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新山詩織、映画「古都」の京都プレミアイベントで中島みゆきの「糸」を生演奏

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松雪泰子主演映画「古都」の京都プレミアイベントが行われ、新山詩織が本作のエンディング曲となっている中島みゆきの曲「糸」を披露した。

映画は1962年に新潮社より刊行された川端康成「古都」の現代版として、原作では描かれなかった、大人になった主人公たちの物語として映像化。京都伝統の呉服屋で生きる姉と北山杉の里で働く双子の妹を主演の松雪泰子が一人二役で演じ、それぞれの娘役で橋本愛と成海璃子が共演。その他、伊原剛志、奥田瑛二ら豪華キャストが脇を固める。

川端康成が執筆のために宿泊していたウェスティン都ホテルでのプレミアイベントには、本作のテーマでもある“ほんまもん”にこだわり、裏千家今日庵から本作でも使用されている貴重なお茶道具、本作に支援し本編にも出演している華道家元池坊次期家元池坊専好氏によるお華と、書画家・小林芙蓉氏による本作の題字、五代・田畑喜八氏によるお着物、さらに松栄堂によるお香、お香道具、さらに京都の杉で制作された台座にはTEIJINによるシンクエコという最新技術で制作された浴衣が飾られた。

厳かで真摯な空気が漂う中、小林芙蓉氏の書のパフォーマンスの後、松雪泰子が、川端康成が描いた原作「古都」でもよく登場した場所であり、今作の象徴的なシーンである青蓮院で着用された古都を象徴する美しい着物姿で登場。日本の和が結集した“ほんまもん”のステージで京都凱旋の記者会見を行い、新山詩織が本作のエンディング曲となっている中島みゆきの名曲「糸」を伸びやかに歌い上げ、会場の注目を集めた。

一人二役を演じた主演の松雪は「京都に暮らしているわけではないですが、千重子と苗子という役を通して、京都に生きました。お茶や、所作、着付けなどのお稽古ごとを学び、料理はお店に伺って教わったり、この肉体を通して体現したい、表現したいとのぞみました。京都で発表できることを嬉しく思います。」と挨拶。

本作が商業長編デビュー作となるYuki Saito監督は「京都にある伝統文化、美しさを映画にできたら…とずっと思っていました。川端康成財団の理事を務める川端香男里さんからは『古都』を自由に映像化していい、ただし川端康成の『美の精神』だけは、今の京都をしっかり描いて、受け継ぐようにといわれたので、作品に宿る魂みたいなものを描くために全てほんまもんにこだわりました。」と緊張感漂う面持ちながら力強く語った。

対して松雪は「読み返しページをめくると絵画のように広がっていく川端作品の文化の奥深さは、母である立場で若い世代にどう伝えていくか、まだ社会にでてない未知の世界をどう継承していくかと非常に難しいのですが、葛藤しながらよりよいセッションをしながら作品を高められたと思います。」と自信のほどをのぞかせた。

エンディング曲を担当した新山詩織は「学生の時からふと耳にする、名曲『糸』は年代問わず響く曲だと思います。京都の美しい景色に優しく寄り添えるように歌わせていただきました。」と初々しさをにじませた。

最後に京都を代表して、門川大作京都市長から花束の贈呈が行われ、プレミアイベントは幕を閉じた。

映画「古都」オフィシャルサイト
http://koto-movie.jp

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新山詩織 オフィシャルサイトhttp://niiyama-shiori.com
新山詩織 オフィシャルツイッターhttp://twitter.com/niiyama_shiori

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