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耳石が老化現象の原因に!? 注意したい身近な耳の病について《ガッテン!》

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2016年11月16日(水)放送の『ガッテン!』で、老化現象と深く関わりのある「耳石」の特集が話題になりました。 番組では耳石によって、骨密度の低下、代謝異常、認知機能の低下、循環機能の低下などの症状が紹介され、私たちの健康に様々な悪影響を及ぼすことが分かりました。 今回は耳石の役割と私たちの身近に潜む「耳の病」を取り上げ解説いたします。

耳石とは

耳は外耳、中耳、内耳の3つの部分に分かれ、そのうち内耳にある球形嚢と卵形嚢という器官の平衡班という部分に耳石は存在しています。 平衡班の構造は、神経細胞の上に平衡砂漠というゼラチン質の膜があり、その上に耳石が乗っている形です。 耳石は「石」という漢字がついていますが石ではなく炭酸カルシウムの結晶からでききています。 水平方向や垂直方向に動きが加わると、耳石を乗せたゼラチン質が傾き、それが神経細胞へ刺激として伝わり、最終的には脳に信号が送られることで、頭部の傾きなどを感じることができる仕組みとなっています。

耳石が原因で起こる病気

良性発作性頭位めまい症

特定の頭位をとると激しいめまいが起こる病気です。 通常、頭の位置をそのままにしていると、数十秒~数分で治まります。また耳鳴り、難聴などの症状は伴いません。 耳石は、平衡砂漠というゼラチン質の上にあると述べましたが、良性発作性頭位めまい症は、耳石がこの場所から外れ、内耳の中の別の場所に落ち込んでしてしまうために起こると考えられています。

身近な耳の病1:耳鳴り

実際に音がしていないのに音が聞こえているように思ってしまう現象です。原因の特定が非常に難しく、病院では鼓膜や中耳・内耳、聴神経などの異常を調べていきます。 特に鼻風邪で起こりやすく、細菌の入った鼻水のせいで耳の中で細菌が増殖してしまい一時的に難聴になってしまうことがあります。 また、耳の病気である中耳炎や外耳炎でも耳鳴りが併発してしまうことがあります。その他にも、ストレス、加齢、薬物投与投与も要因としてあげられます。

身近な耳の病2:音響外傷

大きな音を長時間効き続けることで、音を感じる内耳の有毛細胞が傷つき、聞こえが悪くなった状態を音響外傷といいます。 症状は聞こえが悪くなったり、耳鳴り、耳閉塞感、めまい感があげられ、片方のみのこともあれば両方の耳で生じているケースもあります。 原因としてはロックコンサート、耳の近くで大きな音や声を不意に出される、爆発音、ヘッドフォンで長時間音楽を聴くことが考えられます。

身近な耳の病3:耳管開放症

耳がつまった感じである耳閉感や、自分の発する声が大きく響いてうるさく聞こえる自声強聴、自分の呼吸音が聞こえるといった症状が主に引き起こされ、自分の出している音程もわかりずらくなるようです。 痩せ型の人が体重減少した際に多く見られ、耳管周辺の脂肪が減少することによって、耳管が開いた状態になりやすくなります。血行不良によって、耳管周辺の組織が弱くなることでも、耳管開放症になることがあります。

まとめ

身近な耳の病は症状の原因が分かっているのであれば、耳鼻科に行って適切な治療を行えば比較的早期に治ることもあります。 耳に異常を感じたら速やかにお医者さんに診てもらいましょう。 (監修:Doctors Me 医師)

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