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ケイト・ブッシュ、5年ぶりインタビューで自身のイメージやプリンスを語る「あれほど若くして旅立ってしまったことは大きな損失」

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 “世捨て人”とも称されるミステリアスなイメージで有名なケイト・ブッシュだが、最新のミュージック・ビデオもそのエキセントリックな世界観を見事に表現している。

 公開された映像は日本で2016年12月21日に発売されるザ・KT・フェローシップ名義のボックス・セット『ビフォア・ザ・ドーン~夜明け前』に収録される「羊の夢/And Dream of Sheep」。1985年の5thアルバム『愛のかたち/Hounds of Love』に収録されているバラードのライブ・バージョンで、ブッシュは撮影のために軽く低体温になりながら3日間もプールに浮かんでいたそうだ。この映像は彼女の約30年以上ぶりとなったライブ、2014年にロンドンで行われた22日間のソールド・アウト公演の前に撮影され、公演中にステージ上の楕円形のスクリーンに投影されていた。『ビフォア・ザ・ドーン~夜明け前』には、この公演の模様が収められている。

 またブッシュは5年ぶりにBBC Radio 6とのインタビューに応じ、2014年の連続公演について、“世捨て人”として名高い自身のイメージについて、そしてプリンスとの仕事について語った。プリンスの死後、彼女は愛のこもった哀悼の言葉を発表している。「彼はかわいらしかったわ。とても遊び心があってスイートで」と彼女は明かす。「なんて才能のある男性。なんて素晴らしいアーティスト。あれほど若くして旅立ってしまったことは大きな損失だと思うし、すごく悲しい。彼は本当に多作だった。私がアルバム1枚に取り掛かっている間に彼はワールド・ツアー2つにアルバム2枚に映画……みたいな感じで面白かったわ」と振り返ったが、二人の共作が未発表のまま眠っていることは残念ながらないそうだ。

 対立が続く現在の世の中、特にアメリカとイギリスでの状況に触発されて新曲を書いたりはしていないのかとの問いに、ブッシュはシンプルに「ノー」だけ答えた。ずいぶん長い間、曲は書いていないと言う彼女は「大きなコンマみたいなものかしら」と曲作りにおいての長い休止期間を表現した。

 “世捨て人”のレッテルについては、「人は何でも型にはめて考えるのがすごく好きだから。(出嫌いとされる)そういうレッテルは私が長い間アルバムを作っていなかった期間や、アルバムとアルバムの間に勝手に貼られたものじゃない?もっとひどいことを言われることを考えればまだましな方かもね。でも本当に出嫌いだったら3,000とか4,000人の前であれだけのショーをできるはずもないじゃない。私は世捨て人ではないけれど、そうやって私を決めつけると人は安心するみたいね」と簡潔な答えが返ってきた。

◎「And Dream of Sheep (Live)」MV
https://youtu.be/_256xd9N27o

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