ガジェット通信

見たことのないものを見に行こう

ヤバイ!音楽に浸りたいあなたに贈る5曲

DATE:
  • ガジェット通信を≫

“やばい”という言葉は本来、“不都合である”“危険である”という否定的な意味で江戸時代から使われていたようだ。それが時代を経て、80年代には若者言葉として、“カッコ悪い”という意味が追加され、90年代は“すごい”“カッコ良い”というように肯定的な意味に逆転して派生した。そう、今では“何かすごいぞ!”という意味合いで用いるケースが多いように思える。そして、ついに10年代には“ヤバイ”という言葉を付けたアーティスト名も出てきたのだから…。ここではもちろん肯定的な意味で“やばい”音楽を紹介しよう。

1.「あつまれ!パーティーピーポー」(’15)/ヤバイTシャツ屋さん
“ヤバT”の愛称で親しまれている大阪発の3ピースバンド。音楽を聴いたことがなくても、名前を耳にしたことがあるという人も多いかもしれない。男女掛け合いのツインヴォーカルに、「それ歌詞にする!?」という題材を堂々と歌い上げているのに、楽曲は実にカッコ良い。そのギャップの激しさにヤラれているリスナーが急増中と言っていい。11月に出たばかりのメジャー1stアルバム『We love Tank-top』には「DQNの車のミラーのところによくぶら下がっている大麻の形したやつ」「流行りのバンドのボーカルの男みんな声高い」など、アルバム名、曲名ともにインパクト絶大だが、楽曲パワーも微塵も負けてないところがミソ。米エレクトロ・ポップデュオ、LMFAOのフレーズを許可を得て拝借したこの曲はパリピにおススメ!

2.「テレキャスター・ストライプ」(’16)/ポルカドットスティングレイ
レーベル無所属ながら、「テレキャスター・ストライプ」のMVが現在170万以上の再生回数で話題を呼んでいる福岡発の4人組。そのMVでは紅一点・雫(Vo)によるニャンニャン・ポーズで視覚をとらえ、衣装を何度もチェンジする凝った演出で最後まで映像に釘付けになってしまう。彼女はアプリ制作会社のディレクターという肩書きを持つことも関係しているのか、ノンプロモーションにもかかわらず、ネットをうまく利用してバンドの知名度を広げることに奏功した。もちろんその音楽性も中毒的な魅力を放っている。雫の憂いを帯びたヴォーカルと技巧的な演奏力が絡み合い、聴き手を掴んで離さない求心力を持っている。この曲は4つ打ちのダンサブルなビートで、ノリやすいサウンドも浸透力に拍車をかけたに違いない。

3.「針の山」(’98)/人間椅子
3ピースのハードロック・バンド、人間椅子が90年に発表したメジャー1stアルバム『人間失格』から2011年に出た16thアルバム『此岸礼賛』までの13作品を高品質HQCD化され、再発されることになった。これを機に多くの人に聴いてもらい。特に前述した1stアルバム収録のこの曲はライヴでも人気がある楽曲であり、冒頭を飾るインスト曲「鉄格子黙示録」〜「針の山」という流れで聴くと、より一層楽曲の良さが伝わってくる。なので、もし曲を気に入ったら、オリジナル作に手を伸ばして、作品の流れを堪能してほしい。この曲はブリティッシュハードロック・トリオ、BUDGIEのカバーで人間椅子は独自に日本語詞を付けている。リフのカッコ良さ、渋味のあるフレーズなど聴き所満載だ。

4.「Moth Into Flame」(’16)/METALLICA
BUDGIEと言えば、METALLICAがカバーしたことで一躍脚光を浴びるようになったことは有名な話。そして、ここでは実に8年振りになる11thアルバム『Hardwired…To Self-Destruct』がもうすぐ発売されることもあり、すでにMVも公開済みのこの楽曲を取り上げたい。実は視聴会で全曲聴かせてもらったが、改めて繰り返し聴きたいと思わせるアルバムで、今から発売が待ち遠しくて仕方がない。この曲はNWOBHM(ニューウェーヴオブブリティックヘヴィメタル)の香りも漂わせ、いわゆるスピードチューンとは違うものの、畳み掛けるリフやドラマティックな展開にシビれる一曲だ。

5.「Swords and Tequlia」(’81)/RIOT
メタル界でも随一のヤバイ・ジャケ(※アザラシがトレードマークになっている)で日本のファンにも愛されているRIOT。『LOUD PARK 2016』で名盤『FIRE DOWN UNDER』を再現し、当時のギタリスト、リック・ヴェンチュラを加えて最高のパフォーマンスを見せてくれた。そのアルバムの冒頭を飾るのがこの「Swords and Tequlia」だ。JUDAS PRIESTを彷彿させる硬質なリフに、カラッと明るいキャッチーなメロディーが乗り、サビの突き抜け具合は本当に素晴らしい。英語でもシンガロングできる分かりやすい曲調と言えるだろう。ぜひ、敷居の高いジャケを飛び越えて、RIOTのサウンドに触れてほしい。

カテゴリー : エンタメ タグ :
OKMusicの記事一覧をみる ▶
  • 誤字を発見した方はこちらからご連絡ください。
  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちらから
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。

TOP