ガジェット通信

見たことのないものを見に行こう

モーニング娘。卒業から丸2年……「道重さゆみ…再生します!!」第2章開幕は来春

DATE:
  • ガジェット通信を≫

 2014年11月26日 横浜アリーナにて【モーニング娘。’14 コンサートツアー秋 ~GIVE ME MORE LOVE~ 道重さゆみ卒業記念スペシャル】が開催され、道重さゆみが4329daysにわたるモーニング娘。人生に終止符を打った。あれから2年、2016年11月26日に本人のブログからビッグニュースが到着。来春、いよいよ新たな活動を始動することが明らかになった。

道重さゆみ×モーニング娘。キュートな写真一覧

<道重さゆみとは?「私ってモーニング娘。に必要あるのかな?」>

 道重さゆみは、2003年にモーニング娘。6期メンバーとして亀井絵里、田中れいなと共にデビュー。本人も後に「モーニング娘。に入った当初は「5,6年で辞めるかな」って思ってたんですよ(笑)。二十歳ぐらいで辞める。6期の中でもそんなに目立ってなかったし、一番最初に辞めちゃうのかな? みたいな感じだったんですけど……」「加入して何年かはソロパートが全然なくって、ステージに自分の立ち位置はあるのにそこに居場所がない気がして、「私ってモーニング娘。に必要あるのかな?」って感じたときもありました」と語ったほど、加入からしばらくは自分に自信のないメンバーではあった。しかし「モーニング娘。が好き」という気持ち、何があっても自分を好きでいてくれたファンの存在を支えに、やがてラジオレギュラー番組やバラエティ番組で覚醒、自身のキャラクター/ポジションの確立と共に「モーニング娘。のリーダーになりたい!」「大好きなグループのリーダーになってからじゃないと卒業したくない!」という想いを芽生えさせていく。

<「今のモーニング娘。を知ってほしい」このままでは終わらせない>

 そして、2012年、念願のリーダーに就任。当時の彼女は「今のモーニング娘。を知ってほしい」という想いが人一倍強く、バラエティ番組『いきなり!黄金伝説。』の人気企画「1か月1万円生活」に挑戦した際「私が頑張れたのは……モーニング娘。の存在を世間の方にも知ってほしかった」と涙ながらに語り、彼女たちのファンやハロプロフリークはもちろん、全国のお茶の間に感動を与えた。誰もが知る「LOVEマシーン」や「恋愛レボリューション21」など大ヒット曲を連発していた時代の人気は影を潜め、後続のアイドルグループがヒットチャートやメディアを賑わすようになり、その傍らで自分たちは新作の発売日に仕事がないこともあったりと、あの頃の道重さゆみが悔しい想いをしていたのは間違いない。しかも当時のモーニング娘。は後に「プラチナ期」と呼ばれ、現在活躍している多くのアイドルに影響を与えるほどの実力も魅力も持ち合わせていたグループだった。ただでさえモーニング娘。愛の強いメンバーだ。このグループをこのままでは終わらせない。その想いは日々自分の中で大きくなっていたはずだ。

<「私のリーダーとしての使命」モーニング娘。をもう一度ど真ん中へ>

 そして、その想いはリーダーへの就任とともにいくつもの革命を起こしていく。気付けば自分以外の先輩も同期も全員卒業しており、道重さゆみと共にステージに立っていたのは9期10期11期といった年齢の離れた後輩たち。この状況で彼女は「私がリーダーとして出来ることは、本当の意味での新生モーニング娘。を創り上げて、世間の皆さんに今のモーニング娘。を知ってもらうこと。それが10年以上お世話になったグループ、モーニング娘。への恩返しかなと思ったし、私のリーダーとしての使命かなって。それを成し遂げてから卒業しようって思いました。先が決まったらじゃなく「今の自分に出来ることが出来たと思ったら卒業しよう」ってリーダーになったときに決めて。そこから本当に5作連続1位だったりとか、6年ぶりに現役だけで『ミュージックステーション』出れたりとかして、もちろん私だけの力じゃないんですけど、恩返しできたかな? って思ったので、卒業について具体的に考え出しました」と本人も語っている通り、モーニング娘。をもう一度シーンのど真ん中へと君臨させるべく奔走、その胸にずっと頂いていた「今のモーニング娘。を知ってほしい」という想いを見事結実してみせたのである。

<「変な人たち、サンキュー!」4329daysにわたるモーニング娘。人生に終止符>

 そんな道重さゆみの卒業の舞台は、横浜アリーナ(http://bit.ly/1tvFXVs)。途中、足が思うように動かなくなるアクシデントに見舞われながらも、それでも彼女は歌い踊り続け、何度も飛び跳ね、その鬼気迫る後ろ姿でモーニング娘。の生き様を後輩たちに教えていくように、後に伝説として語り継がれるほどのパフォーマンスを披露。最後のMCでは「モーニング娘。になって皆さんと出逢えたから「道重さゆみが存在する意味はあった」と思いました。「モーニング娘。になる為に生まれてきたんだ」って、「生まれてきてよかったなぁ」って思いました。さゆみのファンの人たちが他の誰でもない……みんなでよかった。変な人たち、サンキュー! ありがとう!」とファンへの感謝、そして最後の仲間たちへ「私は……この景色を見せてあげたかったんです。これが私にできる最後の恩返しです。今回は私が卒業ってことでここに立つことが出来たけど、これからは単独のコンサートで、みんなでもここに立って、この景色を見てほしい。そして私も知らなかったような、もっともっと大きな景色をみんなには見ていってほしい。そのときは、みんなから見る景色の一部にさゆみもいると思います」と言い残し、4329daysにわたるモーニング娘。人生に終止符を打った。

<道重さゆみ再生へのカウントダウン「みちしげさゆみさいせい」>

 以降、公の場には一切姿を現さず、目撃情報も表立つことはなく、たまに飯窪春菜(モーニング娘。現サブリーダー)のブログに一緒に遊んだ情報が出てくるぐらいで、完全なる活動休止期間=沈黙に入っていた道重さゆみ。しかし、今秋10月2日「みなさん」というタイトルで突然のブログ更新があり、その内容は「お久しぶりです。更新、、、してみた。」だけだったのだが、ファンは騒然! その後も内容は2,3行の日常についてのブログが更新されていき、ネット上ではユニークな解析と共に「これは道重さゆみ再生へのカウントダウンなのでは?」という憶測が飛び交い、大きな注目を集めていた。

 10/02「み」みなさん
 10/12「ち」ちなみに…
 10/21「し」しんごうき
 10/29「げ」げーむ
 11/05「さ」さかな
 11/11「ゆ」ゆうじゅうふだん
 11/16「み」みくじ
 11/20「さ」さらだ
 11/23「い」いるみねーしょん
 11/25「せ」せめてものおもい
 11/26「い」いちから

 そして、その憶測は見事的中。10月2日からブログ(http://amba.to/2g1xrlD)はカウントダウン(更新のインターバルが1日ずつ短くなっていく)形式で更新され続け、道重さゆみがモーニング娘。を卒業した11月26日。あれから丸2年経った本日の昼12時「いちから」というタイトルで「道重さゆみ…再生します!!」との発表があった。同ブログによれば、活動は来年春頃からで、ライブとはまた違う新しい感覚のパフォーマンスを目指しているとのこと。今後の予定は決まり次第随時発表されるようだ。

 この2年間、モーニング娘。やハロー!プロジェクトにもたくさんの変化があった。道重さゆみの卒業を見届けた鞘師里保や鈴木香音もすでに卒業しており、新たな夢に向けて歩き出している。それだけの季節の巡りを経て再生する道重さゆみもまた多くの変化を体感し、自らも変化/進化を遂げていることだろう。再生へのカウントダウン説が流れ出した頃から、仮に再生したとして一体何をやるのか皆目見当がつかずにいたが、彼女が選んだのはパフォーマンスの道だった。新しい感覚のパフォーマンスとは何なのかこれまたヤキモキさせられるが、パフォーマンスにオーディエンスは欠かせない。ということは、この2年間「再生」だけでなく「再会」を夢見てきた者たちの想いも結実する日はやってくるだろう。その瞬間が今から待ち遠しい。何はともあれ、再生決定。道重さゆみ第2章、開幕です。

取材&テキスト:平賀哲雄
撮影:内山直也

関連記事リンク(外部サイト)

モーニング娘。道重さゆみ 4329daysの最後に壮絶なる愛示す“永遠の愛の形”
モーニング娘。’14 道重さゆみ卒業インタビュー“最後の仲間たちへ”
モーニング娘。道重さゆみ卒業Sgオリコン2位 初週売上は前作上回る

Billboard JAPANの記事一覧をみる ▶
  • 誤字を発見した方はこちらからご連絡ください。
  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちらから
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。

TOP