現代のレコードブーム、女性目線から見ると?

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現代のレコードブーム、女性目線から見ると?
J-WAVEで放送中の番組「RADIO DONUTS」(ナビゲーター:渡辺祐・山田玲奈)のワンコーナー「TOKYO GAS LIFE IS A GIFT」。11月19日(土)のオンエアでは、女性向けのミュージック・セレクト・ショップ「GirlSide」のトータルプロデュースを務める、多屋澄礼さんにお話を伺いました。

多屋さんは現在、ディスクユニオン池袋店の一角に作った「GirlSide」のトータルプロデューサーとして活動する一方で、DJ、音楽ライター、ショップオーナー、翻訳家として幅広い分野で活躍しています。

「お母さんがラジオやレコードが大好きで、音楽一家だったんですが、CDをクリスマスにプレゼントし合ったりなどしましたし、学生時代にレコード屋さんでバイトをすることが憧れでした」と多屋さん。そんな多屋さんに、現在のアナログレコードブームを女性目線で語っていただきました。

「『ブームと言ってもどんなレコードを買ったらいいか分からない!』という人に、『こんな女の子には、こういう音楽』とガイドして、買って聴いてもらえたらうれしい」とした上で、「レコード好きの女性は増えてきているので、ジワジワと熱が伝わればいいなと思っています。最近では、12月に来日する、アイス・クワイアというニューヨークのバンドの新作アルバムがおすすめ。アニー・ザ・クラムジーというウクレレを弾いている日本人の女の子のアルバムなどもあります。ベル&セバスチャンのようなグラスゴーのインディ・ポップの大御所バンドや、プライマル・スクリームの初期の頃のおとなしめの音楽なども。インディ・バンドもとっても多く、なかなか情報が多く自分じゃ追いきれないじゃないですか。それを紹介できたらいいなと思っています」と話していました。

ショップやイベント企画など、いつも楽しい仕掛けを生み出している多屋さん、日々走り続けるその原動力は何なのでしょうか?

「みんなが、“何”で知って音楽を聴いているのかが知りたいんです。毎日洋服を選ぶように音楽を選んでくれたらうれしいのですが、本当に『何を聴いていいか分からない』というのが答えだとも思いますし、何でも聞いてほしいです。レコードはモノとして愛おしいものなので、女の子の本棚とかに並んで、より普及できたらいいなと思っています」

また、近年では、勝手にセレクトしてくれる音楽アプリなどもたくさん存在します。しかし多屋さんは「それだと自分の趣味の音楽にしか出合えなくなります。『本当の発見』は、あまり関係のないレコード屋さんや本屋さんでふと手にしたもの、そこから運命の出合いや、アートやファッションなどのつながり、憧れの人にたまたま出会えたりすることです」と言います。

ショップというのは、雑誌やネットと同様に、新たな出合いを生み出してくれる「一つのメディア」です。実際にレコードを手にとって音を聴くことで得ることができる魅力や発見を改めて見直してみてはいかがでしょうか?

※PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。

【番組情報】
番組名:「RADIO DONUTS」
放送日時:毎週土曜 8時−12時
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/radiodonuts/

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