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知らなかった! 「能」は自由に楽しめる伝統芸能?

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J-WAVEで放送中の番組「UR LIFESTYLE COLLEGE」(ナビゲーター:DJ TARO・吉岡里帆)。11月6日(日)のオンエアでは、能楽師の塩津圭介さんをお迎えしました。

塩津さんは能楽師の家系に生まれ、3歳で初舞台を踏み、「喜多流能楽師」として活躍されています。“若者の、若者による、若者のための能”「若者能」を企画、出演するなど伝統文化を幅広い世代に広めるために力を注いでいます。

「能」と言うと日本の伝統芸能のひとつですが、塩津さんによると、今から約700年前の室町時代に出来上がった芸能と言われているため、考えようによっては“世界最古の芸能”とも言われているそうです。

そして似ているイメージのある「狂言」と「能」は必ずセットで上演されるそうですが、「感情の部分の担当が違う」そう。どういうことかと言うと、“喜怒哀楽”の“喜び”“楽しみ”の部分は主に狂言が表現するため狂言の中には笑いがあり、どちらかというとわかりやすい。一方の能は「もう一歩、心の深い所にある“怒り”とか“悲しみ”というものが段々晴れていく話とか、よりそれが曇っていく話とか、もうちょっと深いんですね」と塩津さん。「例えがあんまりよくないかもしれないけれど、(新聞で言うと)真面目な記事が能で、4コマ漫画が狂言のような立ち位置で、両方が両方を引き立て合う形で昔からずっと一緒に行われてきたのです」と、例えも交えて説明してくれました。

塩津さんによると、能の特異な点として「3人で見たら3人が3人とも解釈が違っていい、というのが能なんです」とのこと。

「現代のエンターテインメントって、3人が見てもひとつの答えになるように作られているので、それができないと現代人はなんとなく違和感を感じてしまって、『隣の人と答えが違うから、私ちゃんと解釈ができていないかも…』となっちゃうのがすごくもったいないんですよね」(塩津さん)

この話を聞き吉岡も、「それ、淋しいですね…楽しみ方が減っちゃう感じで」と感慨深げにコメントしていました。

ということで、塩津さんは能の新しい見せ方やアプローチを考え、企画しているそう。「能は難しいものだと思われていて、確かに難しいんですが、そこへのアプローチをおもしろおかしくしてあげたい」という思いから、冒頭で紹介した「若者能」という催しを12年前から始め、業界と戦いながら(笑)、様々な企画を行なっているそうです。

「若者能」で検索すると公式サイトに到達できるとのことなので、気になった方はサイトを見ることから能に触れてみてはいかがでしょうか。

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【番組情報】
番組名:「UR LIFESTYLE COLLEGE」
放送日時:毎週日曜 18時−18時54分
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/lscollege/

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