/ウィリー・ネルソンが出演

【ACL 2016イベントレポート Weekend 2- DAY 3】マムフォード・アンド・サンズ/ハイム/ウィリー・ネルソンが出演

 今年で15回目を迎えたテキサス州オースティンにて開催されている音楽フェスACL (オースティンシティリミッツフェスティバル)が、9月30日から10月2日、10月7日から9日の計6日間開催された。市内にある350エーカー規模の公園ジルカーパークが会場となっており、2013年から2週連続開催で出演するアーティストはジャンルを問わず、大小7つのステージと子供も楽しめるキッズエリアもあり、海外からも多くのオーディエンスを集めている。

音楽フェス【ACL 2016】写真

 今年は、ヘッドライナーにRadiohead, Kendrick Lamar, Mumford & Sonを迎え、計157組のアーティストが出演し、2週間で45万人を動員した巨大フェスの模様を数々の写真とともにレポートする。

– Weekend 2-DAY 3 October 9th (Sun) –

Pearl Charles / パール・チャールズ
LA出身23歳シンガーソングライター、パール・チャールズ。コナー・オバーストのサポートアクトとしてツアーを共にしていたり、モデルとして活動もしていてアメリカのファッションブランド Free Peopleが彼女をフィーチャーしたことからその名は瞬く間に知られることとなった今注目すべき女性アーティストの一人である。
この日バンドメンバーのギタリストの一人にFather John Mistyのツアーメンバーでも知られるクリス・ダーリーの姿が。
彼女のルーツでもあるカリフォルニアンフォークロックの曲に、ウィスパーヴォイス、そしてヴィンテージスタイルの衣装でギターを弾く姿が70年代に活躍したジョーン・バエズを彷彿とさせる。若い客層が多かったが、この日出演するウィリー・ネルソン目当てに来ていた観客をも魅了した。

Brett Dennen / ブレット・デネン
「こんな早い時間なのに僕たちの音楽を聴くために集まってくれたことに感謝しているよ!」と観客に賛辞を述べてメインステージのトップバッターを飾ったブレット・デネン。
童顔のせいかニューフェイスに見えるが、彼の経歴は長く2004年のデビュー以来今年発表した「Por Favor」とこれまでに通算6枚もアルバムを出している。今年はUSツアーやボナルー、ニューポート・フォークなどビッグフェスにも出演しアンダーグラウンドからのメジャーへの進展を計っているのだろう。
明るいポップなフォークに、軽快エレクトロ調にアレンジされたレゲエテイストの曲を歌いギターを奏でるブレットはウィリー・ネルソンやマムフォード&サンズのファンまでも魅了した。

Oh Wonder / オー・ワンダー
ACL至上最もキュートなカップルの登場
イギリス出身シンセポップデュオのジョセフィンとアンソニーは最終日の夕暮れに出演。
「All We Do」の曲の前にジョセフィーンは「この曲が意味するのは自分自身でいられることを祝福するっていう思いがあって、私たちは何だって(やれば)可能だってことを信じることはとても重要なの。だって全ては重要だから」と伝えると観客からの賛辞を意味する拍手が起きた。
彼らはテキサス州での演奏がACLで初であるのに、大勢の観客が彼らの曲を熟知し歌っているのを見てジョセフィーンは「これまで何でここで演奏しなかったんだろって悔しくなっちゃうくらいあなたたちは最高ね!またすぐ戻ってくるわ」と伝えた。

Anderson East / アンダーソン・イースト
ブルーアイド・ソウル R&Bシンガー。サウザンソールの次世代のアーティストでシンガーソングライターでもある。去年発表したメジャーデビューアルバム『Delilah』はアメリカンソングライターマガジンで5つ星を獲得。私生活ではカントリーシンガーのミランダ・ランバートを恋人に持ち、公私ともにノリに乗っている彼がメインステージに登場。
「このステージに集まってくれた人たちがポジティブな気持ちで、楽しんでくれることを願うよ」と言い、「Fine ‘Em, Fool ‘Em」が始まる。ブルージーなトランペットとサキソフォンにアンダーソンのハスキーヴォイスがハイエナジーなステージに仕立てる。アンダーソンは始終観客に感謝の意を述べメインステージに立てた喜びを伝えた。

Ra Ra Riot / ラ・ラ・ライオット
ブルックリンを拠点に活動するインディロックバンド。ACLは2週目のみの出演。
フロントマンのウェスはスタートからシャウトしステージを駆け回る。「Absolutely」のリッチなバイオリン伴奏とともに軽快なステップを踏む。ダンスビートは止まらない。ラストは元ヴァンパイア・ウィークエンドのロスタムとコラボした「Water」そして「I Need Your Light」で快活なエレキギターでライオット(暴動)さながらの盛り上がりを見せる。
1時間近くの短いセットの中オーケストラのストリングスを撒き散らしパワフルでダイナミックなステージを始終見せつけてくれた。

1 2次のページ
Billboard JAPANの記事一覧をみる
  • 誤字を発見した方はこちらからご連絡ください。
  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちらから
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。