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ボブ・ディラン、「先約がある」とノーベル賞授賞式を欠席の意向

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 2016年の【ノーベル文学賞】に選ばれたボブ・ディランが、2016年12月10日にストックホルムで開かれる授賞式を欠席する意向を伝えてきたとスウェーデン・アカデミーが水曜日に発表した。

 同アカデミーによると、「できれば直接賞を受け取りたかったが、先約があり、残念ながら出席することが不可能だ」と書かれた手紙をディランから受け取ったという。75歳のディランは10月13日に「米国の偉大な楽曲の伝統の中で新しい詩的表現を創造してきた」として【ノーベル文学賞】を受賞した。

 文学賞ほか5部門からなる【ノーベル賞】は、1896年に亡くなったアルフレッド・ノーベルの命日である12月10日に受賞者たちに正式に授与される。誰がディランの代理で賞を受け取るかまだ分かっていないが金曜日に詳細が発表される予定だ。

 選考委員のサラ・ダニアスは、スウェーデン通信TTに対し、スウェーデン・アカデミーはディランから“個人的な手紙”を受け取り、彼が「受賞を非常に光栄に思っていると改めて強調していた」と話した。

 同アカデミーは「ボブ・ディランの判断を尊重する」とし、受賞者本人が直接スウェーデンの首都まで来て賞を受け取らないことについては「珍しいが異例ではない」としている。2004年にはオーストリアの劇作家と小説家のエルフリーデ・イェリネクが対人恐怖症を理由に欠席しており、「賞が彼ら(欠席した過去の受賞者たち)のものであるように、ボブ・ディランのものであることは変わらない。2016年12月10から半年の期限内に記念講演を行うことが受賞の条件なので、ボブ・ディランの講演を楽しみにしている」としている。

 ディランは【ノーベル文学賞】の発表後しばらく沈黙を続けたが、受賞の知らせを聞き「言葉を失った」とコメントしていた。

 過去にも多くの賞を受賞しているディラン。2012年には大統領自由勲章をホワイトハウスでの授賞式で受け取っている。その1年後には権威ある米国芸術文学アカデミーの名誉会員にロック・スターとして初めて選ばれた。2000年にはスウェーデン国王カール16世グスタフから【Polar Music Prize】を受け取るためにストックホルムへ出向いている。

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