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Daft Punkやアントニオ猪木を撮りながら、問題作を発表し続ける異能の写真家 梅川良満が語った半生

NeoL_繧、繝ウ繧ソ繝偵y繝・繝シ_譴・キ拈謌サ縺・Incarnations #060 (Urban), 2014

Daft Punk、Kool Keith、Missy Elliot、アメリカを代表する現代美術家ポール・マッカーシー、村上隆、園子温、灰野敬二、アントニオ猪木など、国内外の錚々たる人物を撮影してきた写真家の梅川良満。特徴あるポートレート撮影で知られてきた梅川だが、2012年には自身の創作活動にも力を注ぎ、ステッカーとポスターという特殊な形態の1st写真集「LEAVE ME ALONE」、路上の吐瀉物を撮影した2nd写真集「DRIP BOMB」をたて続けに刊行。この二冊の問題作で人々を驚かせた。そんな梅川がこのところ力を入れている「Incarnations」シリーズが欧米メディアから高く評価され、各国メディアからの取材依頼が絶えないという。アートとコマーシャル、双方の写真で国内外の注目を集めている梅川に、写真家になった経緯や自身の作品に対する思いなどを聞いた。

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「桑原茂一さんのクラブキングを16歳ぐらいから手伝い始めて、19歳ぐらいでRED SHOESでバーテンダーでバイトしてました。写真を始めたのは、20歳くらいです。写真は確かに、その頃から始めていたんですけど、遊びとしてやっていてプロになる気はあまりなかった。その頃はどちらかと言えば音楽のほうが好きで、『クラブキング』や、当時は西麻布にあったRock Bar『RED SHOES』を手伝っていました。ところが1995年頃、働いていたRED SHOESがいったん閉店することになって。じゃあこの機会に以前からやっていた写真の技術だけはちゃんと学んでおこうと思って、夜は専門学校に行って昼間はデザイン会社でバイトをするようになった。ちょうど同じ頃、あるギャラリーを手伝うことになったんですが、そこでフランスのシュールレアリスム写真の大家のイリナ・イオネスコに出会って、彼女のワークショップの撮影助手をすることになったんです。その縁で今度は自分がフランスに行った時には彼女のポートレートを撮影させてもらったり、ラボも見せてもらったりしました。その時、同じくフランス写真界の巨匠であるジャンルー・シーフにも出会い、写真を見てもらっています。作品を彼に褒めてもらえて。このフランスでの出来事がきっかけになって写真家になることを真剣に考え始めました。

イリナ・イオネスコ、ジャンル―・シーフという二人の巨匠に出会い、早くから認められてきた梅川。しかし帰国後入社した大手印刷会社の子会社はすぐに辞めることになったという。

「その会社の仕事は自分がやりたいと思っている写真とは少し違っていて、数か月働いただけですぐに辞めました。それでこれからどうしようかなと。でもその時にはすでにかなりの数の作品があったので、クラブキングの頃からお世話になっていた先輩たちに相談したんです。そうしたらアートディレクターや編集者の名刺を並べて見せてくれて。『このあたり全部に売り込んだほうがいい』と言われて売り込みに行った結果、音楽系の仕事をすぐにやらせてもらえることになった。クリエイティヴな人たちが周囲に多くいる環境にいたのがよかったのかもしれないですね。この頃のアナログ的な人との付き合いはすごく面白かったし、大きかった。

ライティングと絞りに工夫をこらした梅川の写真には、一目で梅川の作品とわかる強烈な個性と魅力があり、瞬く間に評判になっていった。カルチャーを考える基礎は音楽にあると語る梅川の作品は、特にミュージシャンたちに愛されることとなった。

「ヒップホップのミュージシャンはかなりの数を撮影しました。2000年ごろNIPPSの撮影をしたのがきっかけとなって、DEV LARGE、Kダブシャイン、スチャダラパー、MACKA-CHIN、餓鬼レンジャー、サイプレス上野とロベルト吉野など。それからもう亡くなってしまったんですが、もはや伝説的な存在になった感のあるRammellzee。四街道ネイチャーのマイクアキラの写真もかなり愛着ある作品です。ヒップホップ以外のミュージシャンだと海外ではやっぱりDaft Punk。彼らを撮影できたのは大きかった。それから国内だとクレイジーケンバンド、MAN WITH A MISSION、ギターウルフ、怒髪天、SOIL&“PIMP”SESSIONS、POLYSICS、電気グルーヴ、ユニコーン、BUCK-TICK、前野健太、安室奈美恵、木村カエラ、椎名林檎。アイドルだとPerfumeやでんぱ組.incやBisも撮っていますし、本当にたくさんの人たちを撮らせてもらっています。去年撮ったのはORIGINAL LOVEの田島貴男さん。渋谷系世代だったし、ファンとしてはたまらなかったですね。

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