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《溶連菌感染症2016》最新流行状況まとめ (症状・潜伏期間・治療法など)

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2016年10月末、溶連菌感染症の本格的な流行が報告されました。

冬の時期は感染のピークを迎えますが、特に子供に多く感染が見られるため、保育園・幼稚園・学校などでは特に警戒が必要です。

今回は、2016年度における溶連菌感染症の最新の感染流行エリア状況や、気になる症状などを医師に解説していただきました。

溶連菌感染症とは

溶連菌感染症とは、溶連菌が原因となり急性咽頭炎や扁桃炎を起こす感染症のことです。世間一般ではこの名称で呼ばれていますが正式にはA群β溶血性レンサ球菌咽頭炎といいます。

溶連菌感染症の流行エリア・流行時期について

現在の流行エリア

北海道、山形県、鳥取県などで感染が広がっております。

(※ 2016年10月末時点)

流行時期

・冬

・春~夏

上記、2つの時期に感染者が増えますので要注意です。

溶連菌感染症の感染経路・潜伏期間

感染経路

飛沫感染と言って、感染者のくしゃみや咳などで飛び散る飛沫を、感染していない人が口などから吸いこむことで感染します。

潜伏期間

潜伏期間は2~5日が一般的です。

溶連菌感染症の症状

発熱

突然の発熱によって発症します。38度以上となることが多いですがない場合もあります。

咽頭痛

喉の奥が発赤し、浮腫上に腫れ、強い痛みも感じます。

倦怠感

高熱と共に全身がだるく感じます。

イチゴ舌

舌にイチゴのような赤いブツブツがみられる場合があります。

口蓋垂の点状出血

一般にのどちんこと呼ばれるあたりに点状の赤い斑点が見られることがあり、溶連菌感染症の特徴です。

子供と大人での症状の違いは?

大人の場合、症状が軽度であることがありますが、出る症状は基本的に大人も子供も同じです。

溶連菌感染症の検査方法

まずはA群溶血性連鎖球菌を検出する迅速診断キットが用いられますが、そのとき採取できる菌量によって偽陰性(感染していても感染していないという結果がでること)となる可能性もあるので、血液検査で抗体価を見たり、咽頭培養を行ったりします。

溶連菌感染症の治療について

治療期間

10日間~2週間前後かかります。

治療内容

第一選択薬はペニシリン系抗菌薬となりますが、ペニシリンアレルギーがある場合にはエリスロマイシンや第一世代セフェムが使われます。

完治はいつ頃?

治療を開始すれば症状は落ち着きますが、その後の合併症が無いかなどを判断する時間まであわせれば3~4週間はかかります。

溶連菌感染症になった際の登園や登校について


全身の症状が落ち着き、また抗生物質を服用してから1日以上経過すれば一般的には登校可能です。

溶連菌感染症の注意点

家族内感染

家族全員が感染する可能性があり注意が必要です。中でも子供がかかりやすいので、兄弟がいらっしゃる場合は特に注意してください。

合併症

・急性糸球体腎炎

・リウマチ熱

・敗血症

・髄膜炎

・肺炎

最後に医師から一言

溶連菌感染症はしっかりと治療すれば怖くない疾患です。しかし抗生物質を決められた分量服用しなかった場合などは合併症併発の恐れがあり、後遺症を残すものもあるので治療はしっかりと行ってください。

(監修:Doctors Me 医師)

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