西島秀俊主演「CUT」監督、新作は“畏敬の傑作”

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西島秀俊主演「CUT」監督、新作は“畏敬の傑作”
J-WAVEで放送中の番組「ACOUSTIC COUNTY」(ナビゲーター:坂倉アコ)のワンコーナー「SAWAI SEIYAKU KEY TO LIFE」。11月24日(木)のオンエアでは、映画監督のアミール・ナデリさんをゲストにお迎えしました。

「こんな雪の降るクリスマスのような日に、日本に来れてとってもうれしいです」とアミールさん。アミールさんはイラン出身でアメリカ在住の映画監督。現在開催中の「第17回東京フィルメックス」のために来日されました。ここ15年間は、東京とニューヨークを行ったり来たりしているそうで、5〜6年前には日本で西島秀俊さん主演の映画「CUT」を撮影しており、「東京は僕にとって二番目の家のような場所です」とアミールさん。

11月27日(日)まで有楽町朝日ホールをメイン会場に開催されている「第17回東京フィルメックス」。独創的な映画を、アジアを中心とした世界から集めた国際的なこの映画祭で、アミールさんは審査員を務めたことも。この映画祭にはどんな思いがあるのでしょうか?

「僕にとっては“家”のようなアットホームな映画祭ですね。世界中で行われている映画祭はセレブリティのためのものというイメージがあると思いますが、この『東京フィルメックス』に関しては、若いフィルム・メイカーたちのためのものとも言えると思います」

というのも、以前にこの映画祭に観客として見に来ていた人たちが、何年後かに監督として参加していたりしています。そのため、「日本の映画界にとっても必要な映画祭だと言えるでしょう」とおっしゃいました。

そんな映画祭で、アミールさんの「モンテ」という作品が特別招待作品に選ばれています。「モンテ」とはイタリア語で「山」を意味するのですが、どういった作品なのでしょうか?

この映画を見た坂倉は「今まで私も見たことのないような作品でした」とのこと。イタリアで撮影が行われ、時代設定は1,000年前。巨大な山が壁のようにそびえ立っているため、太陽が十分に当たらず、作物も育たない村で、男がその山そのものに挑戦するというもの。「アミール監督らしい畏敬の傑作」と評されています。

「15年前に頭の中で構想ができあがって、ストーリーが自然に僕のところに来てくれて。それでできあがっていきました。チャレンジだったり、リスクをテーマにしています」とアミールさん。撮影は3,000m以上の山でも行われ、いろいろな意味で全てが緊張感に溢れた現場だったそうです。

最後にアミールさんに「元気になれる秘訣」をお聞きしました。

「自分の仕事を信じ続けること。そしてリスクをとること、リミットを超え続けること。僕は自分の仕事を、映画を愛しています。いつも映画のことを考えています。これが僕の元気の秘訣そのものではないでしょうか」

これからもまだまだ私たちがワクワクするような作品を発表してくれそうです!

※PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。

【番組情報】
番組名:「ACOUSTIC COUNTY」
放送日時:月・火・水・木曜 14時−16時30分
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/acoustic/

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