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【行ってはいけない国】かつて「幸福のアラビア」と呼ばれたイエメン

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アラブ人発祥の地。コーヒー(モカ・マタリ)発祥の地。古き良きイスラムの面影を残した国。筆者がその国から来た人とニューヨークで出逢った時、イエメンについてまったく知識がなく、どこか中東の国だったかしらと砂漠を行くラクダの姿が思い浮かんだものでした。

かつて「幸福のアラビア」と呼ばれたイエメンとはどんな国なのでしょう。

世界遺産登録1 世界最古の街 首都サナアの旧市街地


世界遺産に登録されている首都サナアの旧市街地。1.5km×1kmの城壁内に、粘土とレンガで作られた建物が6500棟も密集しているそうです。古いものは1000年以上も前の建物で、中世の街並みをそのまま残す「人が住む世界最古の街」。


まるで、アラビアンナイトのような世界。
2015年6月イエメンの首都サヌアの旧市街の一部が、サウジアラビア主導の連合軍による空爆で破壊され、損壊を受けました。

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世界遺産登録2 砂漠の摩天楼 シバーム


世界遺産に登録されたイエメン中央部砂漠地帯にある「砂漠の摩天楼」。紀元前8世紀頃から、7-8階建のビルが500軒ほど密集するシバームの高層建築。

世界遺産登録3 ソコトラ島


世界遺産登録のソコトラ島は「インド洋のガラパゴス」と呼ばれる独自の生態系を持つ、不思議な絶景が眺められます。825種の植物の37%、また爬虫類の90%、陸生巻貝類の95%は、この地域の固有種。鳥類は海鳥を含め192種が見られ、その中の44種はソコトラ諸島で繁殖し、85種は渡り鳥。絶滅の危機に瀕する種も多い。海洋生物も多彩で、253種のサンゴ、730種の沿岸魚のほか、300種に及ぶカニ、ロブスター、エビなどが生息しているそうです。


「砂漠のバラ」と呼ばれる、可憐なボトルツリーの花。【世界遺産】秘境「ソコトラ島」の不思議な絶景でも紹介されていましたね。

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シバの女王伝説


旧約聖書の「シバの女王の国」という説もあります。

イスラムの教えを厳格に守るイエメンでは、女性は黒いアバヤ(アラビア半島の伝統的な民族衣装)に黒いスカーフで全身を覆い,見えるのは目だけという貞節を守るスタイル。

かつて幸福のアラビアと呼ばれた


イエメンはアラビア半島の中でも多くの部分が高地にあり、アラビアの中では雨に恵まれた緑の土地。地中海、アフリカ、インドを結ぶ「海のシルクロード」の中継地点である貿易の要地。また高価な乳香(加熱すると香しい匂いを発散する香料)の産地として栄えたため、「幸福のアラビア」と呼ばれました。

モカ・マタリの発祥の地


見渡す限り砂漠と岩のアラビア半島で、標高1,000~3,000mの山の急斜面を300年営々と開墾し、段々畑を作り上げコーヒーを栽培。漆黒の魅惑的な飲みものコーヒー「モカ・マタリ」発祥の地。

砂漠が国土の大半


アラビアで唯一石油が出ない、中東の最貧国と言われます。大半が砂漠であり、農業、産業とも乏しいようです。2016年10月現在内戦中。外務省の海外安全ホームページでは、レベル4 退避勧告が出ており、残念ながら渡航は出来ません。無理に渡航することのないようにしてください。

かつて「幸福のアラビア」と呼ばれた国、世界遺産登録の文化遺産を持った国。この国の遺産がこれ以上破壊されることのないように、いつか近い将来、皆が憧れた「幸福のアラビア」が甦る日を祈らずにはいられません。

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[All Photos by shutterstock.com]

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