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安心できない乳がん治療後の再発 知っておきたい再発と生存率の関係

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乳がんは症状が進行して重症化してしまうと、死亡率が高い恐ろしい病気ですが、初期に発見することができれば、手術により回復することも可能です。

ですが、一度手術して回復したら再発はしないのでしょうか?

今回は乳がんの再発や予防法についてご紹介します。

要チェック項目

□手術時にがん細胞を除去しきれないと再発する

□乳がんは10年たっても再発する可能性がある

□遠隔転移で再発すると生存率が著しく低下する

乳がんは再発するものなのか?

乳がんは早期発見の場合、治療することは難しくありません。日本でも毎年多くの乳がん患者を発見しておりますが、その多くが早期発見であり手術で回復しています。

がんは再発が怖い病気とも言われており、乳がんは再発する可能性が高いと知られています。

がん細胞が残っていると再発する

乳がんをはじめとするがんの手術においては、がん細胞を除去することで回復を促します。このがん細胞というのは、非常に小さな細胞です。

大きくなって固まっているものを除去したとして、治療完了と判断をしても、時に小さながん細胞が体内に残ってしまっていることがあります。

その小さな細胞が、再び活発になってがんが再発されてしまいます。乳がんというのは、がんを除去しきれないことも多く、手術によりがん細胞を除去したとしても、定期的に検査をして再発をしていないか確認しています。

再発の種類

がんの再発といっても種類があり、治療した場所で再発した場合は、局所再発といいます。また、乳房とは違う場所でがんが発見された場合は、遠隔転移という名前で区別されています。

乳がんの再発の可能性

乳がんの再発率というのは、比較的高く、また他のがんに比べ、長期にわたって再発が無いかを定期的に確認していかなければならない疾患です。

また、乳がんを除去してから10年を経過したからと言って、必ずしもがんを完治することができたとは言えません。

時に、がんは自身を休眠状態にすることにより、長期間の間活動を停止することがあります。そのまま活動しないこともありますが、ふとした時に再発するという可能性もあるのです。

そのような状況に備えるために、医師側でも定期的な健診をするようにしており、万が一乳がんは再発してしまったとしても早期で対応をできるようにしているのです。

乳がんが再発した場合のリスクや生存率

もし乳がんが再発してしまった場合、再発の種類によってリスクや生存率が変わってきます。

局所再発の場合

かつて手術をした乳房において再発してしまった場合、適切な手術療法などによって早期に回復することができます。

再発する場合、局所再発の可能性が非常に高いため、検査を定期的に行う事から、早期に発見することも多いです。

遠隔転移の場合

局所再発に比べて発見が遅れることも多く、転移する範囲も、肺、骨、脳と様々です。

そのため、リスクとしては非常に高く、がんの種類などにより異なりますが、5年後の生存率は30~10%、10年後の生存率は5~10%程度と考えられます。

乳がんの再発を予防するためには

がんの再発の予防というのは、実際のところあまり多くのことを行えません。それでも、最初の乳がんの処置の方法や手術後の療法によってがんの再発をできるだけ抑える治療がなされています。

最初の乳がん治療時

一番最初に乳がんを発症して、手術による治療を行う場合に、乳房を全摘出する手術を行うのか、乳房を温存する手術を行うのかによって予防効果が違います。

乳房を残していると、どうしてもがん細胞を取り残してしまうリスクがあるため、全摘出に比べると再発する可能性が高くなります。

手術後の療法

乳がんは手術をして終了ではなく、手術後も様々な療法を行います。化学療法や放射線療法、分子標的薬を用いて定期的に治療を行っていくことで、再発する可能性を低くすることができます。

もし乳がんを再発してしまったら

再発をしないために治療を行っていたとしても、どうしてもがんが再発してしまうことがあります。局所転移か遠隔転移かによって治療方法が変わってきます。

局所転移の場合

局所転移で再発してしまった場合は、前回の手術時において乳房を温存していた場合、乳房を全摘出およびリンパ節の除去をするかどうかの調整をします。残すこともできますが、さらに再発してしまう可能性もあります。

がん細胞の除去に加えて、放射線療法、化学療法を併用して完治を目指していきます。抗がん剤療法については、一度使用した抗がん剤は効果が出ないことが多いですので、違う種類の抗がん剤を使用することを勧められます。

遠隔転移の場合

遠隔転移になると、転移した場所によって治療方法が変わってきます。

医師による診断の上、今後の治療方針を決めるのですが、遠隔転移は完治が難しいことから、どちらかというと緩和治療をメインに進められることが多いです。

手術が終わっても安心しないこと

今回は、乳がんの再発の可能性や再発のリスク、治療法についてご紹介させていただきました。

乳がんは比較的再発の可能性が高いことから、術後も定期的な治療が行われます。

早期に再発を発見できれば回復の可能性も高いですが、遠隔転移してしまうと完治が難しくなります。

手術をしたからと言って安心せずに、定期的な治療で再発をできるだけ少なくするようにしましょう。

(監修:Doctors Me 医師)

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