間違うと恥ずかしい!バイトするなら知っておきたい敬語の使い方-ー上司・先輩との会話編-

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間違うと恥ずかしい!バイトするなら知っておきたい敬語の使い方-ー上司・先輩との会話編- 間違うと恥ずかしい!バイトするなら知っておきたい敬語の使い方-ー上司・先輩との会話編- 間違うと恥ずかしい!バイトするなら知っておきたい敬語の使い方-ー上司・先輩との会話編-

普段話の中で何気なく使っている敬語ですが、実は間違って覚えてしまっているということはありませんか。

敬語ができているのとそうでないのとでは、相手からの印象も大きく変わってきます。実際に間違った表現と正しい表現を見比べながら、敬語の使い方を見直していきましょう。

 

出社前後(挨拶、清掃中などの会話)

1)

×「本日も宜しくお願いします」

○「本日も宜しくお願いいたします」 「~します」は間違いではないですが、「~いたします」にした方ほうがより丁寧な言い方になります。

2)

×「出勤が遅くなってすみません」

○「出勤が遅くなりまして申し訳ございません。」 「すみません」という言葉は、丁寧語ではありますが目上の人に使う際には「申し訳ございません」や「申し訳ありません」などもっと丁寧な言葉を使うのが好ましいとされています。

3)

×「今日は天気が悪いようですね。」

○「本日はあいにくのお天気ですね。」 間違った言い方ではないですが、「今日」は「本日」に変換し、「悪い」は「あいにく」にかえるとより丁寧な言い方になります。

4)

×「何か手伝えることはありませんか」

○「何かお手伝いできることはございませんでしょうか」 まず「手伝い」は「お手伝い」に、「ありませんか」は「ございませんか」に直す必要があります。また「お手伝いする」を「お手伝いさせていただく」という謙譲語表現に変えるとさらに良いでしょう。

5)

×「掃除を手伝ってください」

○「恐れ入りますが、掃除を手伝って頂けますでしょうか」 「~してください」は間違った表現ではないですが、上司などの目上の人に対して使うには適切ではない表現になります。

6)

×「お客様が来ました。」

○「お客様がいらっしゃいました。」 「来る」という言葉には「みえる」「おいでになる」「お越しになる」「いらっしゃる」など、多くの表現がありますが、いずれも尊敬語になりますので、どれを使っても丁寧な言い方になります。

 

バイト中(質問の仕方、受け答えなどの会話)

1)

×「了解しました」

○「かしこまりました」 バイト中などよく使用する言葉ですが、「了解」は上の立場から相手を見て了承する場合に使用しますので、正しくは「かしこまりました」や「承知しました」を使用します。

2)

×「宜しかったでしょうか」

○「宜しいでしょうか」 「宜しかった」と言い切ると、相手に自分の意見などを押し付けるような聞こえ方になりますので注意しましょう。

3)

×「今、時間ありますか」

○「恐れ入りますが、少々お時間を頂いても宜しいでしょうか」 質問や相談をする際に、相手に時間を割いてもらうので、まずはクッション言葉の「恐れいりますが」と入れてから「~頂いても宜しいでしょうか」とお願いしましょう。

4)

×「どうしますか」

○「いかがいたしましょうか」 「どうしますか」という言葉は敬意が含まれていない表現になりますので、目上の人には、「いかが」や「いたします」などの敬語を使用しましょう。

5)

×「参考になりました」

○「勉強になりました」 「参考」は自分の考えを決める際の足しするという意味を持つので、相手に使用するのは失礼にあたります。目上の人に対しては「勉強になりました」と伝えるのが良いでしょう。

6)

×「なるほどですね」

○「おっしゃるとおりですね」 そもそも「なるほど」という言葉が目下のひと人に対して使用する言葉であるとともに、これは「なるほど、そうですね」が省略されている形になっています。「おっしゃるとおりですね」などという言い回しにかえましょう。

 

退社前後(シフトの相談、帰りの挨拶などの会話)

1)

×「お帰りになられますか?」

○「お帰りになりますか?」 「お」と「られる」は両方同時に使うと、二重敬語になってしまいます。敬語として使用する際は、どちらか一つ使用しましょう。

2)

×「私はそろそろ帰ります。」

○「私(わたくし)はそろそろ失礼致します。」 ここでは目上の人に自分がすることを伝えるので、敬語ではなく謙譲語を使用します。「帰る」の謙譲語は「失礼する」となりますので、目上の人には「失礼致します」という表現が適切です。

3)

×「明日はお休みをいただきます」

○「明日は休ませていただきます」 自分の動作に「お」を付けるのは、最近「お休み」とい言葉も定着してきているので違和感はないですが、文法的には間違っているので要注意です。

4)

×「ごくろうさまでしたご苦労様でした」

○「お疲れ様でした」 「ご苦労様」は、目上の人が目下の人にねぎらう言葉なので、これを上司に使ってしまうと印象が一気に悪い方向へと変わってしまうので要注意です。

5)

×「明日は○時出社で大丈夫ですか?」

○「明日は○時出社でよろしいでしょうか?」 「大丈夫」という言葉は間違いではないですが、目上の人に対して使用するのは、少し上からの目線になってしまう為ため、不適切な表現になります。

6)

×「来週のシフト時間はどうしますか?」

○「来週のシフト時間はいかがいたしましょうか?」 「どうしますか」という言葉には、敬意が含まれていない為ため、謙譲語の「いかがいたしましょうか」を使用するのが正しいです。

 

正しい敬語を使って印象をかえましょう!

間違っている敬語と正しい敬語を見比べると、どれも細かい違いで意識しないとなかなか直すのは難しいかもしれません。

しかし正しい敬語を使えることは、あなたの印象は大きくかえるきっかけにもなります。意識して使うことで自然と敬語を身に着けつけ、あなたも敬語ができる人になりましょう。

 

協力会社/ウィルゲート

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