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キャディバッグも余裕で積める背の高さが自慢!【ウェイク編・東京スマート軽ライフ】

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自動車ライター、塩見智さんが軽自動車に約1ヵ月間乗り、東京での軽ライフをリポートする「東京スマート軽ライフ」。高級車が溢れる東京での軽ライフを赤裸々につづっていく。今回はウェイク編の第1回。

▲ウェイクでゴルフ場に向かった際の1枚。緑色が周りの風景とマッチしている

ゴルフに行くには最適!?

高い。背が高い。全高1835mm。軽自動車に限らず、こんなに背が高い車があっただろうかと思って調べてみたら、それはさすがにあった。トヨタ アルファード/ヴェルファイアは1900mmを超えている。けれど、そのひとつ下のクラスのミニバン、ノア/ヴォクシーは1825mm(グレードによってはより高い場合もあるが)とウェイクよりも低い。たった10mmと思うかもしれないが、ウェイクはノア/ヴォクシーよりも全長が短く全幅が狭いので、印象としてはすごく高く見えるというわけだ。真横から見ると、タイヤが下の方にちょこんと付いているように見えるが、タイヤサイズが小さいわけではない。ボディの天地がとにかく分厚いのだ。

▲真横から見るととにかく背が高い。あまりに全高があるのでタイヤが小さく見える

フレッシュグリーンメタリックという名の、アマガエルのようなボディカラーは四角四面なこの車に不思議とよく似合う。ゴルフ場の取り付け道に置いてみるとまるで保護色だ。ゴルフといえば、この車で必ずゴルフへ行くと決めていた。なぜなら、ウェイクは軽自動車で唯一リアシートを倒さずともキャディバッグを積むことができる軽自動車だからだ。通常、軽自動車のラゲージスペースは左右幅、奥行きともに限られるため、リアシートを倒さずにキャディバッグを積むことはできない。それがウェイクならできるのだ。

ウェイクのラゲージスペースのフロアボードをめくると、その下に容量約90Lのアンダートランクが出現する。まるで盛り土されなかった豊洲市場の地下空間のようだ。深さは320mm。ここを活用し、キャディバッグを立てかけるように置くと2個、コンパクトなバッグなら3個積載することができる。ただし4WDを選ぶと容量約29L、深さ115mmとなるので、キャディバッグ立てかけは難しい。ちなみに、このアンダートランクやフロアボードにはあえてカーペットが敷かれておらず樹脂のままとすることで、濡れた物や汚れた物を気兼ねなく置くことができるようになっている。

実際にキャディバッグ1個を積んでゴルフ場まで往復してみたが、寝かせて積んだ場合に比べ、積み下ろしはしやすかった。半面、立てかけているだけで固定しているわけではないため、走行中にバッグが揺れ、クラブとクラブが当たる音がガチャガチャとうるさいことがあった。キャディバッグを固定するため、カーテンを固定するようなベルトをオプションで設定してもらえないだろうか。

▲アンダートランクを使えばキャディバッグが余裕で入る。1個だけ載せて走ると安定性が悪いので、何か固定できるものがあるといい

何を積むか考えるだけでも楽しい

ウェイクはタントより85mmも車高が高いのだが、ここまで背高だと横転が怖い。しかし、実はウェイクの重心の位置はタントよりも10mmしか高くない。ボディ上部にできるだけ樹脂製パーツを用いるなどして、重心を下げ、横転しにくくしているのだ。加えて、フロントにスタビライザー(左右のサスペンションをつなぐ金属パーツ)を備えてコーナーでの車体の傾きを抑制するなど、足回りやステアリング機構に様々な横転対策が盛り込まれている。その分、軽自動車の中では乗り心地が硬い。それでも登場当初の個体よりは多少ソフトになっているような気がした。

結局、ウェイク使用中、キャディバッグ以上の荷物を積むことはなかったが、不思議なことに、この空間を何で埋めようかと考えるだけで少しアウトドアを楽しんだような気になれた。この車なら大人4人が乗車したうえで、相当量の荷物を積むことができる。これは今までの軽自動車にはできなかったことだ。だが、ウェイクは“上へ行く”ことでスペースを稼いだ。乗員の頭上空間はそのままではデッドスペースとなってしまうが、釣り竿を積んだり、天地がかさばる自転車を積んだりと工夫次第で生きてくるはずだ。コンパクトネスとユーティリティを両立したい人にはうってつけ。気に入った。

▲ゴルフ場など自然豊かなところへ行くと、このアマガエルのような緑色が保護色のよう

次回はウェイクの走行性能や周囲からの見られ方などについて報告したい。

【筆者プロフィール】

1972年、岡山県生まれ。自動車雑誌編集部を経て、フリーランスの自動車ライターへ。軽自動車好き。SUV好き。「カーセンサーnet」をはじめ、「GQ Japan」「GOETHE」「webCG」「carview!」「ゴルフダイジェストオンライン」などにて執筆中。

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photo/篠原晃一、塩見智

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