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町工場の街・大田区の魅力を発信する活動とは

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J-WAVEで放送中の番組「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」(ナビゲーター:別所哲也)のワンコーナー「ZOJIRUSHI THINKING THE NEW STANDARD」。11月14日(月)のオンエアでは、町工場の街・大田区でその魅力を発信する活動をしている「オオタノカケラ」代表で、東京工科大学デザイン学部准教授、酒百宏一さんの活動を紹介しました。

かつて大田区にあった町工場の数は、なんと9000! しかし後継者不足もあり、現在はその半分以下に落ち込んでいるそう。そして酒百さんによると、大田区の町工場が消えた後はマンションや駐車場になっているとのこと。オオタノカケラは、大田区が誇る町工場の魅力を、“芸術”というアプローチで広める活動なのだそうです。

「大田区で町工場を営んでいたある職人さんが不慮の事故で亡くなってしまったんですけれども、その息子さんが『父親の町工場を何か役に立ててほしい』と申し出てくださって…。オオタノカケラはそこで、その町工場をひとつの地域資源として、一般の参加者と協働してひとつの美術作品を製作することで町工場や地域の魅力を再発見し、これからの街へつなげていくような活動をしています」(酒百さん、以下同)

実際にどんな芸術作品を作っているのでしょうか?

「大田区の町工場というのは、主に金属加工…削る、曲げるなど、それぞれに特化した高い技術で機械の一部の部品を作ることができる工場がたくさん集まった地域であることから、町工場で実際に使用していた道具で参加者と思い思いに作品を作っていくんです」

それらの作品を“カケラ”として、ひとつにつなげた作品を作ることで、また違った形に見えていくことを表現しているのだそうです。

ちなみに活動名である「オオタノカケラ」を一文字ずつ飛ばして読むと、「オ・タ・カ・ラ(お宝)」になることにお気づきですか? 「一見気付かないけど、ちょっと俯瞰して見ると実は宝が埋もれている」という、活動内容への思いが込められているとのこと。

酒百さんの話を聞き、別所は「新しく生み出されるもの、少しずつ減っていくもの、その場所を去る人、新しく来る人…時代の流れの中で変化が起こることは必然かもしれません。そうした中で、すべてを残すことは難しくても、芸術というアプローチで変化の記憶を表現することは、次世代に残す、まさに“カケラ”を増やす方法のひとつではないでしょうか?」と興味深そうな様子でした。

オオタノカケラの展覧会は、町工場を利用した「ギャラリー南製作所」で、11月26日(土)から12月4日(日)まで行われます。入場は無料とのことなので、“カケラ”からできた芸術作品を目にしてはいかがでしょうか?

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【番組情報】
番組名:「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」
放送日時:毎週月・火・水・木曜 6時−9時
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/tmr/

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