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GANG PARADE、7人体制で立った当たり前じゃない大切な新宿BLAZEーーOTOTOYライヴレポ

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GANG PARADE、7人体制で立った当たり前じゃない大切な新宿BLAZEーーOTOTOYライヴレポ

2016年11月13日(日)、GANG PARADEが7人体制初のワンマン・ライヴ〈GANG PARADE Barely Last TOUR Final〉を新宿BLAZEにて開催。同ライヴ内で、ワンコイン・シングル『Plastic 2 Mercy』を12月27日(火)に発売すること、12月3、4日の2日間で200kmの駅伝企画を行うことを発表した。下記に同日のライヴレポートを掲載する。

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■3人の新メンバー加入で変わるGANG PARADE

「GANG PARADE」「〈Barely Lastツアー〉」「ファイナル」「はじめます」。

カミヤサキ、ヤママチミキ、ユメノユア、キャン・マイカの4人が一言ずつMCのリレーをして挨拶をすると「3rd FLOOR BOYFRIEND」のイントロが流れ、〈Barely Lastツアー〉が幕を開けた。

GANG PARADEは、プラニメからPOPへ改名後、さらに心機一転し2回目の改名をしたグループだ。2016年夏〜秋にかけてメンバーのシグサワアオとイヌカイマアヤがグループを脱退、10月2日の名古屋ワンマンで新メンバーのキャン・マイカが加入し、BiSの公式ライバル・グループであったSiSの元メンバーの3名ーーテラシマユウカ、ユイ・ガ・ドクソン、ココ・パーティン・ココの電撃加入が10月6日に発表された。

新宿BLAZEでのワンマンは7人体制では初めてのライヴであり、新メンバー3人が加入したことでGANG PARADEがどのような変化を見せるか? そこが大きなポイントとなった。

可能性として、グループに新しい風をもたらし前に進むための起爆剤にもなれば、これまで積み上げてきたものを壊してしまうかもしれない。どちらの未来も想定することができる。そうした期待と不安を感じていたのは、メンバーはもちろん、遊び人(GANG PARADEファンの呼称)も同じだっただろう。

振り返ってみると、この数ヶ月メンバーは夜な夜なスタジオに入り深夜練習を重ねてきた。OTOTOYに掲載したソロ・インタヴューは、深夜練習を終えて一睡もせずにあらわれた3人に取材したものだ。言葉通り寝る間を惜しんで練習を重ねてきたわけだが、練習と本番はまた勝手が違う。しかも前日までは4人体制でインストア・ライヴを行っていたため、もともとのメンバーたちも一夜にしてフォーメーションが変わるという中、ワンマンに臨むこととなった。果たしてそのライヴはどうなるのか。

■7人によるGANG PARADEの初ステージ

約15分押しで暗転しSEが流れ終わると、ステージ上の幕が開き、バックライトの中7人のシルエットが浮かび上がった。ギャング感をイメージしたような外林健太による新衣装をまとい、GANG PARADEの決めポーズをしている7人。ステージ上の彼女たちを見て最初に感じたのは圧倒的な数の迫力だった。7人がステージに横並びになった姿からは、これまでのGANG PARADEとはまったく違う雰囲気が伝わってきた。

楽曲がはじまるとステージ上を動き回り、新たに歌割りされた楽曲を歌っていく7人。左右のフォーメーション移動の際、メンバー同士がぶつかり合うこともあれば、振りの大きさにばらつきがあるなど、これまでのGANG PARADEからは考えられないつたない部分も見られたが、なにせこれが初ステージ。いきなり25曲の歌とダンス、しかもアンコールを除く24曲をMCなしで突っ走るのだ。7人とも必死だ。

2曲目「don’t forget me not」は、11月8日にリリースされたばかりのアルバム『Barely Last』に収録された疾走感に溢れた楽曲だ。サビ部分の振り付けではBiSの「primal.」を模した部分が出てくるが、この曲では正面を向いたまま両手を天にあげており、ユメノユア作詞の内容が彼女たちの活動とリンクしていた。

〈たった一度 僕のSTORY 迷うこともたくさんある 間違い繰り返し 人は学ぶんだ 振り向かず進もう〉

カミヤサキの活動休止、100kmマラソンを経ての復帰、シグサワアオ、イヌカイマアヤの脱退など、これまでのGANG PARADEのストーリーを考えると、とても深く響くとともに前を向いて進もうという強い気持ちが見える1曲である。

ここからアルバム曲、これまでの曲を混ぜ、持ち曲全曲を披露していったが、シングル楽曲「QUEEN OF POP」が流れたときの盛り上がりが最も印象的だった。

「みなさん盛り上がってますか?」というココの煽りから、キャン・マイカ、ユイ・ガ・ドクソン、ユメノユア、カミヤサキとマイクを繋ぎ、サビを7人全員で歌い上げる。客席のコールも一層大きく聴こえてくる。この曲が生まれたときはPOP時代でオリジナル・メンバー5人の時代だった。何回も歌われてきた楽曲だけに5人のイメージが強かったが、そのイメージから解放された気持ちになったのは筆者だけだろうか。

本編最後に披露したのは、1stシングル「Happy Lucky Kirakira Lucky」。これはワンマン前日に4人体制最後のインストアライヴでも最後に披露された楽曲で、何度もグループを前向きにさせてきた代表曲だ。初のライヴ、しかも24曲ぶっつづけの最終曲ということもあり、振りつけの大きさは個人個人バラバラだし、あたふたしている部分も目立ったが、その未完成さが逆に新生GANG PARADEの未来の伸びしろを期待させるような新たな物語が曲に付け加わったパフォーマンスだった。

■メンバーの想い、よい知らせと悪い知らせ

止まない拍手とともにアンコールに登場した7人。それぞれがマイクを握り、1人ずつ気持ちを述べていった。

ユメノユア「7人体制になることに対して不安がいっぱいあって、今日もお客さんがライヴハウスに入っているかギリギリまで不安だったんですけど、いざステージに立ったらこんなにもたくさんのお客さんがGANG PARADEを見にきてくれて、とってもとっても嬉しいです。ステージに立つことは当たり前ではないし、GANG PARADEのユメノユアとして活動できることが本当に嬉しくて。ここにいるみなさんのおかげだと心から思っています。いつもありがとうございます」

カミヤサキ「4人をたくさん支えてくださって、3人を温かく迎えてくださって、みなさんのおかげでいますごく楽しい気持ちでここに立てています。本当にありがとうございます。私自身、鉄人とか言われることはあるんですけど、見せない部分で強がってしまうこととかがあったりして、くじけそうになったときもあったんですけど、いつも顔を見せてくれるみなさんや、Twitterとかを通して応援してくださるみなさん、そしてユア、ヤママチ、マイカがたくさん支えてくれて、ココ、ドクソン、ユユ、頼もしい仲間が増えていま、私はこうして立っていることができています。本当に本当にとってもいまめっちゃくちゃ幸せです。ありがとうございます」

ヤママチミキ「まずは、こんなに(お客さんが)集まってくださっているのが夢のようで、いまもドキドキしているんですけど… 出る直前までそわそわしていて、ユアに「落ち着け」って言われていたりしていたんですけど(笑)。こうやって暖かく見守ってくれるみなさんが当たり前のようにいると思っちゃっていた部分もあったんですけど、来てくださるみなさまのあたたかさを改めて本当に噛み締めています。遊び人のみなさんとこれからも楽しい時間を過ごして、一緒に楽しい思い出を作っていきたいです。よろしくおねがいします。本当に今日はありがとうございます」

キャン・マイカ「まず私は、加入3、4日で先輩になるとは思っていなかったんですけど… (会場笑)。このなかにキャン・マイカが初めての人、多いと思います。改めてキャン・マイカです。今日からユユとココとドクソンが入って、キャン・マイカも先輩になったということで、もっと頼もしく生きていきたいと思います。7人でもっともっと最高のグループになりたいと思います。今日はありがとうございます」

ココ・パーティン・ココ「はい、新メンバーです。(歓声)。泣かないです、大丈夫です。今日はっていうか、この数ヶ月、激動で… 遊び人のみなさんも、キャン・マイカちゃんが入って新しくがんばっていこうっていうときに、私たち3人いきなり入って複雑な気持ちの方もいたと思います。先輩方も複雑な気持ちだったと思うんですけど、今日こんな大勢のみなさんの前に立てて、衣装があって、曲があって、歌割りがあって、すごい幸せだなって思います。これから7人でがんばっていくので、よろしくおねがいします。今日は来てくれてありがとうございました」

テラシマユウカ「新メンバーのテラシマユウカです。みなさん、今日楽しかったですか? (拍手)。めちゃくちゃ緊張したんですけど、気がついたら終わっていて。(会場笑い)。いろいろあって… ステージに立てることが当たり前じゃないから(泣)。でも、こうやってライヴを見にきてくれる人がいてくれて嬉しいです。これからまだまだパワーアップしていくのでよろしくおねがいします。今日はありがとうございました」

ユイ・ガ・ドクソン「新メンバーのユイ・ガ・ドクソンです。遊び人のみなさん、はじめまして。今日は本当にすごく緊張していたんですけど、ここ1ヶ月くらいいろいろなことが私たちにもあって、メンバーのみんなにもあって、遊び人のみなさんも感じたこといっぱいあって、今日来てくださっていると思います。とにかく今のこの7人のはじまりのステージに立たせていただいている感謝の気持ちをもったまま最高のはじまりが切れたと思っています。今日は本当に来てくださってありがとうございます」

7人による想いを込めたMCが終わった途端、所属事務所のWACK代表の渡辺淳之介がステージに登場し話しはじめた。

「こんにちは。GANG PARADEの事務所の社長の渡辺でーす。はじめましてー。しんみりしたムードで、つまんないんだよ、お前ら。いいニュースと悪いニュースと2つ持って来たんだけど、どっちから聞く?」

それまでの感動ムードを一転させたいきなりの提案に対し、メンバーは話し合いながら「後味いいほうがいい」「悪いほうからお願いします」と返答。すると渡辺は「じゃあ、いいほう(のニュース)からいきまーす」とメンバーの意見をぶったぎる。

「12月27日、新メンバー体制でシングル出します! 「Plastic 2 mercy」を(現7人体制でレコーディングし直して)もう1回出したいと思います。カップリングには新曲が入った2曲入りのシングル、しかも500円。ちょっと気になった人は1000円でチェキが撮れる!!」

よいニュースに会場からは大きな拍手と歓声が起こる。続けざまに悪いニュースを発表する渡辺淳之介。

「発表します。… 12月3、4日で駅伝やりまーす。往復200kmをカミヤさん1人でやってもらいます。あとの6人は200kmを分けあってもらいます。カミヤさん対ギャンパレの6人です。カメラマンも(メンバーで)やってもらうので、割ると1人80kmくらい走るんじゃない? みんなで配分任せるから、とにかくお前ら200kmがんばれ。絶対走れるよお前なら。俺3日はBiSHで大阪、4日はBILLIE IDLEのワンマンがあるから。がんばって」

■当たり前じゃないステージを踏みしめる喜び、そして未来へ

POP時代から数えると、GANG PARADEにとって3回目となるマラソン企画。POPのお披露目企画はBiSHとの200km対抗熱海駅伝だったが、今回はカミヤサキ対メンバーという内容、しかもカミヤサキは1人で200kmを走らなければならない。新体制の7人で再スタートを切ったGANG PARADEだが、いきなり洗礼を浴びるような企画が発表された。

おもしろかったのは、マラソンを嫌がっているように見えながら、どこか嬉しそうにしているようにも見えたところだ。新メンバー3人はBiSへの不合格、SiSの活動中止と、活動する場所自体が定まらない不遇の経験をしてきた。他のメンバーもまた、メンバーの脱退など紆余曲折のなかこのステージにたどり着いた。そんなメンバーがGANG PARADEというグループで、どんな内容であれ活動できることの喜びを惜しげも無くステージ上で表していたのはなんと喜ばしいことだろう。

そして、最後に披露したのは「Plastic 2 mercy」。プラニメ時代、POP時代、そしてGANG PARADEと歌い継がれてきた本当の代表曲だ。7人で肩を組みながらステージを左右に飛び跳ね、客席がみな手をあげて盛り上がっている姿。この会場にいる人たちが1つになり作り上げたステージだった。練習量やパフォーマンス面でまだまだ足りないところは多いかもしれないけれど、大きな希望を感じるワンマン・ライヴだったことは疑いのない事実だ。

7人のGANG PARADEが、いまここにはじまった。(西澤裕郎)

写真 : Jumpei Yamada

〈GANG PARADE Barely Last TOUR Final〉
2016年11月13日(日)新宿BLAZE
セットリスト
・セットリスト
1. 3rd FLOOR BOYFRIEND
2. don’t forget me not
3. Alarm
4. pretty pretty good
5. sugar
6. Letter
7. Barely Last
8. これはきっとaventure
9. ISSIN ITTAI
10. Daydream
11. テヲノバス
12. fly away
13. crazy night
14. this is love song
15. Lonely lonely lonely
16. NEON
17. 盗られそう
18. QUEEN OF POP
19. too misery
20. UNIT
21. WE ARE the IDOL
22. who am I ?
23. 走る!!
24. Happy Lucky Kirakira Lucky
アンコール
25. Plastic 2 mercy

・リリース情報
GANG PARADE / Plastic 2 Mercy
2016年12月27日(火)発売
品番 : TPRC-0171
価格 : 463円(税抜価格)+税
レーベル : T-Palette Records
収録内容 :
1. Plastic 2 Mercy
2. タイトル未定
3. Plastic 2 Mercy(inst)
4. タイトル未定(inst)

・新メンバー、ココ・パーティン・ココ初インタヴュー
http://ototoy.jp/feature/2016111007

・新メンバー、ユイ・ガ・ドクソン初インタヴュー
http://ototoy.jp/feature/2016110907

・新メンバー、テラシマユウカ初インタヴュー
http://ototoy.jp/feature/2016110807

・新メンバー、キャン・マイカ初インタヴュー
http://ototoy.jp/feature/2016100207

・GANG PARADE HP
http://www.gangparade.com/

GANG PARADE、7人体制で立った当たり前じゃない大切な新宿BLAZEーーOTOTOYライヴレポ

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