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スポーツマン要注意!足底腱膜炎の症状や治療法についてご紹介

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ここ数年、日本ではランニングブームが続いていますが、それにともなって足底腱膜炎の患者さんが増加しています。

今回は足底腱膜炎についてくわしく紹介していきますので、ランニングが趣味の方は、予防のためにもぜひご覧になってみてくださいね。

要チェック項目

□足底腱膜炎の特徴は一歩目の痛み

□足底腱膜炎の原因は運動や立ち仕事、肥満などさまざまである

□足底のアーチや足首の柔軟性が大事である

足底腱膜炎とはどのような疾患のことを言うのですか?

概説

足底腱膜とは、足の裏のかかとの内側から、それぞれの指の付け根にくっついている筋膜のことを言います。

足底筋膜の中央部にある特に線維が強く丈夫な部分のことを足底腱膜とよんでいます。そのため足底筋膜炎と言ったり足底腱膜炎と言ったりするのです。

足底腱膜炎とはその名の通り、何らかの原因によって足底腱膜に炎症がおこった状態のことを言います。かかとの部分から始まっている(かかとにくっついている)ので、発症するとかかとに痛みが出ることが多いです。

足底腱膜炎になるとどのような症状が現れますか?

かかとの痛み

足底腱膜は、かかとと足の指の付け根を結んでいますが、足底腱膜炎を発症した場合には、かかとの内側に痛みが出るという特徴があります。

なぜ指の付け根の方に出ないかというと、指の付け根は関節を構成しているため可動域に富んでおり、かかとの方に負担が集約されるのです。

動き出しの痛み

足底腱膜炎の痛み方の特徴は、朝起きた時の歩きだしに痛みが出たり、しばらく座っていた後に歩きだしたりする時に強い痛みが出るということです。

ただ、しばらく歩いていると痛みが減少してくることから、病院の受診が遅れることもよくある話です。

骨棘

足底腱膜炎によってかかとに負担がかかり続けると、カルシウム沈着によって骨棘(こつきょく)が形成されることがあります。また、ひどい場合には剥離骨折が起こることもあります。

足底腱膜炎の原因はどのようなことが挙げられますか?

運動のしすぎ

足底腱膜炎はスポーツ障害の一つでもあり、オーバーユースといって、いわゆる使いすぎによって炎症を起こして痛みが生じてしまいます。

競技としては陸上の長距離走や、バスケットボールやバレーボールなど跳躍を繰り返す競技が挙げられます。

メタボ

そもそも太っている人はかかとに体重がかかることによって足底腱膜炎を起こしやすいです。それだけでなく、運動不足を解消しようと一念発起して突然ランニングなどを始めることによってなってしまうこともあります。

足首が固い

足首は医学的には足関節(そくかんせつ)といいますが、足関節の可動域現象も足底腱膜炎の原因となります。

足関節は地面に一番近い関節なので、その動きによって地面からの衝撃を緩和してくれるのですが、可動域が狭いと衝撃がもろにかかとにかかることになります。

偏平足

通常、足には土踏まずと言われる部分があると思うのですが、このことを整形外科的には縦アーチと呼んでいます。

この縦アーチがやはり地面からの衝撃を緩和してくれるのですが、偏平足になるとアーチが減少して、やはりかかとに負担がかかってしまいます。

ハイアーチ

ハイアーチは甲高なんていったりもしますが、偏平足と反対で足の縦アーチが強いことを言います。ハイアーチになると、足底腱膜が常に緊張している状態になるので、やはり足底腱膜炎を生じやすくなってしまいます。

立ち仕事

レストランの従業員やホテル、デパートなど、固い床のところで長時間立ち仕事をすることによっても、足底腱膜炎になるリスクが高くなります。

また、足がむくんで血行が悪くなるので、ケガの回復も遅れることとなってしまいます。

外的要因

アスファルトなどの固い道路を走ったり、スタジオの固い床でエアロビやダンスをするなど、足元のコンディションによって足底腱膜炎のリスクが高まることがあります。

また、履いている靴もリスク要因となることがあります。

足底腱膜炎の治療はどのようにして行われますか?

安静

足底腱膜炎は基本的に足の使いすぎや負担のかかり過ぎによって起こるので、運動を一時的に休んだり、安静にして休んでいることでそのほとんどが改善するということです。

薬物療法

傷みが激しい時には消炎鎮痛剤などを用いて、痛みを緩和することがあります。また、湿布などの張り薬を用いたり、塗り薬を用いることもあります。

足底腱膜炎の予防には何に気をつければよいですか?

休養

特に部活動をやっている生徒などに多いのですが、痛みを我慢して結果、悪化させてしまうことがあります。休むのも練習の内と心得て、痛い時には休む勇気を持つことも必要です。

保温

足の血行が悪くなると、足底腱膜炎になるリスクが高くなりますし、また回復も遅れるので、普段から入浴するなどしてしっかりと温めるようにしましょう。

痛い時には無理をしないでくださいね

足底腱膜炎は、基本的に自然に治ってしまうものです。ただ、無理をしてしまうと重症化する恐れもあるので、初期の段階でしっかり治してしまいましょう。

(監修:Doctors Me 医師)

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