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遅咲きの米ソウル&ファンク・ディーヴァ、シャロン・ジョーンズが60歳で死去

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 アメリカのソウル&ファンク・シンガーのシャロン・ジョーンズが、先週金曜に60歳で亡くなった。

 「とても残念ですが、かねてより膵ガンに勇敢に立ち向かっていたシャロン・ジョーンズが永眠しましたことをご報告いたします。ザ・ダップ・キングスのメンバーを含め、愛する人たちに囲まれて旅立ちました」と公式サイトが発表した。

 ジョーンズは、2013年に胆管がんが発覚し手術をしたことで、リリース予定だったシャロン・ジョーンズ&ザ・ダップ・キングスのオリジナル・アルバム『ギヴ・ザ・ピープル・ホワット・ゼイ・ウォント』を2014に延期にしている。その後膵ガンであると診断され、手術と化学療法を受けていた。

 “女性版ジェームズ・ブラウン”とも称される彼女のガンとの戦いとステージへの復帰を追ったドキュメンタリー映画『ミス・シャロン・ジョーンズ!』が今年の初めに北米で公開されたが、同作品が2015年のトロント国際映画祭で上映された際にガンが再発し、再び化学療法を受けると明かしていた。先月には、出演予定だった米ホワイトハウスでのイベントを肺炎のためにキャンセルしている。

 7月に米ビルボードのポッドキャスト“Soul Sisters”では、「今はただ前に進もうとしているだけ。自分のファンを手放したくないから。誰だって取れるだけ取りたいじゃない?私はまだギブアップしたくないの」とガンの再発に負けず可能な限りパフォーマンスを続けると明言していた。

 米サウスキャロライナ州に生まれたジョーンズは、幼い頃にニューヨークに家族で移り住んだ。40歳になるまで自身のアルバムは出さなかったが、教会でゴスペルを歌ったり、70年代には地元のファンク・バンドをバッキングにタレント・ショーに出演したりしながら音楽活動をずっと続けていた。

 長年刑務官や現金輸送車の警備員を勤めながら歌っていたジョーンズは、1996年にリー・フィールズのレコーディングにコーラスとして呼ばれてチャンスをつかむ。当日呼ばれていた3人の内、彼女しか現れなかったため全部のパートを自分で歌い、のちに彼女のソロ・レコーディングをサポートすることになる<ピュア・レコード>と<デスコ・レコード>のゲイブ・ロスとフィリップ・レーマンを唸らせた。

 そして2002年にロスが新レーベル、<ダップトーン・レコード>を発足、シャロン・ジョーンズ&ザ・ダップ・キングスのデビュー・アルバム『Dap Dippin’ with Sharon Jones and the Dap-Kings』を発売した。その後6枚のアルバムを全てダップトーン・レコードからリリースし、最後のアルバムは2015年のクリスマス・コレクション『It’s a Holiday Soul Party』となった。

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