ベース・マガジン編集長に聞く“ベースあるある”

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ベース・マガジン編集長に聞く“ベースあるある”
J-WAVEで放送中の番組「GOLD RUSH」(ナビゲーター:渡部建)のワンコーナー、旬なトピックスを専門家が解説する「CURIOUSCOPE」。 11月11日(金)のオンエアでは、この日が“ベースの日”ということで『ベース・マガジン』編集長の近藤隆久さんをゲストに招き、お話を伺いました。

“ベースの日”はJ-WAVEの番組「BEHIND THE MELODY〜FM KAMEDA」のナビゲーターである亀田誠治が番組内で提案したことから始まり、2014年、日本記念日協会に登録されました。“地味な楽器”と思われがちなベースを盛り上げるイベントが行われたり、雑誌で特集が組まれたりしています。

渡部から「ベースの魅力」を尋ねられ「例えばバンドを組んだとき、ボーカリストとはメロディの話ができるんです。ドラマーとは『ここでこういうビートを刻む』とかリズムの話ができるんですね。で、ギタリストとかキーボードとは、コードの話ができるんです」と、ベーシストはどのパートとも音楽の話ができることを挙げた近藤さん。

「これって結構すごいことで。コードの話になったときにドラマーはポカーンですよね。逆に言うと、リズムの話になるとボーカリストはポカーンとなっちゃいますよね。全員の真ん中に立てる立場なんです」と話してくれました。

近藤さんの考えでは、鼻歌など簡単なメロディにでも、ベースで低音の軸を加えることにより、もとの音が高いところにいるのか低いとところにいるかを教えてあげることができ、リズムを刻むことによりグルーヴを作り出せるそう。そのため「音楽が立体的になる」のだとか。ライブでも低音が無いと体に響かないため、ベースが無くなると誰も踊らなくなってしまうそうです。

そんな近藤さんに“ベースあるある”を聞いてみたところ

・普段意識されないのに一音間違えると目立つ
・車で音楽を聴くとエンジン音にかき消される
・PCで音楽を再生すると聞こえない
・「ベース飲み会」があり、ベーシスト同士はすぐ仲良くなれる
・温厚でコミュニケーション上手な人が多いが、どこかで「目立ちたい」と思っている

…などを挙げてくれました(笑)。

バンド内で地味なパートの割に楽器が重かったり、演奏していて聴こえなかったら「音量上げろ」と言われ、大きくすると「大きい」と言われる…など、不遇なことが多いというベーシスト。毎年11月11日は音楽を聴いたとき、ベース音に耳を澄ましてみるのもいいかもしれませんね♪

※PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。

【番組情報】
番組名:「GOLD RUSH」
放送日時:毎週金曜 16時30分―20時
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/goldrush/

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