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なぜインフルエンザ予防接種の料金は毎年変わる?病院や地域での違いについて

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11月も終わりに差し掛かり、本格的にインフルエンザが流行し始めたので、インフルエンザ予防接種を受けるのが1つの対策となります。

このインフルエンザ予防接種は保険適用ではありませんし、病院によって価格が違うのはいったいなぜなのでしょうか?

今回はインフルエンザ予防接種に関する費用の疑問、病院ごとに価格が違う理由、保険適用にならない事情について医師に解説をしていただきました。

2016年インフルエンザワクチン平均価格の傾向

2016年の傾向

全国1500施設余りを調べた民間の会社の調査では、全国のインフルエンザワクチンの価格の平均は3,346円で、昨年よりも142円ほど高くなっているということです。

■最も平均価格が高い都道府県

・岩手県:3,880円

■最も平均価格が低い都道府県

・佐賀県:3,081円

■東京都内の平均価格

・3,364円(前年比-76円)

■全国平均価格

・3,346円(前年比+142円)

2015年の傾向

2015年はインフルエンザワクチンが3価のものから4価のものに変更になったこともあり、2014年より平均500円程度値上がりする傾向がみられました。

■最も平均価格が高い都道府県

・東京都:3,440円

■最も平均価格が低い都道府県

・秋田県:2,992円

■全国平均価格

・3,204円(前年比+265円)

2014年の傾向

■最も平均価格が高い都道府県

・宮城県:3,043円

■最も平均価格が低い都道府県

・北海道:2,766円

■東京都内の平均価格

・3,000円

■全国平均価格

・2,939円

《参照》

・QLife

インフルエンザワクチンの原価


インフルエンザワクチンを病院が仕入れる原価は、同じ製品であれば大体どこも似たような価格になっているものの、メーカーが異なったり、防腐剤の使用の有無などによって金額は変わってくることがあります。

インフルエンザ予防接種の料金が病院ごとに違う理由

自由診療である

病院で自由に価格を設定できます。

病院の経営方針により異なる

比較的安めの設定にして、患者さんを集める宣伝のように利用したり、反対に予約が着すぎないように少し高めの設定にしていることもあります。

特に、総合病院などでもともと非常に外来が混んでいて、インフルエンザの予防接種の患者さんで診療枠が埋まってしまうとほかの患者さんの診療に非常に差し支えるといったケースがあります。

そうすると、高めの価格設定になっていたり、時間枠などが設けられていることもあります。

自治体の補助の金額

自治体によっては補助金を出すケースもあり、その場合は少し安く済むケースもあります。

インフルエンザの予防接種が保険適用外の理由


理由としては、日本の健康保険は、基本的に病気やケガが起こった後に治療のために用いられるもので、まだ起こっていない病気やけがを未然に防ぐことを目的とした、予防のための処置には適用されないことが挙げられます。

しかし、地方自治体や大きな企業の健康保険組合ではインフルエンザのワクチン接種を推奨する目的で、独自の補助金制度などを設け、ワクチンを受ける方の経済的な負担を軽減しているケースも見受けられます。

補助金制度などの対象になる方は、ぜひ上手に活用していきましょう。

最後に医師から一言

インフルエンザの予防接種は身近でありながら意外と誤解の多いものです。

毎年受ける必要があり、インフルエンザのワクチンを受けたことでインフルエンザにかかってしまうこともまずありませんので、特に成分にアレルギーなどのない方はぜひ受けておきましょう。

(監修:Doctors Me 医師)

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