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インフルエンザA型は毎年変身する?流行する前にきちんと予防ケア!

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毎年、冬になるとインフルエンザの流行シーズンを迎えます。

インフルエンザは感染力も全身症状も強い感染症で、A型、B型、C型があります。そのなかでも、インフルエンザA型とはどのような病気なのでしょうか?

症状や特徴、診断、治療、予防法までを解説します。

要チェック項目

□インフルエンザA型は毎年、型を変えて流行する

□インフルエンザA型は感染力が強く、症状も強く現れる

□インフルエンザにかからないための予防、かかった後のケアが大切

インフルエンザA型ってどんな病気?

インフルエンザA型とは

インフルエンザA型はインフルエンザウイルスのA型による感染症です。インフルエンザウイルスにはA型の他、B型、C型があります。

B型は山形型とビクトリア型の2種類、C型は1種類しかないのに比べて、A型は144種類もの型があります。そのうち、毎シーズン流行るA型は、A/H3N2(香港型)と、A/H1N1(ソ連型)の2種類です。

インフルエンザA型の特徴

インフルエンザA型ウイルスは毎年少しずつウイルスの形を変えて流行ります。通常は小さな変化を繰り返していますが、30年~40年に1回、大きく型が変わります。

これが新型インフルエンザとして大流行することになるのです。

インフルエンザのワクチンは前年のシーズンの流行から予測してつくられるため、新型ウイルスが流行ると、新しいウイルスの型に合わず、ワクチンが効かない事態となります。

また、ヒトの体にも新しいウイルスに対する抗体が作られていないため、次々と感染が拡大して新型インフルエンザが大流行することになります。

インフルエンザA型はシーズン中に2回かかることも

インフエルエンザA型ウイルスは、毎年小さな型の変化を起こしているので、去年インフルエンザA型にかかって免疫ができたとしても、

今年流行るインフルエンザウイルスは去年と微妙に形が変わっているため、免疫が追い付かずに毎年インフルエンザA型に感染することもあります。

インフルエンザA型には香港型とソ連型の2種類があるので、同じシーズン中に香港型とソ連型の2回インフルエンザA型にかかることもあるのです。

もちろん、B型インフルエンザウイルスはA型とは型が異なるので、A型に2回、B型に1回の計3回、同シーズン中に感染することもあります。

インフルエンザA型の症状、感染経路

インフルエンザA型の症状

インフルエンザA型は突然の38度以上の高熱、頭痛、咽頭痛、関節痛、咳、鼻水、筋肉痛、悪寒などの症状がみられます。風邪とは異なり、急に強い全身症状が現れます。

抵抗力のない小さな子供や高齢者、持病のある方などは重症化しやすく、死亡する原因となることもあります。子供では急性脳症を起こし、麻痺や言語障害などの後遺症や死亡するケースもあります。

日本では12~3月頃に毎年流行しますが、最近では一年を通して感染者がみられます。

インフルエンザA型の感染経路

インフルエンザウイルスはウイルスに感染している人の咳やくしゃみから飛び散ったウイルスが鼻や口から侵入して感染する飛沫感染や、

感染者がウイルスの含まれた鼻水や唾液などがついた手でドアノブや電気のスイッチなどを触り、それを他の人が触って鼻や口を触った時にウイルスが体内に侵入して感染する場合があります。

インフルエンザA型の診断

インフルエンザA型の診断

受診して問診、診察を受け、周りでインフルエンザが流行っているか、感染者が近くにいるか、急な高熱や咳、鼻水、咽頭痛、筋肉痛、関節痛などの症状の有無によってインフルエンザ迅速診断キットでの検査が行われます。

検査は長い綿棒で、鼻の中の分泌物、または喉の粘膜をぬぐいとって行います。検査結果は15分程で出て、インフルエンザA型かB型か、インフルエンザではないかがわかります。

インフルエンザA型の治療法

抗インフルエンザウイルス薬

インフエルエンザの治療薬にはA型のみに有効な経口薬のシンメトレル(アマンタジン)、A型、B型の両方に有効な経口薬のリン酸オセルタミビル(タミフル)、

吸入薬のリレンザ(ザナミビル)、イナビル(ラニナミビル)、点滴薬のラピアクタ(ぺラミビル)があります。

これらは抗インフルエンザウイルス薬であり、インフルエンザの発症から48時間以内に使用することでウイルスの増殖を抑える効果が得られます。

発熱期間が短くて済み、ウイルスの排出量も抑えられ、感染の拡大を予防できます。

タミフルの服用で異常行動を起こすとの報告もあり、10歳以上の未成年ではタミフルの使用を原則控えることが厚生労働省から通達されています。

タミフルの使用に当たっては医師と相談の上、納得して使用するようにしましょう。

解熱剤

インフルエンザA型では高熱がみられ、食事や水分がとれずに脱水を起こして全身症状が悪化することもみられます。

解熱剤を用いて熱を下げ、食事や水分を摂ることや、関節痛、筋肉痛などの症状を緩和する目的で用いられます。

インフルエンザA型の予防法とケア

インフルエンザA型にかからないために

インフルエンザA型にかからないためには以下のことを心掛けましょう

・インフルエンザA型の流行シーズンにはむやみに人込みに出歩かない

・やむを得ず外出する時はマスクをする

・外から帰ってきたら手洗い、うがい、アルコール消毒を行う

・加湿器を利用して室内の湿度を適切に保つ

・栄養バランスの良い食事と十分な睡眠

・疲れやストレスを溜めない

・インフルエンザワクチンを接種する

インフルエンザにかかったら

・早めに受診して、薬の用法、用量を守って使用する

・こまめに水分摂取をして、安静にする

・マスクを着用し、外出は自粛して感染を拡大しないようにする

・子供の場合はインフルエンザの診断が出て高熱が出ているうちは親が目を離さないようにする

インフルエンザA型は予防が大切

インフルエンザA型は感染力が強く、毎年型を変えて流行します。症状も風邪とは違って強い症状がみられ、重症化した場合は死に至ることもあります。

抵抗力が落ちていると感染しやすく、重症化しやすいので、日頃から栄養バランスの良い食事、適度な運動、十分な睡眠を心がけ、病気に負けない体づくりを行いましょう。

また、インフルエンザにかかってしまった時は十分な休養をとり、早めに受診して治療を開始し、感染の拡大の防止に努めましょう。

(監修:Doctors Me 医師)

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