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【今年注意】新型インフルエンザの脅威とは?予防接種だけで安心してはいけない理由

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38度以上の高熱、激しい喉の痛み、止まらない咳、全身を襲う倦怠感、関節痛……。インフルエンザの流行を前に、今年も予防接種の時期が近づいてきました。人によっては予防接種さえしておけば、もう大丈夫と思っているかもしれませんが、じつは「新型」にはあまり効き目がありません。

 


「インフルエンザ」「ノロウイルス」を予防する からだにいいこと
Fujisan.co.jpより

子どもや老人がかかってしまうと重症化して、手遅れになってしまうケースも……。知らなかったでは済まされない新型インフルエンザの脅威を知ることで、万が一の場合にきちんと備えておきましょう。

 

より危険なのは「季節型」より「新型」だった!?

 

インフルエンザは一般的に「季節型」と「新型」の2つに分けられます。大半の人がインフルエンザとして認識しているのは「季節型」、学級閉鎖などで話題となるほうです。一方、「新型」は鳥や豚などの動物が持っているインフルエンザウィルスが突然変異し、人間にかかるようになったタイプをいいます。もともと人間にかかるウィルスではないため、抗体がない人間に感染すると、世界中で大流行(=パンデミック)する恐れがあるのです。

 

「季節型」は例年12~1月頃がピークになるのに対して、「新型」は不定期です。つまり、いつ変異するかわからないので、流行の時期が読めないのです。わかっているのは10~40年の周期で大流行するということ。実際、20世紀以降も新型は猛威を振るい、世界中で多くの死者を出しています。

 

・1918年「スペインかぜ」(H1N1型)__4,000万人(以下、死者数)

・1957年「アジアかぜ」__200万人(H2N2型)

・1968年「香港かぜ」__100万人(H3N2型)

・2009年「新型インフルエンザ」__2万人(A/H1N1型)

 

「H5N1型」の場合、致死率はなんと60%!?

「新型」がやっかいなのは、「季節型」と比べて致死率が高いことです。08年に世界銀行が発表したデータによれば、これまで流行した新型インフルエンザはいずれも「弱毒性」。これは裏を返せば、まだまだ危険性の高い「新型」が存在するともいえます。そして、それこそ「H5N1型」なのです。

 

WHOによれば、季節型インフルエンザの致死率が0.1%未満であるのに対し、H5N1型の致死率は60%にも達するといいます。この致死率が正確なのかどうかはわかりませんが、季節型よりも症状が重くなりやすく、命を落とす危険性が高いのは事実といえるでしょう。

 

【弱毒性】

軽度 09年新型インフルエンザ(A/H1N1型)

香港・インフルエンザ(H3N2型)

中度 アジア・インフルエンザ(H2N2型)

強度 スペイン・インフルエンザ(H1N1型)

 

【強毒性】

過去になし(H5N1型の可能性)

 

人類滅亡!?高致死率のインフルエンザを開発した日本人


プレジデントファミリー(PRESIDENT Family) 2016-09-05 発売号
Fujisan.co.jpより

 

ウィスコンシン大学マディソン校教授兼東大医学研究所の河岡義裕教授は、人間の免疫系を逃れ、現在のワクチンでは一切効かない「スーパーインフルエンザウィルス」の改変に成功しました。

 

もともとは新型インフルエンザウィルスがどのように変異していくかを研究して、ワクチン改良につなげる狙いがありました。この研究は一部の科学者からウィルスが流出した場合、大惨事になると大きな波紋を呼びました。もちろん、“たられば”の話ではありますが、もし天災などの影響を受けて、研究所からウィルスが流出してしまった場合は、人類滅亡の危険性もあり得る、といえるのです。

 

予防策は徹底した「手洗いうがい&マスク装着」

 

これだけ恐ろしいインフルエンザウィルスですが、基本的な予防策は「手洗いうがい&マスク装着」に尽きます。なせなら、インフルエンザの感染経路は、一般的に「飛沫感染」と「接触感染」だからです。そのため、外出したら手洗いとうがい、身近に風邪気味の人がいるときはマスクを着けるなどで、予防に努めるのがいいかもしれません。

 

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