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IMAX、 「新しいプレミアムレベル」のVRコンテンツ制作を支援する5000万ドルのファンドを発表

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IMAXは同社が世界中で展開しようとしているVR体験施設「VRセンター」での「新しいプレミアムレベル」な体験を提供するために、5000万ドルのファンドを発表しました。

IMAX VRセンターは2016年末までに、ほぼ完成しているロサンゼルスとマンチェスター(イングランド)の2カ所を入れて、世界中の6カ所で稼働を始める予定です。VRセンターの狙いは、自宅でのVR体験よりも高品質で、独自のVR体験を提供するためです。

この戦略は、StarVRと呼ばれるハイエンドVRヘッドセットを開発するスウェーデンのゲームスタジオであるStarbreezeとのコラボレーションで行われます。

HTC ViveやOculus RiftなどのVRヘッドセットでも、映画などのコンテンツを体験することができます。しかし、IMAXは展開するデバイスとしてStarVRを選択しました。

StarVRは視野が210度(HTC ViveとOculus Riftは約100度)、解像度が5120×1440(同2160×1200)とより広い視野でVR体験を提供できます。

しかし、この高い性能に見合ったVR体験が無かったため、IMAXはStarVRの価値を上手く引き出せていませんでした。コンテンツを揃えるためIMAXは、Acer、CAA、China Media Capital、Enlight Media、Raine Group、Studio City、WPPといった投資家と共に第1弾となる、5000万ドルのVRファンドを用意しました。

このファンドの目的は、今後3年間で最低でも25の新しいインタラクティブな体験を作り出すことです。これらは、「新しいプレミアムレベル」となるハイクオリティなVR体験を作り出します。

IMAXのCEO、Richard L. Gelfond氏は、以下のように述べています。「私たちは、世界的な映画制作者やコンテンツ制作者との関係を活用して、IMAX VRを含むすべてのVRプラットフォームを活用していくため、より多数のユーザーを刺激して引きつけるようなVR体験に資金を提供します」。

Road to VRの記者によると、これらの体験は、ハリウッドなどの映画業界のパートナー、ゲームパブリッシャーなどの主要なコンテンツ出版会社から用意され、5分から15分程度の体験時間となると予想しています。

StarbreezeのCEO、Bo Andersson Klint氏はStarVRが5年後の家庭用VRとなるように期待を込めて今の努力と投資を正当化したいと考えているとのこと。

映画館での映像体験を高品質なものにしてきたIMAX、どのようなVR体験が生まれるのか楽しみです。

(参考)
IMAX Investing $50 Million in ‘a new level of premium, high-quality VR content’ – (英語)
http://www.roadtovr.com/imax-investing-50-million-create-new-level-premium-high-quality-vr-content/

※Mogura VRはRoad to VRとパートナーシップを結んでいます。

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