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足の裏のイボは病気のサインかも… 治療方法と注意が必要な3つの病気

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足の裏は、靴下を履いていることも多く衛生状態が悪化しやすい身体の部分であると言えます。

更に自然には状態を確認しにくく、何か違和感を感じたりイボや皮膚の異常等がないとあまり気に止めない部分でもありますよね。

そんなケアの行き届きにくい足の裏に起こる病気や症状、特に気をつけたいものについて詳しく解説します。

要チェック項目

□イボと魚の目が違うものって知ってた?

□イボができないようにする簡単足の裏セルフケア

□イボ治療の基本である液体窒素の痛みは?

足の裏にイボができる原因は?

イボは専門的には「尋常性疣贅(じんじょうせいゆうぜい)」と呼びます。手足に好発しやすく、触るとザラザラとしており、皮膚の一部が固くなり盛り上がった状態になります。

小さい子どもに特に多く見られますが、老若男女問わず発生します。

イボができる原因は通常、小さな傷口などから「ヒト乳頭腫ウイルス」が侵入し感染することでイボが形成されます。

イボは足の裏の場合には圧迫痛を伴うことがありますが、基本的には痛みがなく気付かないうちに皮膚の表層からどんどん奥へと入り込んでしまい治療が長引く特徴があります。

足の裏のイボと魚の目の見分け方は?

足の裏にイボができていると「魚の目」だと思ってしまう人がいるかもしれませんが、実はイボと魚の目には明確な違いがある別物なのです。イボはウイルスによって皮膚症状が起こります。

魚の目は靴ずれなど圧迫刺激を頻繁に受けることによって、皮膚の角質層が固くなってしまった状態です。

その固くなった角質層に白い芯があり魚の目の様に見え、角質から表皮、その更に奥の真皮へと深くくさびの様に入り込んでいくと激しい痛みを感じます。

魚の目はうつると言われることがありますが、ウイルスが原因ではないので魚の目が感染することはありません。

同じように混同されやすいものとして「タコ」もありますが、タコも魚の目の様に指の間などに繰り返して刺激を受けることが原因になります。こちらも皮膚の硬化がありますが感染することはありません。

家でも出来る足の裏のセルフケア法が知りたい!

イボの予防もしっかりとしていきたいものですが、衛生環境を保ちにくい足の裏のケアの方法って気になりますよね?

家でもできる簡単なセルフケア法を知って、足の裏を清潔にしながらイボ予防をしていきましょう。セルフケア法ではありますが、子どもにしてあげることでイボになるのを予防することができます。

足の裏の簡単セルフケア

□靴を履く前に足を洗い、消毒をする

□洗面器にぬるめのお湯をはり30ml程度のお酢を入れ、足を5分程度つけ殺菌をする

□靴下は5本指ソックスを履き、ムレた時に履き替えるスペアを携帯する

□お風呂で角質を落とすファイルなどを用いて角質ケアをする

□規則正しい生活習慣を心がける

注意が必要な足の裏のイボ

尋常性疣贅

通常のイボではありますが、ウイルス性のものである為に患部が拡がってしまったり、他者に感染したりするケースがあり注意が必要です。

イボは専門的な治療が必要であり、むやみにいじったり削ろうとしてしまうと症状が悪化してしまう場合や、付近の血管まで傷つけてしまい出血をするケースもあります。

イボを見つけたらできるだけ早い内に、あまり患部には触れないようにしながら受診をするようにしましょう。

水イボ

水イボはイボとは違い皮膚が固くなるのではなく、水疱ができてしまう感染症の一つです。水疱の中にはウイルスが繁殖しており、破れた水疱から出た液体に触れると感染してしまうので、タオルや寝具などから感染することもあり注意が必要です。

皮膚がん

イボとは見た目も異なるのですが、足の裏にも皮膚がんの一種である「悪性黒色腫(あくせいこくしょくしゅ):メラノーマ」ができる可能性があります。

ほくろの様な黒色か青色など歪な変色が見られ、その大きさが6mmを超えたり、境界があいまいで時間の経過によって範囲が広がったりするようであればメラノーマの疑いがあるのですぐに検査を受けるようにしましょう。

足の裏のイボ治療法は?

足の裏に出来てしまったイボの治療は「液体窒素療法」を基本として「DNCB」や細かく分けると更に多くの種類の治療法があります。

液体窒素療法

窒素は-196℃で液化します。治療では液体窒素を綿棒に浸み込ませて患部を焼いていきます。近年では、綿棒よりもより細かい部位に液体窒素を当てることができるスプレー式の治療法も広がっています。

焼けた患部は水ぶくれとなり、かさぶたに変わり、かさぶたが取れることでイボになっていた感染部位も一緒に取り除かれることになります。

感染の範囲や症状の深度、個人差なども大きく影響しますが、イボが完全に取り除かれるまで液体窒素療法を繰り返していくことになります。

液体窒素療法は保険適用なので患者は3割負担となります。気になる痛みですが、水ぶくれを起こすほどの火傷を起こすので治療中には激しい痛みがあり、子どもの場合には患部を押さえつける場合もあります。

治療後数日も痛みが出ることがあるので、立ち仕事や移動の多い仕事の場合には治療をするタイミングを見計らう必要があるでしょう。

DNCB

液体窒素療法で治療が困難な場合に用いられる治療法で、DNCB(ジニトロクロロベンゼン)という薬をイボに塗り、かぶれを起こしてイボを取り除きます。

塗布後には痒みや患部がジュクジュクになったりすることもありますが、2ヶ月ほど治療を続けることで回復が見込まれます。

自己判断は悪化を招くので治療は専門家に!

魚の目やタコのようにホームケアで対処ができるものとは違い、イボは感染したり深く根付くことで様々な影響が出てしまう病気です。

市販薬なども見られますが、早く完治するには自己判断で感染を拡大させてしまったり、患部や付近の細胞を傷つけてしまったりする前に専門的な治療を受けることが大切です。

たかだか足の裏のイボなどと軽視せずに、日頃から足の裏の衛生にも留意しながら、イボができてしまった時にはなるべく早くに皮膚科で相談をするようにしましょう。

(監修:Doctors Me 医師)

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