上野優華 自身初のツアーも大盛況! 地元徳島での凱旋ワンマン開催決定

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上野優華 自身初のツアーも大盛況! 地元徳島での凱旋ワンマン開催決定

 18歳の歌手・上野優華が、11月23日に大阪 梅田Zeelaにて自身初のツアーのファイナル公演を実施した。

上野優華 キュートなライブ写真

 “アイドル界のバラード女王”と呼ばれることも多い落ち着きと情感あふれる歌声と、そのイメージを完全に覆す天真爛漫でいい意味で“おばちゃん”感のあるMCの天地ほどのギャップでファンをトリコにしている上野優華。聴く人に勇気を与えてくれる溌剌としたナンバー「Diamond days~ココロノツバサ~」でスタートした今回のライブでは、「みなさん、こんばんはー!!! 上野優華です!」と元気満点のMCを挟み、客席からの「かわいいー!」と湧き上がる声援に「知ってる(笑)でもみんなのほうがかわいいよー♪」とお決まりのやり取りも。

 その後、ライブをガツンと盛り上げるノリノリの曲を立て続けに披露。テレビなどでバラードのイメージを上野に抱いていたであろうファンは度肝を抜かれるほど、ステージ狭しと軽いステップで踊り、この夏の定番曲となった「Summer Mission」では会場中のファンのハートを指のピストルで撃ちぬいた。いい感じに会場が温まったところで、R&Bテイストで今の季節にぴったりの「Winter Kiss」で少しクールダウンしたのち、持ち味の深みのある声でアカペラから「ただ、あなたのそばで」を歌い、会場のファンは呼吸の音すらも聞こえないほど静かに上野優華の生声を味わっていた。

 また上野のファンはもうお馴染みのピアニスト・岩永知佳を呼び込み、ピアノの生演奏での歌唱コーナーへ。岩永さん自身が作曲の優しい応援ソング「Dear my hero」で会場中に穏やかな空気が流れ、切ない恋心を歌う「1cmの片想い」などを歌唱。まだ自身が生まれてない頃のヒットナンバーのカバーにも定評のある上野だが、上野優華のカバーが好きなファンにはたまらない「Woman~“Wの悲劇”より」「オリビアを聴きながら」「天使のウィンク」「卒業写真」の生演奏でのカバーメドレーに、少し目に涙を潤ませるファンもいた。そして生演奏のコーナー最後は、上野優華のデビュー曲「君といた空」を爽やかに歌いあげた。

 ここでファンお待ちかね、今ワンマンライブで特別に設けられた「携帯での写真撮影OKコーナー」として、女の子の淡い恋心をかわいらしく歌う「好きになってもいいですか?」を披露。会場中に視線を送り、できる限り多くのファンがいい写真を撮れるようにステージを行き来する上野優華のサービス精神がよくうかがえるコーナーとなった。「かわいい写真を選んで拡散してください! 半目はだめだよ! それは心の中に置いといて!!」という上野に会場から爆笑が沸き起こった。そして今年リリースした元気いっぱいの女の子ロックナンバー「恋するPretty Girl」、好きな気持ちと寂しい気持ちが交差するバラード「恋日記」、上野としては初めての失恋ソングだった「シナモンティー」と、会場の空気を盛り上げたりしっとりさせたり、上野優華の表現力の幅の広さを魅せた。

 「私には遠すぎる夢かもしれないけど、紅白歌合戦に出たいという夢を掲げました。今回のツアーでは間が2マンだったんですけど、ご一緒してくださったアイドルの皆さん、『優華ちゃんのファンのみなさんて、すごい温かいよね』って言ってくれて。本当に皆さん言ってくれて。今日もそんな温かい皆さんの声援を受けて、少し、ほんの少しかもしれないけど、夢に近づいたのかなって思わされて。同時に“応援してくれる皆さんを紅白に連れて行かなきゃ!”と、すごく思いました。みんなありがとうございます! もっともっと頑張ります! 紅白一緒に行こう!」と言葉を涙で詰まらせながら語った。上野優華が、いつも自身に勇気や笑顔をくれるファンとの絆を想って人生で初めて作詞・作曲し、今年国内バレーボールリーグ「2016/17 Vリーグ」オフィシャルサポートソングとなった前向きなナンバー「やくそく」を少し涙で揺れる声で歌った。

 「最後に皆さんの背中をそっと押したい、勇気づけたいという想いを込めて歌っているこの曲を聴いて下さい。私自身もこの曲によく勇気づけられている、そんな曲です」とまだ涙に少し濡れた瞳で、ファンへの感謝の気持ちを詰め込んで「星たちのモーメント」を歌唱し、本編は温かい雰囲気で終了した。

 アンコールの声援と拍手が沸き起こり、再び登場した上野優華は、ライブ前にこのツアーファイナルで新曲を歌うことを予告していたことに触れ、照れたような笑顔で少し勿体つけながら「新曲のタイトルは……「だって君のカノジョだもん。」です!」と発表。この曲は来年1月11日に発売となる上野優華のミニアルバム『Sweet Dolce』の収録曲となる。「だって君のカノジョだもん。」はミニアルバムのタイトルにもぴったりの、甘い甘い歌詞とミディアムテンポのゆったりしたメロディがスイーツのような楽曲。曲の終盤には「好き」というセリフが入っており、はにかみ笑顔で上野がそのセリフを口にした瞬間、客席から「フゥー!!」と歓声が沸いた。さらに、既に東京での開催が発表されている【上野優華バースデーワンマンライブ~進め!すだちっ娘!YUUKA’s Pretty Romantic 19-BOX~】だが、上野優華の地元、徳島での開催も発表。会場には徳島からの遠征ファンも多く、「待ってました!」の拍手が起こった。

 この日の最後の曲は、自分のふるさと、実際のふるさとだけではなく、心のふるさとについても想いを馳せて上野優華自身が詞を書いたバラード「あたたかい場所」。「本当にこんなに温かい皆さんにファンでいていただいて、すごくすごくうれしいです。私は本当にライブが好きで、きっと皆さんもライブが好きだと思うんですけど。この空間がすごく大好き。この場所は本当に温かい場所だな、と思うんです。ありがとうございます。」とピアノの生演奏でしっとりと歌い上げ、女の子らしいキュートな曲、ノリノリのロックナンバー、心に迫るバラードと、シーンシーンで異なる表情を魅せ、ライブの時間がとても短く感じるほど多彩な脅威の18歳、上野優華の初めてのツアーは終了した。

 「すだちっ娘には旅をさせろ!」というサブタイトルのついていた今回のツアー。すだちっ娘の次の旅はすでに始まっている。まずは来年1月11日のミニアルバムの『Sweet Dolce』のリリース、東京・徳島でのワンマンライブを楽しみに待とう。

◎【上野優華バースデーワンマンライブ~進め!すだちっ娘!YUUKA’s Pretty Romantic 19-BOX~】
・東京編supported tvk 『POP PARADE』
2017年2月5日(日)新宿BLAZE
OPEN 14:30 / START 15:30
チケット:前売 3,800円(ドリンク代別)/ 自由・4歳以上チケット必要・整理番号順入場

・徳島編 FM徳島presents
2017年2月11日(土)徳島市シビックセンター4Fホール
OPEN 14:00 / START 15:00
料金:前売 3,500円(税込/ドリンク代別)/ 4歳以上チケット必要・整理番号順入場
席種:自由(一部イス席、立ち見) / 思いやりシート(未就学児童、60歳以上、身体障碍者及び同伴者)
※予定数に達しましたら受付中止します。 
※思いやりシートは、FM徳島でのみ受付します。
※思いやりシートは12/7~のFM徳島先行予約からご予約できます。

◎ミニアルバム『Sweet Dolce』
2017/1/11 RELEASE
[初回限定盤A(CD+BD)] KICS-93452 5,463円(tax out)
[初回限定盤B(CD+DVD)] KICS-93453 2,963円(tax out)
[通常盤] KICS-3454 2,037円(tax out)

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