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病名があてはまらない非定型精神病 気になる症状と治療方法

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最近になって患者が増えているという
非定型精神病。 名前だけを見ても一体どんな病気なのかが全く想像できないので、不安を抱いているという人も多いのではないでしょうか。 今回はそんな非定型精神病について詳しく説明していきます。

要チェック項目

□非定型精神病は今までの精神病のどれにも当てはまらない □症状は統合失調症や双極性障害と似ているが、細かい特徴に違い □完治まで早いけど、再発率も高いので要注意!

非定型精神病とは

非定型精神病とは、その名の通り定型ではない精神病のことを言います。今までの精神病というと、代表的なのが統合失調症と双極性障害でしたが、非定型精神病はこのどちらの症状も持ち合わせているというのが特徴です。 しかしその発症期間や症状の細かい特徴などはどちらとも異なっており、どちらの型にはめることもできないことから非定型精神病と呼ばれるようになりました。 ここ数年で増えてきており、まだまだ一般的な認知度もそれほど高くありません。それだけに、正確な診断も難しく、自分が当てはまっていることに気が付いていないという人も多いでしょう。 いったいどんな特徴がある病気なのでしょうか。詳しく見ていきましょう。

非定型精神病につながる? 統合失調症の症状

その前に、まずは従来の精神病を詳しく説明していきます。まずは統合失調性から。統合失調症は、幻覚や妄想が主な症状ですね。以前は「精神分裂病」とも呼ばれていました。 原因はいまだ明らかにされていないものの、進学や就職などの人生の契機を境に発症してしまう人が多いみたいです。 誰もいないのに声が聞こえてきたり、人が話しているのを見ると全部自分の悪口を行っているように錯覚してしまったり、誰もいないのにずっと見張られているような感覚になったり…という症状がおきるのが特徴です。 実際に人と会話をしていても、全く話が成り立たなくなってしまうため、日常生活や社会生活を送ることすらままならなくなってしまいます。 最終的には入院が必要になってくることも。ただ治療法もかなり確立されているため、しっかりと治療をすれば社会復帰も可能です。

双極性障害の症状も非定型精神病に関係が?

続いて双極性障害を説明します。こちらも以前は「躁うつ病」と呼ばれていました。 普通のうつ病であれば何に対しても気力が起きない状態だったのですが、双極性障害では何をしている時でもとにかくテンションが高い(ただし集中力は長く続かない)という『躁状態』と、 無気力な『うつ状態』が、ある程度の期間をあけながら交互に続くという病気です。 こちらもはっきりとした原因は分かっていないのですが、どちらかといえば「うつ状態」の方から始まっていくことが多いといわれています。 しかし厄介なことにうつ病と同じ治療を受けていても、それが適切でないことも多いです。 例えば、双極性障害の患者に抗うつ剤を投与しても、場合によっては突然「躁状態」が始まったり、今まで以上に不安定な状態が続いてしまったり…。実は双極性障害の方が、うつ病よりも治療が難しいといわれているのです。

非定型精神病の症状の特徴

非定型精神病ではこれら両方の特徴を持っています。しかしその発症期間や幻覚の現れ方は大きく異なっており、やはりどちらにも当てはめることができません。その発症の特徴などを以下にまとめてみました。

症状

症状は急性発症が多いです。内容としては、感情の起伏が激しく、著名な不安が起きたりする一方、多幸感が出現したりします。 また記憶の障害、困惑症状が出現し、外界に対する認知機能が低下し、健忘を示しめすこともあります。更に、幻覚・妄想などの症状も出現することがあります。

症状が出るのはおよそ3カ月間

こういった症状が出てくるのですが回復も早く、短い方で3カ月、長くても半年ほどで病前の状態にまで戻っていきます(つまり早い方なら非定型精神病と診断される頃にはもう回復していることもあります)。 回復後の状態は良好になる人が多く、人格障害などが残ることもほとんどありません。しかし再発率はかなり高く、回復後も引き続き注意が必要です。

非定型精神病は再発する?

非定型精神病でも、基本的には薬による治療が行われます。主に統合失調症やうつ病にも使われる「抗精神病薬」が使われますね。しかしここで、非定型精神病が3か月ほどで治ってしまうのが厄介になってきます。 本来は症状の出ない患者に抗精神病薬を使うのは大きな負担になります。 最新の薬(新世代型抗精神病薬)は副作用もかなり少なくなってきているのですが、症状が出ていない時に使用すれば、過鎮静などの副作用が出てしまうことだって考えられるのです。 先ほど紹介した通り、この非定型精神病は再発率が高め、しかも急に表れるのが特徴のため、予防することはかなり難しいでしょう。 もちろん一度治れば再発しないという人もいますし、再発しないのが一番いいのですが、完治したと思っても再発しないよう、油断せずに生活を送らなければなりません。 もし気分の浮き沈みがいつもより激しいなど、少しでも再発の兆候があれば、すぐに診察を受けるようにしましょう。

非定型精神病はまだまだ研究が必要

まだまだ世間的な認知度も低いですし、専門医でも非定型精神病と断定するのには時間を要するなど、厄介な点は非常に多いです。 しかしこれから研究が進めば、早期に非定型精神病と診断できる時代だって来るかもしれません。 そうすれば世間的な認知も上がり、この病気を理解してくれる方も増えてくるでしょう。今後の研究に期待ですね。 (監修:Doctors Me 医師)

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