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リーゼントが大好き過ぎるお笑い芸人とは!?

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今回お話を伺ったのは、ケイダッシュステージ所属のお笑いコンビ「キャットストリート」の小寺さん。10代にしてはやくも「リーゼント」にはまり、尖った生き方をしてきた小寺さんが語ってくれた、リーゼントの魅力とは………!?

どうしてもリーゼントになってしまう

小寺さんがまだ中学生だった頃、クラスメイトにパンクロック好きな友人がいた。生まれ育った愛知県には、当時パンク文化がまだ残っていて、その友人がロカビリーのCDを沢山持っていた。友人の家を溜まり場にして、ガンガンその音楽を流すという日々を過ごしていた中で、はじめは「革ジャンにリーゼント」というスタイルを滑稽に思い、笑っていたそうなのだが、毎日聴いていると、段々と好きになってしまう。気付けばロカビリーが大好きになっていたという小寺さんは「ロカビリーを好きになるとどうしてもリーゼントになってしまうんです」という謎の名言を教えてくれた。

そこから、リーゼントについての研究を始めたという小寺さん。教えてくれる人が周りにいなかった為、雑誌に載っている写真を見て「どうやって作っているのか」を想像し、似せながら作っていくということを地元で続けていたそうだ。

東京にもあったんだ

愛知から上京してきた小寺さん。初めて、原宿のパンクロックの店を訪れた時に、ある衝撃的な出会いをしたという。リーゼントにも色々な種類がある中で、スプレーでがっちり固めるというスタイルだった小寺さんは、そのお店を開けに来ていたらしい店長さんが、缶コーヒーのプルタブを開けながら、尻ポケットから出した櫛でリーゼントを掻き上げる仕草を目撃してしまう。そして、「ちょっと乱れて崩れて直すのが格好いい」と気付き、固めるのを止めたそうだ。今でもずっと、ポケットに櫛を入れているという。

ちなみに今現在の小寺さんは、コンビの芸風上、尖り過ぎた格好は出来ない為、かっちりとした髪型をしている。

深刻な後継者不足

あらゆる伝統産業と同じように、現在では「リーゼント業界」も深刻な後継者不足に悩まされているという。一番尖っていた時代から比べれば確実に減ってきているものの、興味があるひとは一定数必ず居る筈だと言う小寺さんは、この文化は絶対に廃れてはいけない、と警鐘を鳴らす。ウエスタンやロカビリー、UKカルチャーが好きな小寺さんは、たとえばビートルズのような、「モッズ的なおしゃれ」と比較して、「男くさいもの」は相対的に受けなくなってしまってきてるのかも知れないと分析する。

もうひとつ、日本人のお笑い芸人たちがコントや漫才の中で、リーゼントを「ギャグ」として使ってしまっているせいで、そこに滑稽なイメージがついてしまったということも原因だろう。同じ芸人として「そのことに責任を取って、リーゼントの格好良さを広めていきたい」と小寺さんは語気を強めた。

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記者:

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