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ブーム再燃の「写ルンです」 使いこなすポイントは?

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発売から今年で30周年を迎えた、使い切りカメラの代名詞「写ルンです」。デジタルカメラやスマートフォンの普及で存在感が薄れてしまっていたが、その独特のレトロ感が若い世代を中心に注目を再び集めているという。芸術の秋ともいうし、ここはひとつ「写ルンです」を上手に使いこなしてみたい! そこで、「写ルンです」を使用した作品も制作している写真家のこばやしかをるさんに撮影を楽しむポイントを聞いた。

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「“写ルンです”がデジカメやスマホとは違うのは、フィルム写真独特のザラッとした仕上がり。そして、独自のプラスチックレンズによって、写真の四隅が暗くなるなど予測不能な特殊効果が出現します。それらを醍醐味として味わえる人なら、“写ルンです”を楽しめると思いますよ」(こばやしさん、以下同)

デジカメのようにきっちり画面で見たままの光景を撮りたい!という人にはおすすめできないが、現像できるまで“待つ”楽しみが味わえるのも、「写ルンです」ならではの魅力といえそうだ。うまく撮影するための5つのテクニックも教えてもらった。

(1)人と話しているぐらいの距離がベスト

「本来はスナップ写真用のカメラなので、人やものを撮る時には約1~3mの距離がベスト。ちょうど誰かと向かい合って話しているぐらいの距離です。それより遠くの風景を撮る時は、フラッシュが必要ないほど晴れた日なら綺麗に写ります」

(2)撮る時は両手を添える

「デジカメやスマホでは当たり前の手振れ補正機能はついていません。なので同じような感覚で撮っていると、できあがりを見てがっかりしてしまいます。立ち上げ時間がない分、機動性に優れたカメラなので、写真におさえたい瞬間が訪れたら、あわてず落ち着いて、両手を添えてシャッターを切ることが大切です」

(3)晴天の屋外以外はフラッシュを

「室内、夜間、曇り、日陰、逆光のシチュエーションでは必ずフラッシュをたくこと。スマホやデジカメを使っていると、特に室内で撮る時のフラッシュは忘れがちです。たとえ電気がついていて、明るい状況でもフラッシュをたくことです」

(4)旅行にはISO1600がおすすめ

「ISO感度(光の量を感知する機能)は400と1600の2種類が販売されていて、この感度が高くなるほど暗い場面でも撮影しやすいです。夏の日差しの下やスキー場、日中のみの使用なら400で十分。昼夜問わず色々なシチュエーションで撮りたいなら1600がおすすめです。さらにウォータープルーフバージョン(ISO800)もあるので、海などに持っていけば水辺での撮影もできます」

(5)撮影後は紙にもこだわって

「現像に出す時、写真屋さんによっては一般的な光沢紙以外にマットペーパーなどが選択可能。紙質が違うと写真の雰囲気が違って見えるので、ぜひプリントの面白さも味わってほしいです。また、写真データをまとめたCD-ROMも現像と同時に注文ができるので、家庭のインクジェットプリンタで出力してみてもいい風合いが出ますよ」

こばやしさん曰く、「写ルンです」は「コミュニケーションカメラ」。おもちゃのように可愛らしい見た目は、被写体を緊張させないので自然な姿を撮るに最適なのだそう。「ファインダーを覗かないままカメラを向けて、話をしながらシャッターを押すと、より一層自然な雰囲気になります」と裏技を教えてくれた。これからの行楽シーズン、「写ルンです」を使いこなして一味違った思い出を残してみては。

(山口優希/ユーフォリアファクトリー)

(R25編集部)

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※コラムの内容は、R25から一部抜粋したものです
※一部のコラムを除き、R25では図・表・写真付きのコラムを掲載しております

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