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Jazztronik・野崎良太、初のソロライヴに「このスタイルでのパフォーマンスは今回限りだと思う(笑)」

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10月19日に「Private Edits」を発売したJazztronik・野崎良太が、11月18日にポニーキャニオン1F特設ステージにおいて一夜限りのスペシャルなステージを披露した。

本イベントのテーマは「ソロ・スタイル=野崎良太、たった一人でのパフォーマンス」。ナイフエッジ・レーベル時代の楽曲をライヴ用にプログラミングしなおし、それらを立ち上げ、走らせながら、自身もキーボードを奏でながら、要所にクラブでのDJプレイ要素を加えていく。

敢えて表現するのであればJazztronikの真骨頂であるライヴ・セットとDJセットを掛け合わせたもの。それは常に挑戦し続けるという野崎の音楽に対する強い思いのプレゼンテーションでもあったように思えた。

有坂美香、為岡そのみ、そしてエリ・アンナといったヴォーカリスト達はもちろん、ベースの藤谷一郎、そしてドラムスの天倉正敬といったジャズトロ・ファンであれば誰もが知るおなじみのメンバーは誰一人いない、たった独りでステージ。

“孤独なパフォーマンス”はヒット曲「Sweet Rain」で開幕。オリジナル楽曲制作時のマルチ・データを絶妙にエディットし、DJ感覚で紡いで行く。美々しいストリングス、確かなビート、心地よいベース・ライン…いずれもオリジナルのそれを用いつつ、現場でインプロヴィゼーションに近い手法で世界を構築して行く。

「守破離」「Flash Light」をはじめとするヒット曲群が耳馴染みが良いながらも全く別曲仕立てで披露される。ダウンテンポからアップへ、緩急自在に会場を沸かせて行く。

オーディエンスも当然、黙ってはいない(皆、ノン・アルコール!)。その場に居合わせる誰もが幸福感と高揚感につつみ込まれ、喚起の声を上げ乱舞するに到るまでに時間を要さなかった。そしてナイフエッジ・レーベル在籍時の最大のヒット曲「Love Tribe」でパフォーマンスは幕を閉じた。

緻密さ、現場感、そして野趣が渾然となり創出された世界は、「ジャズトロ新境地」を見せつけた。

1時間強のステージを終えた野崎は「非常に疲れました(笑)」という第一声。その表情には新たなる手応えを感じた時に見せる笑顔がそこにあった。

また今回はVJ、照明、そしてPAに関してもライヴ・ハウスやクラブ双方の良い所取りのセットが組まれ、それらが有機的に連動した事も特筆事項であった。最後に「このスタイルでのパフォーマンスは今回限りだと思う(笑)」と語った野崎。既にこの成功を踏まえた、さらなる挑戦を見据えている様子であった。

<セットリスト>
・Sweet Rain
・Resolver
・Flash Light
・Soul Hood
・Love Tribe

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jazztronik オフィシャルサイトhttp://jazztronik.com/

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