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『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』が5部作に拡大しても、エディ・レッドメインは心配しない

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先日行われた映画『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』のプレミアに、ハリー・ポッターの姿はなかった。しかし、米ワーナー・ブラザースが製作する新たな超大作で主演を務めるエディ・レッドメインは、緑色の小枝に似たクリーチャーであるボウトラックルのプラスティック人形を、タキシードの肩に乗せていた。後にレッドメインは、マンハッタンのクロスビー・ストリート・ホテルで卵とコーヒーを摂りながら「レッドカーペットでファンにもらったんです」と述懐する。「すごくリアルに見えましたよ」と話す彼は、それが映画のプロデューサーの1人をだましたことも明かした。

これから数か月、そして数年間にわたり、ファンによるオマージュが増えることになる。J・K・ローリングによって描かれる新シリーズで、レッドメインは、ゴールドが大好きなフワフワの毛をもつニフラーや巨大なエルンペンなどの謎に満ちた動物たちでいっぱいのスーツケースと共に、ニューヨークを訪れる魔法動物学者ニュート・スキャマンダーを演じる。この役に向けて準備するため、オスカー受賞歴のある俳優は、アニマルトレーナーに学んだり、『ハリー・ポッター』シリーズの重要なシーンを見直したという。彼は「Youtubeの穴に沈んだ」そうだ。

新シリーズはホグワーツが舞台ではないにもかかわらず、ワーナーがシリーズのために計画している全5作品には、いくつかの重複するキャラクターが登場することとなる。レッドメインは本誌に対して、本作のこと、ローリングとの出会い、そしてなぜジェームズ・ボンドを演じないのかについて語った。

どうやって本作を知ったのですか?

驚くほどトップシークレットなやり方で僕のもとに届いたんです。デヴィッド・イェーツが、まだ知られていないプロジェクトについて、僕と話したいと言っているという電話がかかってきました。僕たちは、ブラックスと呼ばれる、ロンドンのソーホーにあるパブで会いました。僕がそこに行くときには土砂降りの雨が降っていて、地下に行くと、デヴィッドがいて、たき火がありました。全体がダイアゴン横丁のような雰囲気を持っていましたね。彼は僕に、J・K・ローリングが脚本を執筆していることを話し始めて、ニュートとスーツケースについても語りました。僕はその時スーツケースを持っていたんですが、彼がスーツケースについて話すにつれ、僕は紳士的にスーツケースを引き寄せましたよ。自分のことが、役のために服装を整えてきた俳優の1人のように思えて、恥ずかしかったんです。

脚本はいつ読みましたか?

3か月で読みました。僕は安全上、文字通り脚本に鍵をかけなければならない作品に携わったことはありませんでした。そもそも、紙の脚本を渡されていないんですよ。まさに、「注釈が書ける脚本をくれ」という感じでしたね。

家に持って帰ることはできなかったのですか?

全くです。時々ですが、自分の脚本をこっそり持ち帰りました。

オーディションは受けたのですか?

いいえ、受けませんでした。でも、キャスティングされた後にこのホテルに来たんです。すべて異なる役のために、俳優のグループがいました。彼らは違うコンビネーションに挑戦していましたね。

どうやってニュートを見出したのでしょう?

本能的なことでした。本当に、下調べすら始めていなかったんです。僕は彼をとても排他的に、そして観察力があるように演じて、オーディションの2日目にやってきたときには、デヴィッドが「面白かったけど、訓練したらもっと力強く、幅広くなるぞ!」と言ったんです。僕は「ええ、そうなりますよ」というふうに答えました。でもそれは、実は僕が頭の中で思い描いていたニュートの姿とは全く違うものでした。J・K・ローリングはテストを見ていたのですが、彼女はもう少し排他的なキャラクターを好んだのです。

あなたは、映画『博士と彼女のセオリー』と映画『リリーのすべて』という、2本のインディペンデント映画に出演し、極めて注意深いリサーチを行いました。本作ではどうだったのでしょう?

動物の飼育係の方に会いました。動物の後を追う男性に会ったのですが、彼は奇妙なことを見せてくれたんです。動物を追うときには、絶対に物音を立てないようにします。一本の足を斜めに下ろして、彼はつま先立ちしていましたよ。

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