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【Chart insight of insight】プロモーション戦略の効果はいかに? 乃木坂46と三代目 J Soul Brothersの頂上決戦

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 大物アーティストを含むリリース週ということで、チャートも戦国時代の様相。相変わらずの強さを見せつける星野源、ピコ太郎、RADWIMPS、SMAPといったロングセラーの楽曲群に、いかに対抗できるかがポイントだ。その激戦なかでワン・ツー・フィニシュを決めたのが、乃木坂46と三代目 J Soul Brothersだ。

 今週1位を制したのは乃木坂46の「サヨナラの意味」(【表1】)。彼女たちがトップに立てた理由は様々だが、なんといっても実売数だろう。この曲は発売初日の累計出荷で100万枚を突破。週間の売上枚数も847,735枚という記録となっている。イベント参加券などが封入された4種類の初回仕様盤など、パッケージのしかけがあるとはいえ、この売り上げは圧倒的だ。また、謎めいたミュージック・ビデオや橋本奈々未の卒業宣言といった話題性も高く、ツイッターのポイントが1位というのも納得だろう(水色のグラフ)。基本的にはベーシックなプロモーションを行い、その上でのセールスの力で勝ち取った首位だといえる。

 一方、2位に甘んじてしまったとはいえ、三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBEの「Welcome to TOKYO」の勢いもすごい(【表2】)。セールス自体は20万枚ほどだったため乃木坂46には及ばなかったとはいえ、通常週なら1位になってもおかしくない結果を生み出している。彼らは以前の本コラムでもお伝えした通り、ミュージックビデオとテレビ出演といったビジュアル面での戦略が非常にうまく、そこからSNSへとつなげることで口コミ効果を巧妙に活用。1ヶ月以上も前からツイッター上では上位をキープしていたのがさすがだ(水色のグラフ)。ラジオやウェブなど他のメディアでも発売週に向けて期待感を煽るようなプロモーションを行っており、見事に上位へと押し込んだ。

 ただ、これら2組とも次週はどうなるかはわからない。先述のようなロングセラー組もいれば、強力な新譜も続々と出てくる。楽曲がどこまで上位をキープし続けられるかは、今後の戦略にかかっている。text by 栗本斉

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