ガジェット通信

見たことのないものを見に行こう

メタ的な詐欺対策講演会

DATE: BY:
  • ガジェット通信を≫

プロの芸人たちがよりすぐりの傑作エピソードを披露! クスッと笑える「すべりにくい話」をお楽しみください。

メタ的な詐欺対策講演会

インテリバカ一代、大輪教授です。

私、学校で教鞭をとってる教授じゃなくて、お笑い芸人「大輪教授」なんです。

 

ところが、ある日事務所から仕事の電話がかかってきまして、 「ネタですか?司会ですか?」 て聞いたら、 「ネタじゃない、司会じゃない。○月○日、「オレオレ詐欺に気をつけよう」というテーマで、1000人のお婆ちゃんの前で、30分講演をやって欲しい。 プロフィールに教授と書いといたら、どこかの都道府県からきちゃったから、講演をやってほしい」 ってマネージャーが言うんですよ。

 

えー、お断りすればいいじゃないですか」 って言っても 「いや、もう、うけたまわっちゃった」って………いやいや、オレオレ詐欺なんて、知らないですよ。

 

で、付け焼き刃だけど、三日三晩インターネットで勉強して、 「あなたはどっちですか」マル、バツ。マルが十個から八個の人は 「カモにされやすいかも」、マルが五個ぐらいの人は 「可もなく不可もなく、かもね?」なんていう、ふざけた チェックリストなんかも作って………

 

それで、都道府県の偉い人の後に 「それでは、大輪教授による「オレオレ詐欺に気をつけよう」という講演です」 ってアナウンスがあって、まとめた資料をしゃべってる時に、 ふと横を見ると、手話通訳の女の人がいる。 さらに向こうのスクリーンには、僕がしゃべってることが、 一字一句速記されてるんですよ。 「可もなく不可もなく、かもね」 とか。

 

公演の最後に 「私のことを、本物の大学の教授だと思った人」 って、お婆ちゃん達に聞いたら、全員が手を挙げた。

 

誰がサギ師なんだ?」って話です………

 

カテゴリー : エンタメ タグ :
オモプラッタの記事一覧をみる ▶
オモプラッタ

記者:

オモプラッタはポルトガル語で「肩甲骨」という意味。 芸人さんが華麗にはばたくための翼を支える肩甲骨でありたい。 それがオモプラッタの理念です。 オモプラッタ編集部は、プロの芸人さんたちが日々生み出している「オモシロ」のカケラを拾い集め、編集して、独自のコンテンツとして皆様にお届けしていきます。

ウェブサイト: http://www.omoplata.net/

  • 誤字を発見した方はこちらからご連絡ください。
  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちらから
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。

TOP