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岡田准一も驚愕! 日本が誇る○○最新事情

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J-WAVEで放送中の番組「GROWING REED」(ナビゲーター:岡田准一)。11月13日(日)のオンエアでは、西陣織の後継者・細尾真孝さんをお招きし、お話を伺いました。

西陣織の老舗「細尾」は元禄元年(1688年)創業で、真孝さん自身は12代目。海外事業・新規事業を担当されているそうです。西陣織そのものは1200年以上の歴史があり、当時は天皇、貴族、将軍家、寺社、仏閣など一部の限られた人しか着ることができず、一般の人が着物の帯として手に入れることができるようになったのはここ100年くらいのことなのだとか。

そんな西陣織は「錦織」とも呼ばれており、ことわざの“故郷に錦を飾る”の語源になっているといわれているそう。特徴としては、ベースとなるシルクの中に、和紙に銀箔や金箔を貼ったものが細かく糸状に裁断されて織り込まれており、プラチナや貝などが使われることもあるそうで“宝飾的要素”が含まれています。当時の日本には、西洋とは違ってジュエリーやアクセサリーを付ける文化が無く、貴族たちが自分たちを“差別化”するために西陣織を生み出して身にまとったといわれています。

ここ最近の伝統工芸に対して、岡田は「変化している時期」と感じているそうですが、そんな中で細尾さんは西陣織の海外展開を考えているんだとか。「まず、海外に展開するにあたって、帯の幅だと32センチと狭く、海外に持って行っても、インテリアやファッションとして使うには幅が狭いためにどうしても継ぎ目が出てしまい、素材として使い物にならないんです」(細尾さん)

この経験から細尾さんは、7年前の2009年に西陣織の素材に使える150センチの幅の織機を開発したのだとか! 「32センチだと、海外に参入しようとしても幅が狭すぎてその時点で失格…サッカーでいうところのメンバー3人で試合に出ようとしているような感じ。11人を揃えるためには150センチの幅が必要だったわけです」と細尾さん。1年かけて1台製作したその織機も、今では6台稼働させているそうです。

続いて細尾さんは“伝統と革新”について話します。千利休を例に挙げて、「時間が経って伝統になっていくと思います。“挑戦的なもの”というのがやがてスタンダードになるのかな」と考えを明かしてくれました。これに対して岡田は「“壊す”って簡単に言うけど、なんでもいいわけじゃないですよね…かといって、“破壊”も大事だと思うし…」と疑問を投げ掛けます。細尾さんは「伝統というのは妙な引力があって、やっぱり引き戻されちゃうんですね。ヘンな例えですが、ビルの10階から飛び降りてもバンジージャンプみたいに戻されるというか。どれだけ壊すつもりでいっても壊れない強さというのが“伝統の強さ”じゃないかなと思っています。(中略)新しいものをどんどんぶち込んでも壊れないのが、伝統の強さ。だったら壊すつもりでいこうと思っています」と、伝統文化に携わる当人だからこそ言える力強い言葉を残してくれました。

細尾さんの出演後に岡田は「どうなっていくのか楽しみですけどね…どうなっていくのかなあ…」と西陣織の未来に思いを馳せていました。

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【番組情報】
番組名:「GROWING REED」
放送日時:毎週日曜 24時−25時
オフィシャルサイト: http://www.j-wave.co.jp/original/growingreed/

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