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名物はクラフトビールと店員さんの○○! これぞ“劇場型”レストラン「驛の食卓」【横浜】

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教えたいような、教えたくないような

新麦の季節がやって参りました。「オクトーバー・フェスト」とも呼ばれ、あちこちでビール祭りの行われる季節ですが、皆さん、ビール飲んでますかー! ビールが飲めれば、たいていのことは、や・り・きれるー!

さて、そんなビールの新年に、『メシ通』読者の皆さんに教えたいような、教えたくないような、なんとも悩ましいビアレストランを見つけましたので、意を決してご紹介いたします。

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やってきたのは、横浜

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JR桜木町を出て南へ向かい、大岡川にかかる弁天橋を渡って歩くこと1分。左手に見えますのが、ビアレストラン「驛(うまや)の食卓」です。

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店内に入るとまず迎えてくれるのはハムの燻製とビールの醸造場。

ハマっ子に愛されている「横浜ビール」の直営店で、1階で実際にビールを作っているのです。

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平日水曜の夜にもかかわらず、1階のテラス席から、約120席という2階のフロア、別室のパーティールームまで、カップルや会社の同僚風の男女、団体さんでにぎわっていました。

自慢の地ビールとワカメ

まずはビールでしょ!

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事前にお話をうかがっていた大月勝晃店長おすすめの、新麦で作られた「瀬谷の小麦ビール」(800円)を注文。

うーん、飲みやすい! 後味がさらりとしていて、香りが良いです。

なんでも、横浜市内にある瀬谷地区の農家、岩﨑良一さんがお店との付き合いを通して作るようになった小麦で仕込んでおり、このほどインターナショナルビアコンペティションで銅賞を受賞したそう。今年の小麦は、初めてお店のスタッフも種まきから麦踏み、収穫、精麦までの全工程お手伝いに参加した、特別な新麦のようです。

さて、まず一杯目のビールを味わった後は、ビールのお供を注文。何にしよう。

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メニューを開くと、出ましたワカメ!

え、ワカメ? と思った方もいらっしゃるのではないでしょうか。

なんとこのお店、一番人気のメニューがワカメの炒めものだそうです。震災を機に結束を固めた宮城県気仙沼市の漁師の「こいわかめ」を、横浜市の老舗「岩井」の胡麻油で炒めたワカメ炒め(600円)。頼んでみると……。

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うんま!!

ワカメが大きい! 食べると肉厚で、平麺のパスタを食べている感覚に近いです。胡麻油の風味がビールと意外なほど合う。

これは2杯目でしょ!

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次に頼んだのは、なんともうれしい、ビール5種類のテイスティングセット(1,500円)。

写真右端から、横浜ラガー、ペールエール、ヴァイツェン、アルト、ピルスナー。

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メニュー表の解説を交えてそれぞれの味を紹介すると、横浜ラガーは「グレープフルーツのような香りと強い苦み、しっかりとしたコク」とあります。

うん、確かに。飲みやすい!

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一方、ペールエールは、横浜ラガーに比べて、もっと芳醇な味。酸味と苦み、いろいろな味が口の中でパチパチ弾ける駄菓子のようで楽しい。「数種のホップをぜいたくに使用」しているそう。

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チェコスタイルのピルスナーは、「上品な苦みとほのかな麦の甘み」。なるほど、ほどよく苦みが乗っていて、かといって苦すぎず、爽やか。

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アルトは、赤茶色でこれぞドイツビール。見た目だけでも気分が上がる。「ドイツ・デュッセルドルフ発祥。みずみずしい飲み口と香ばしい香り」。後味もフルーティーでぐいぐいイケます。

そして、ヴァイツェン。

ヴァイツェンは横浜ビールの代名詞とも呼ばれるビールで、一番人気だそう。いずれも、これまでの各種品評会での受賞歴がメダルの写真で表現されています。もちろんほかにもビアカクテルや限定ビールが目白押し。さすが醸造所直営のビアレストランです。

肉&野菜のツマミも充実

こうなると、次はやっぱりウインナーでしょう! 来ました! ぷりぷりっとした3種類の自家製ソーセージ盛り合わせ(1,800円)。

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顔を見せておくれ! ナイフを入れると、じゅわーっと肉汁が。右端の粗びきウインナーは、ハンバーグのような肉の食感。中央のカレー風味は、辛過ぎず程よいスパイスの味。左端のバジル味は、これまた趣きが違って、憎らしいほど最高な3本のウインナーです。

こうなると食欲全開! お店の入り口で見たときから心をつかまれていた生ハム(650円)!

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当日の日替わりメニューからは……。

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里いものケチャップチーズ焼き(700円)!

里いもは近隣の藤沢市内の山澤農園、ケチャップは、横浜の老舗・清水ケチャップを使用しています。

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あー、もう、うまいビールに料理に最高やなー。

そしてウェイターさんが突然……

え? 人に教えたいような、教えたくないようなって、この料理とビールのことかって? いやいや、それなら、すぐにでも教えたいんですけど、それだけじゃないんですよ、このお店。大月店長もしぶしぶ取材に応じてくれたマル秘サプライズがもうすぐ始まるんです。

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あ! 始まりました!

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さっきまでウェイターとして働いていた彼が、

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別のウエイターの彼が、

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ウェイトレスの彼女が、

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歌っています!

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歌いまくっているのです。オペラ歌手並の声量で!

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歌だけじゃなく、トロンボーンとピアノの生演奏まで!

いや、これ、バースデーソングなんかの類ではなく本格的なカンツオーネ、オペラの一節が目の前で披露されています。

圧倒的な声量はこちらでご確認を!

www.youtube.com

あれよあれよという間に4曲も熱唱。いやぁ盛り上がるなー!

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歌い終わった彼らをつかまえて、パチリ。

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なんでも皆さん、音大出身の本格的なプロ、セミプロの方々のよう。

お店で時折、食事付きのオペラのイベントもしているようです。

ですが、特にお店のホームページでは一切、告知していません。理由を大月店長にうかがうと……。

お客さんを喜ばせたくて1年半ほど前からスタッフの提案で始めたのですが、サプライズを楽しんでもらうため、できるだけ情報を出さないようにしているんです。

無理を言って取材に応じてくださり、ありがとうございます!

皆さんも、一緒に連れていく人を驚かせるために、内緒にしていてくださいね。

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こうしたサプライズをお客さんはどのように感じているのでしょうか? 演奏者に近い席にいた10人組の男女にお話をうかがいました。幹事さん、ご存知でしたか?

「いえ、知らなかった。単に、料理とビールが美味しいお店だからと思って予約したんだけど……」と、ちょっと驚いた様子。お店の近くにある会社の同僚たちと、送別会を兼ねてこの日はお店を訪れたそう。

でも幹事さんについてきた男性の一人は「すごく良かった!」と満面の笑みで、思いがけないひと時を楽しんだようでした。

横浜ならではの多く見かけた外国人のお客さんも、同様に楽しんでいたようです。

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人生には時折、ハッピーになるサプライズが必要。そこに、美味しいビールと料理があれば、なおさらです。

このお店では毎月のように限定ビールも登場。人生を共に謳歌(おうか)したい誰かを連れて訪れてみてはいかがですか。

お店情報

横浜ビール 驛の食卓

住所:神奈川県横浜市中区住吉町6-68-1 横浜関内地所ビル1、2F

電話番号:045-641-9901

営業時間:月曜日~金曜日および祝前日11:30~15:00、18:00~23:00(食事LO 22:00・ドリンクLO 22:30)、土曜日 11:30~23:00(食事LO 22:00・ドリンクLO 22:30)、日曜日・祝日11:30~21:00(食事LO 20:00・ドリンクLO 20:30)

定休日:年末年始

ウェブサイト:http://www.umaya.com/

※金額はすべて消費税込です。

※本記事の情報は取材時点のものであり、情報の正確性を保証するものではございません。最新情報はお電話等で直接取材先へご確認ください。

書いた人:塩月由香(しおつき ゆか)

塩月由香(しおつき ゆか)

1977年生まれ。宮崎県出身。自称、日本で一番諦めの悪い一人社会部ライター。学生時代を阪神淡路大震災後の神戸で過ごす。卒業旅行は日本縦断。13年連続新聞社受験落ちの偉業あり。それでもパソコンメーカー勤務などを経て新聞社、週刊誌、月刊誌で計8年の記者経験を積み現在にいたる。コスパが高くて美味しいものに出会うと店の心意気に感動して人に伝えたくなる。好物は魚。

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