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【TSスマホカメラ部 ⑫】iPhoneでスーパームーンは撮れるのか!? 試してみたら、月のウサギも撮れた!

ここ10年くらいで、日蝕や月蝕、流星群などの天文鑑賞イベントってかなり一般化しましたよね。そして11月14日は、68年ぶりに月が地球に超接近するという”エクストラ・スーパームーン”。2015年の”スーパームーン”より、さらに365kmほど近づくそうで、それはもう、エクストラなことになりそうです。

「スーパームーン」というのは、地球の周りを楕円軌道で回っている月が、1年でいちばん近づくときの満月のこと。次に同じくらい近くで見られるのは、18年後の2034年11月だそうです。

となれば空も見上げたくなりますし、かっこいい写真を撮ってシェアしたくもなるってもんです。・・・・・・というわけで、SNSでできるだけ多くのシェアを獲得すべく、スマホカメラの撮影テクニックを探求するTSスマホカメラ部。満月の撮影に挑戦してきました。

スマホカメラで月の陰影を撮るには、なにが必要か?

天文的な一大イベントであることには間違いありませんが、スマホカメラ部としての問題は、はたして「スマホカメラで天体写真が撮れるのか?」ということ。14日のエクストラ・スーパームーンではないですが、試しにiPhone SEの標準カメラで、デジタルズームを最大にして、10月某日の月を撮影したらこんな感じになりました。

ちっさ! 月と言われれば、月に見えなくもない白い丸。一応これでも、三脚を使ったうえ、ブレないようにタイマー&連写機能を使って撮影しています

月の撮り方について解説しているサイトをいくつか読んでみましたが、絞りがどうとかF値がどうとかいう以前に、もうちょっとズームできなければ話になりません。スマホで月を撮るために重要なのは、次の3点。

■望遠レンズ

月の陰影をくっきりと写すには、30倍以上のズーム機能は欲しいところ。倍率は高ければ高いほどよし。端的にいえば、レンズがすべてです。スマホの場合はレンズに重ねて使う外付けレンズを使うしかないので、高倍率の望遠鏡を持っている方は、接眼レンズにスマホのレンズをくっつけて撮影するのもいいかもしれません。動かないようガッチガチに固定するか、うまく撮れるまで何百枚も撮り続ける必要はありますが・・・・・・。

■三脚やリモートシャッター

夜に撮影するうえに望遠レンズを使うので、カメラを揺らさない三脚は必須です。そこそこの重量があって頑丈なものを使うのが望ましいですが、Bluetoothなどで接続するスマホ用のリモートシャッターや、タイマー撮影機能を使うことで撮影時にブレない工夫はできます。一眼レフカメラ用の三脚を持っている方は、スマホ用のアジャスターを購入すれば事足りるでしょう。

■明るさの調整

月の表面を上手に撮るには、絞りやシャッタースピードをマニュアルで調整できるアプリを使う手もあります。ただ、マニュアル撮影はそれなりの知識を必要とするので、筆者のような素人が月を単体で撮るなら、標準カメラのAE/AFロック機能を利用しましょう。

画面の暗いところに明るさ(露出)が合うと、左のように写したい部分が明るくなりすぎて白トビしてしまう。iPhoneなら、写したい部分を画面長押しすることで明るさとピントが最適化(AE/AFロック)されて、右のような写真が撮れる。月を撮る場合もAE/AFロックがポイントになる

スマホ撮影用の天体望遠鏡を試してみた

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