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冬の乾燥が肌のかゆみを生む理由、皮膚科医が解説

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 空気が乾燥するとかゆくなる――当たり前のことと思っていたけれど、そもそもなぜ乾燥がかゆみを生むのだろう。皮膚科医の平田雅子さんは言う。

「肌は皮脂や水分を蓄え、異物から体を守る役目を果たしているのですが、乾燥すると肌表面がささくれ立って隙間ができ、バリア機能が弱まります。

 すると、皮膚を通して、花粉や金属など異物が入り込みやすくなり、かゆみを誘発するのです」(平田さん、以下「」内同)

 つまり、肌が乾燥すると、刺激をより受けやすくなり、それがかゆみとなって表れるのだ。

 しかし、かゆみがすべて乾燥によるものというわけではない。その要因はアレルギーやストレスなどさまざまで、判断が難しい。かゆみの感じ方は人によっても、その時の体温や周りの温度によっても異なる。かゆみが出た場合、前日までに何を食べたか、何を着ていたかなどを振り返り、原因が予測できたらそれを避けて様子を観察するとよい。

「広範囲に及ぶ湿疹でなければ、早めに患部に市販薬を塗り、2週間たっても改善しないなら病院を受診しましょう。

 乾燥は湿疹やかゆみを悪化させますから、季節に限らず、普段からマメに保湿し、肌荒れには無香料タイプなど刺激の少ない保湿剤を使って。まずは、肌のバリア機能を高めることが大切です」

 特筆したいのが、かゆみの原因のなかで、命に危険が及ぶこともあるアレルギーについて。

「アレルゲンが体内に蓄積され、その許容範囲を超えた時、発症します。ですから、好きでよく食べていた“かに”で突然…ということも。つまりは、好物ばかり食べず、バランスよい食事はこの点で重要です」

 肌同様、腸内環境を整えて、腸のバリア機能を高めることが大切とも。さらにはストレスを減らし、この冬は免疫力をアップして臨みたい。

※女性セブン2016年11月24日号

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