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CEAの検査数値が高いとがんの危険!? 数値でわかる病気と対策法

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病院で行った検査で、
CEAの数値が高く不安な気持ちを抱いている人はいませんか? CEAといえば、がんであるかどうかをチェックするための指標のひとつ。CEAの数値が基準より高いということは、体のどこかにがんが隠れているのではないかと不安になってしまうものです。 しかし、CEAの数値はがんの有無を確実に判断するものではないため、数値が高いからといってがんであると決め付ける必要はないのです。 そこで今回は、CEAの数値でわかる病気や今後の治療などについて、ご紹介していきます。

要チェック項目

□CEAの数値が高い場合にはがんの疑いがある □CEAはがん以外でも高値を示すことがある □CEAはがんの有無を決定付けるものではなく補助的な判断材料である

CEAとは?

CEAとは、癌胎児性抗原の略称です。胎児期に見られるたんぱく質の一種で、出生後はほとんど検出されないものです。しかし、がんなどの病変が現れると増える傾向にあります。 このCEAは当初、大腸がんに特異的な腫瘍マーカーとされていましたが、他の臓器の病気にも反応があることがわかってきました。

CEAの基準値とは

CEAの基準値は、5.0ng/ml以下とされています。しかし、健康な人でもさまざまな要因によって基準値を超える場合があります。がんが進行するにつれて値が高くなる傾向にある。

異常値の場合はどうする?

CEAの数値が高い場合には、体のどこかにがんがある可能性を考えて、診察や検査を行う必要があります。 症状にあわせて、血液検査・超音波・CT・X線などで詳しく診て行きます。また、消化器系だけでなく、婦人科や呼吸器についても、精密検査をする必要があるでしょう。 この検査で異常がみられなかったとしても、CEAの数値が異常であったことには変わりないため、定期的に検査をすることになります。 がんは進行していく病気であるため、CEAの数値も少しずつ上昇する傾向にあります。そのため、1ヶ月から2ヶ月後に再検査を行い、さらにがんの疑いがないかどうかを見極めます。 この再検査で数値が変わらなければ、高い数値であっても問題がない可能性もあります。 しかし、再検査で数値が上昇していた場合には、早急に精密検査を行う必要があります。

CEAが異常値である場合に考えられる病気

CEAの数値が高い場合には、以下のような病気が考えられます。

消化器系のがん

胃がん・大腸がん・胆道がん・膵がん・肝臓がんなど

その他の腫瘍

肺がん・乳がん・子宮がん・甲状腺がんなど

良性疾患

気管支炎・肺炎・結核・肝炎・肝硬変・膵炎・糖尿病・腎不全・甲状腺の異常など 消化器系のがんは、基準値の2倍や3倍といったはるかに高い数値になる傾向にありますが、肺や甲状腺といったその他の臓器の炎症や病気の場合には、基準値よりわずかに超える程度にとどまることもあるようです。

がん以外でCEA値が高まることも

CEAの数値が高いからといって、必ずしも重い病気が隠れているわけではありません。病気以外でCEAの数値が高くなる理由についても知っておきましょう。

喫煙

喫煙は、CEA数値にかなりの影響を与えます。長期喫煙者の場合、人によっては基準値上限の2倍程度にまで数値が上がってしまうこともあります。CEAの検査の前は、正確な数値をだすためにも、喫煙は控えましょう。

偽陽性

偽陽性とは、がん以外の原因で腫瘍マーカーが陽性になることです。 CEAは、肝炎や肝硬変・胃炎・糖尿病・腎不全などのようながん以外の病気でも上昇が見られることがあります。そのため、数値によっては他の病気を視野に入れた検査や治療を行う必要があります。

CEA測定の有用性

CEAは、がんのスクリーニング診断のために行われることが多くなっています。がんを発見する際はもちろんのこと、がんの治療が終わった患者さんの予後の経過観察にも力を発揮します。 がんが根治すると、CEAの数値は明らかに低下し、再発し際には上昇がみられます。定期的にCEA数値を測定することで、がんの経過観察の際に参考になります。

CEAはがんが進行すればするほど高くなる?

CEAは、大腸や胃がん・肺がんなどが進行していると、より数値が高くなる傾向にあります。 そのため、数値がどんどん上がっていく場合には、病気が進行しているサインであると考えられます。数値が高い場合には、がんの切除手術をしても再発する恐れが高いため、その後も慎重に観察していく必要があります。 場合によっては、放射線治療などでがん細胞を弱め、CEA数値が下がってから切除手術を行うケースもあるようです。 CEAの数値だけで診断をするわけではありませんが、数値が高いと、それだけがんが進行している可能性も高いのも事実です。

CEAの数値が高いときは生活習慣を見直そう

CEAの数値が高い場合には、残念ながらがんである可能性も否定はできません。しかし、がん以外の炎症反応や、喫煙などによって健康な人でも数値が高くなってしまうことがあります。 基準値に戻すことができるように、喫煙の習慣がある人はまずは喫煙を控えてみましょう。そして、免疫力を向上させて炎症を抑えるためにも、質の良い食事と睡眠をとることを心がけましょう。 生活習慣を見直すことで、軽度の病気はもちろんがんなどの重い病気も改善の方向に向かいやすくなるでしょう。 (監修:Doctors Me 医師)

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