ガジェット通信

見たことのないものを見に行こう

職場で義務化されたストレスチェック制度 “高ストレス者”と診断される基準とは?

  • ガジェット通信を≫


厚生労働省は職場におけるメンタルヘルス・過重労働対策として、2015年12月よりストレスチェック制度を施行しました。 近年職場環境によるうつ病の発症や、過労死が問題視されておりますが、ストレスチェック制度とはどのように行われるのでしょうか。 今回は「
ストレスチェック制度」について、医師に解説をしていただきました。

ストレスチェック制度とは

ストレスにかかわる、マルチプルチョイス方式による質問票を働いている方に記入してもらうことで、その方のストレスがどういった状態にあるのかを把握するものです。

ストレスチェックを行う意義

労働者

自分のストレスの状態を客観的な検査を用いることで、違った視点から把握する、といったことが挙げられます。ストレス過多の場合には、自分なりにセルフケアをしたり、会社に配慮してもらうこともできます。

事業者

従業員のメンタルヘルスの状態を把握しておくことで、うつ病などの罹患やそれに伴う予期せぬ休職なども防ぐことができる可能性があります。

ストレスチェック制度の実施手順

1:ストレスチェックの導入に関する下準備(実施するのは誰か、その方法などを決める)
2:質問票を従業員の方に配って、記入してもらう
3:ストレスの状況を把握・評価し、医師の面接が必要だと思われる方を選ぶ
4:本人に結果を伝える
5:必要に応じて医師の面接や、環境調整などの対策を行っていく

ストレスチェック制度で質問される項目内容

□憂鬱であるか □仕事が手につかないことがあるか □仕事量に対する負担を感じているか □自分に適した仕事と感じているか □周囲に家族・友人などサポートしてくれる人がいるか □不眠があるか □食欲の低下があるか □胃腸の不調などがあるか

ストレスチェックで高ストレス者と診断されるタイプ

■ストレスに対する自覚症状が強い ■仕事の内容・分量の負担が多い ■仕事での人間関係に対するストレスが強い ■家庭でのサポートが乏しい ■職場で信頼できる人に相談したりすることがしにくい環境にある

高ストレス者に対して行われる医師の面接指導

高ストレス者に対しては、医師の面接指導によって状態のより詳細な把握と、そのストレスの高い状態を改善する方法、例えば医療機関における治療であったり、配置転換や仕事量の減量などを含む環境調整やストレス解消法の指導などが必要に応じて行われます。

医師からのアドバイス

同じ業務内容でもストレスのかかり方は個人によって異なりますので、その人にどのくらいのストレスがあるかを判断したり、うつ病や過労死などの発生の危険性がある方を早めに発見して対策を行うためにも非常に好ましい取り組みです。 ただ、職場での評価などを気にして、なかなか正直に答えられない場合も想定されますので、プライバシー面には十分注意が必要です。 (監修:Doctors Me 医師)

関連記事リンク(外部サイト)

会社行きたくない、働きたくないあなたへ…疲れた心をリフレッシュさせる方法
《マタハラの4つのタイプ》事例・対処法・逆マタハラを詳しく理解しよう
過労死はなぜ起きてしまうのか?働き過ぎが及ぼす身体への危険性

カテゴリー : 生活・趣味 タグ :
Doctors Me(ドクターズミー)の記事一覧をみる ▶
  • 誤字を発見した方はこちらからご連絡ください。
  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちらから
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。

TOP